2007年02月10日
2007.02.10のシャッフルチューン

・The View/Wasted Little DJ's
ピートドハーティーに見出され今やメディアも大注目という18歳の少年達。気が付けばデビューアルバムが全英1位だそうです。
年間100万回ぐらい目にするんじゃないかという「ポスト〜」なんて表現はさておいて、KillersやCYHSYの成功を考えるとアメリカでは案外リバティーンズより売れてしまったりするのかもしれない。
決して若者達のカリスマにはならないんだろうけど、良くも悪くもクセの無いこういうポップさを求めているロックファンは多いと思う。
2006年11月18日
2006.11.18のシャッフルチューン

・The Killers/Mr. Brightside iTunes
踊り出したくなるようなダンスチューンや泣かせる切ないバラード、軽やかなポップソングに血のたぎるロックンロール。名曲と一口に言っても当然その曲調やスタイルは本当に様々だし、それをわざわざカテゴライズしてしまうほど愚かなことはない。
しかし敢えてそんなカテゴリーを作ってしまうとして、「キラキラしたポップソング」セグメントにおいては大げさに言うなら10年に一曲と言ってもいいぐらいの作品だ、とまで思った1st(というかこの曲)から、先日発売の2ndではすっかりU2ナイズされた普通のアメリカンバンドになってしまってちょっとがっかり。過剰演出気味のダサいPVなんかも味があって良かったのに。世の中無理に着飾ったり背伸びをしてるぐらいのほうが輝ける人もいるもんです。
2006年10月28日
2006.10.28のシャッフルチューン

・Bring It On Back/Jet
日本を含むアジアやオセアニア、もしくは南米や中東・アフリカといった地域でどれだけ素晴らしいポップミュージックが生まれ育ったとしても、アメリカやイギリス発の音楽と比べると悲しいかなその伝播力において大きなビハインドを背負っているということは疑いようのない事実であり、余程世俗から解脱した仙人のようなミュージシャンでもない限り世界中の音楽はある意味英米の音楽文化の奴隷であるとも言えるのかもしれない。
ただまさにその英米2国においては、過去自らが生み出してきた多くのスタンダードに対し大きな敬意を払うと同時にそのままそれがとてつもなく重い呪縛として意識されており、特に若いアーティスト達はそこから逃れようと様々なアプローチによってほんの少しでもオリジナルであることに自分達の存在意義を求めているように思う。
しかしその発信源から遠く離れたポップミュージック辺境国においては遠くの国の過去のマスターピースとは単純に憧れるべき対象であるため、リミッターが働かないままに優れた作曲法やアレンジを無邪気にトレースした、「まんまじゃん」という音楽が生まれやすい傾向があるようだ。
このオーストラリアはメルボルン出身のJetというバンドもまさにそんなミュージシャンであり、今月発売の2ndアルバムにしてもアレっぽい曲やソレっぽい曲が満載でちょっと微笑ましいぐらいなのだが、それを抜きにしてもなかなかによくできたアルバムだと思う。Vinesぐらい売れるかも。
2006年09月24日
2006.09.24のシャッフルチューン

・Wall/ROSSO iTunes
最初のバンドのメジャーデビューから考えても既に10年。その間オリジナルアルバムにして8枚+3枚+1枚+来月発売の新バンドのアルバムと、これでもう既に13枚を世に残したことになる。これだけの数の作品をリリースしながら未だに全くもって現役感を失わないこの男、チバユウスケというアーティストの懐の深さと創作意欲には本当に驚かされる。
以前音楽雑誌のインタビューで「寝てる間も頭の中でずっと音楽が鳴っている」ようなことを言っていたが、この人に関しては大げさじゃなくてホントにそうなんだろう。
2006年09月16日
2006.09.16のシャッフルチューン

