2010年05月24日

1960年5月24日:チリ地震の津波が日本に到達

今年(2010年)2月27日に発生したチリ地震では、1960年5月23日4時11分(日本時間。現地時間では5月22日15時11分)に発生したチリ地震の悪夢がよみがえった方も多かったのではないでしょうか。

 1960年のチリ地震によって放出されたエネルギーは観測史上最大級のものであり、チリでは首都サンティアゴを始め、全土が壊滅状態になりました。この地震で発生した津波は15分後にチリを襲い、15時間後にハワイ諸島に到達。ハワイのヒロ湾で観測された最大級のもので10メートルを超える津波により、甚大な被害を引き起こしました。

 さらには地震発生後22時間半後の24日未明には日本に到達。三陸海岸を中心に、最大6メートルもの津波が襲い、死者141名の大被害を引き起こし、改めて地震と津波の恐ろしさを再認識させました。

 この地震で遠隔津波に対する認識の甘さを指摘されることになった気象庁は、ハワイの太平洋津波警報センターなどと連携し、国外で発生した地震に対しても津波警報・注意報を出すようになりました。

 2010年2月27日に発生したチリ地震では、1960年のチリ地震の再来を恐れ、28日9時30分ごろから3月1日10時15分まで24時間以上にわたりいずれかの地域で警報か注意報が出されている状態となり、同日に気象庁は津波の予測が過大であったとして謝罪しました。







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