・Songbird/Oasis
Rock n Roll Star
Some Might Say
Talk Tonight
Lyla
The Importance of Being Idle
Wonderwall
Slide Away
Cigarettes & Alcohol
The Masterplan
Live Forever
Acquiesce
Supersonic
Half The World Away
Go Let It out
Songbird
Morning Glory
Champagne Supernova
Don't Look Back In Anger
ベスト盤収録曲だそうです。 「Be Here Now」からの収録がゼロなのが少し気になる。それに実際どうだかはわからないが、メンバー自身による選曲という話が本当ならノエルはリアムの「Songbird」をベスト18に入る曲だと認めたということなんだろうか。大してギターも弾けないボーカリストがたった2つのコードで作り上げたこのジョンレノンオリエンテッドな若々しい歌は、完成度ではなくそのポテンシャルにおいてのみ確かにノエルのオアシスクラシックに引けをとらない程素晴らしい楽曲ではある。ただちょっとここに並べられるのは荷が重いかな。
2006年09月10日
2006.09.10のシャッフルチューン

・Last Song/風味堂 iTunes
例えばミスチルのように現代の様々なロックを咀嚼したセンスの良いポップソングではなく、言うなれば全盛期のサザンのような、90年代初頭までは確かに存在した、歌謡曲の毒性と有効性の両方のエッセンスを持ち合わせたある意味「クサい」ポップソングが近頃は全く聴こえてこなくなっていた気がする。
そんなところにふと耳にしたこのピアノ/ベース/ドラムのギターレスバンド、風味堂。彼らは決してそのパート構成から想像される日本版BF5やKeaneではない。音の端々に現代のミュージシャンらしいセンスは感じられるものの、なんだかCDが最も売れていたJ-POP全盛のあの時代の匂いを強烈にさせるバンドだ。いやいい曲ですよ、これ。たまにはこういう音楽を聴いてみるのも悪くない。
2006年09月05日
2006.09.05のシャッフルチューン

・L.S.F./Kasabian
最近で言えばSoft、ちょっと前だとThe Musicとか。デビューの頃はKulaShakerなんかもそんなふうに括られてた気がするし、そうそう懐かしのBluetones一枚目なんか当時はあまりにも直系というかモロな感じで恥ずかしいぐらいだったような。
本人達はそんなふうに言われていい迷惑かもしれないが、かつてローゼズチルドレンと言われたバンドが数え切れないほど存在して、彼らはその血脈を受け継ぎ、そして夫々が夫々のアプローチでもってオリジナルを超えようとしていた(ように僕には聴こえた)。
しかしここ数年で言うならこの曲ぐらいそのDNAを強く感じさせる音楽は他に無いだろう。現代に「FoolsGold」を蘇らせられるバンドがいるとしたらそれは彼らなのかもしれない、とか過剰な期待をしてみたりして。
そんなKasabianの待望の2枚目は明日発売です。
2006年08月20日
2006.08.20のシャッフルPodcast

・キャラメル on the beach/スピードワゴン iTunes
今回はちょっと音楽以外の話で。
9/1より電通とCCIによりPodcastingのコンテンツ向け音声広告の提供が開始されるらしい。現在その大半のコンテンツが無料で提供されている中、既存のユーザーにとってはそこに広告が入ってくることは一見不愉快なことに思えるかもしれない。しかし本来支払うべきコストをユーザが負担せず、提供者側がそれを負担するなどという構図がいつまでも続くわけは無く、将来的なビジネスチャンスを逃すリスクを避けるためだけに受身で提供される非採算サービスなど、その可能性/将来性に少しでも陰りが出た瞬間にあっさり見切られてしまう程度のものだろう。そもそも無料と思いがちなコンテンツ(ネットに限らず様々なメディアにおいて)にはほぼ全て商業広告が存在しており、我々はそれを受けとるという形で間接的なコストを支払っている。
このビジネスモデル化により既存の提供者は安心してサービスを継続するだろうし、また新たな商機を求めて新規参入も増えるに違いない。今回のことはむしろ大いに歓迎すべきであると思う。あとはGoogleAdsenseにより個人レベルの小規模サイトが広告収入の恩恵に預かれるようになったような、プライベートなPodcastに対する広告提供の開始を期待したいところ。
で、最後に少しだけ本題ですが、Podcastで聞けるネットラジオ「JUNK/JUNK2」の主な出演者のうち、テレビで見てたときより面白いといい意味で期待を裏切ってくれたNo.1がスピードワゴン。逆のがっかりNo.1は雨上がり決死隊でした。
2006年08月04日
2006.08.04のシャッフルチューン

・Nausea/Beck
2003年4月にiTunes Music Storeが開始されて以来、世界中では既に今年2月に10億曲ダウンロードを突破しているそうだが、日本におけるiTMSもめでたく1周年を迎えるにあたり現在ちょっとした無料DLキャンペーン中。
そんなAppleの素敵なギフトから、昨年のリリースに続きなんと今秋にもニューアルバムを発表する予定というベックの新曲ミュージックビデオ。めちゃくちゃカッコいいです。こんなのタダで貰っちゃっていいのかな?太っ腹なスティーブ・ジョブスに感謝。
2006年08月03日
2006.08.03のシャッフルチューン

・タリホー/ザ・クロマニヨンズ
さすがに「ウソだろ」と思った。3度目のヒロトとマーシーのバンド結成が本当に実現するなんて。。ニュースとかで言われている矢沢永吉との対談が本当にきっかけ?なわけはないか。
一体何がどうなったのか非常に気になるところではありますが、とにかくなんだか一気に暑い夏がやってきたような気分。
そんな今年最大のニューカマーのデビューライブ@吹田万博記念公園は既にYouTubeで見られるようです。
2006年07月07日
2006.07.07のシャッフルチューン

・The Eraser/Thom Yorke
トム・ヨークの声がこんなにも近くて、しかもこんなにも体温が感じられるメロディを歌っている。。ちょっと泣きそうだ。
期待されるアーティストというのはそういうものなのかもしれないが、世界がRadioheadに求めているものがあって、望むと望まざるに関わらず彼らの音楽はそういう方向に引っ張られてしまっているんだろうと思う。ここ数作のRadioheadのアルバムにはそんな「世界」を納得させるための、アートとして聴き手の知性を満足させる要素は大いにあったのかもしれないが、その分かつてのように感情を揺さぶられるような音楽ではなくなっていた気がする。
そりゃバンド名義の作品のほうが完成度は高いし結局このアルバムだって思いっきりエレクトロだけど、こういうダイレクトな「歌」がもはやソロでしかできなくなったのだとしたら、悲しいけどもう終わりにしてもいいんじゃないか、なんて思ってしまった。
2006年06月10日
2006.06.10のシャッフルチューン

・Country Girl/Primal Scream
何これ?迷走と呼ばれた「GIVE OUT BUT〜」以降の10年間、常にロックの最先端兵器としてシーンに核爆弾を落とし続けてきたプライマルがこのタイミングで発するどシンプルなロックンロールアルバムには一体どんな意味があるのか...とか言って、これ聴いてると表現の進化だとか深化だとか、そんなことあーだこーだ語る気が失せてしまった。結局こいつら、ひとのことを驚かせたいだけなのかな。
ともあれこのキャッチーさは確かに「Rocks」以来。まあこの作品がたった一枚限りのボビーギレスビーの気まぐれだとしても、マニがこういう曲でベースを弾いてるのを聴けただけでちょっと嬉しかったり。
2006年05月18日
2006.05.18のシャッフルチューン

・Desecration Smile/Red Hot Chili Peppers
正直レッチリはそこまで好きなバンドじゃ無かった。
いくら彼らが全く新しい音楽を生み出した革命的なミュージシャンだとしても、レッチリ以降発生した数々のミクスチャーロックの礎を作ったという功績や、どれだけ多くのロックファンを虜にしているモンスターバンドであるかという事実を突きつけられても、その肉体派というかどこか体育会系な匂いに知らず知らず抵抗感を感じていたのかもしれない。
ただここ数年の彼らの音楽には、そんな偏狭で村社会的な意識を軽々と飛び越えてくる超高密度なエネルギーと問答無用の説得力がある。これは晩年アウトサイダー達のアイコンから日本におけるオルタナロックのカリスマへと急速に変化を遂げたブランキーにも感じた感覚だが、十分にアウトプットを続けとっくに枯れ果ててしてしまっていてもおかしくない才能がここへきてさらに突き抜けていくというとんでもない瞬間を我々は今目の当たりにしているのだろう。
2006年04月17日
2006.04.17のシャッフルチューン

・Droppin'/Soft
似てる似てるとは聞いてたけど、実際聴いた瞬間は確かにちょっと笑ってしまった。このStoneRosesを激しく想起させるフレーズの数々や過剰にディレイとリバーブのかかった音色は、とても'00年代も後半に差し掛かろうという今この時代のものではない。
しかしちょっと早すぎる気はするものの、こうして90年代初頭の音楽を再生させるという試みがアリになってきてるということ自体、あの頃からもう時計が1周してしまったということの証明なんだろう。。って、なんか最近感傷的になりがちだなあ。
2006年04月12日
2006.04.12のシャッフルチューン

・Upside Down/Jack Johnson iTunes
オサレな音楽である。世にいうサーフミュージックとは今やジャックジョンソンに代表される、春先にオープンカフェで聴こえてきそうなこういう曲のことをいうようになったようだ。まあ高速なBPMで脳幹が麻痺しそうになる「メロディックコア」よりは随分と西海岸の風景がイメージしやすい音楽だとは思うけど。あれ聴いてもスケボーやスノボで自殺行為を繰り返してる若者の世紀末な映像しか浮かばないもんなあ。
やっぱりサーフミュージックといえばあの永遠のエバーグリーンに尽きる。
2006年04月05日
2006.04.05のシャッフルチューン

・Start All Over/Kula Shaker
こちらも 7年振りの再結成、そしてiTunes限定で新曲リリースのクーラシェイカー。90年代末、ブリットポップ落日の時代に差した一筋の光だった彼らの復活には、これまでいくつかの再結成話に冷たいコメントをしてきた僕としてもさすがに世代的にドンピシャすぎて否定的な言葉が出てきません(汗)
あの頃この曲のイントロギターリフを一体何回弾いたことか...
ニューアルバムでの大復活に期待。
2006年04月01日
2006.04.01のシャッフルチューン

・ホーリー&ブライト/ゴダイゴ
7年ぶり再結成のゴダイゴ。解散後20年を経ての2度目の活動再開が単に年金稼ぎのためなのか、それともオヤジたちの青春回帰イベントなのかはわからない。ただこうしてあらためて当時の代表曲を聴いてみると、今なお新鮮に響くポップセンスと高度なアレンジ、そして幅広い音楽性から生まれる楽曲は本当に唯一無二であり、その意味では未だに彼らを超えるバンドって現れていないんじゃないかと思う。
しかしドラマ現代版西遊記、やっぱり話題性やストーリー、出演者、主題歌となにひとつとっても当時のエンタテインメント性に遠く及ばなかったことを多くの人が感じているだろうに、、なんと映画化だそうです。
2006年03月24日
2006.03.24のシャッフルチューン

・Naive/The Kooks iTunes
SummerSonic06、出演アーティストがそろそろ出揃ってきているみたいだけど、このままだと今年は見合わせかな。サマソニって隔年でわりとはっきり好みの分かれるラインナップになってるから予想通りといえば予想通りなんだけど、そそられるのはArcticMonkeys、あとこのKooksぐらいか。
ここ最近のニューカマーの中では比較的しっかりしたポップソングを書くこの若者達、トラヴィスが1stから2ndで化けたような成長をちょっと期待したくなる、そんな良質なメロディーを聴かせてくれるバンドです。
2006年03月13日
2006.03.13のシャッフルチューン

・Wake Up/The Arcade Fire iTunes
非常に幅広い音楽性をもつバンドであり、アルバムの完成度も相当なものであるにもかかわらず、表題曲のインパクトの強さのせいで他の楽曲がすっかり霞んで見えてしまうほどだ。カナダ出身の7人組バンド、彼らはこの1曲だけでアルバム1枚どころか何枚分か、数年間は生きながらえることができるんじゃないだろうか。この曲にはそれだけの価値がある。
近頃これだけ大仰なアレンジを施しておいて、それが決して装飾過多と思えないほどのスケールをもったロックは珍しい。
2006年03月04日
2006.03.04のシャッフルチューン

・Can't Stop/Red Hot Chili Peppers
気がつけばいつのまにか次で10回目のFujiRock、節目の今年はまさにフジの顔:レッチリをヘッドライナーに迎えての開催になるようだ。
フジ...考えてみると社会人になってからアクセスが便利で手軽な都市型フェスにしか行ってない。郊外型フェスはそこまでの距離と時間が長期休暇の取れない会社員にとっての大きな障壁ではあるが、その壁を越えていけたときそれはそのまま現実世界との心理的な炎壁になってそこには完全に開放されたロックと大自然の素晴らしい空間が広がっているじゃないだろうか、、なんて幻想を抱いてみたりする.....病んでるな。

