2007年07月30日

第18回(2007年)西日本インド学仏教学会学術大会


2007年7月28日(土),第18回(2007年)西日本インド学仏教学会学術大会が広島大学東広島キャンパスで開催されました.

発表タイトルは以下の通りです.


杉本桂子:プラバーチャンドラによるヴァイシェーシカ学派解脱論批判

片山由美:『法華経』「方便品」における一乗思想と本願――tath\=agatatveの解釈を中心に――

山崎一穂:後期アヴァダーナ文献におけるクナーラ物語について


石村克:クマーリラの真理論における劣悪性の無認識と錯誤性の消滅

松岡寛子:『大乗荘厳経論』「求法品」第十五偈のヴァスバンドゥ釈について

江崎公児:彼等は如何にして仏教徒となったか――ウダヤナの仏教観について――



李宰炯:『〈時間〉詳解』章の研究――VP3.9.1--4を中心に――

源重浩:初期唯識思想は独我論か(序説)――『解深密教』第八章の場合――

永崎研宣:仏教文献デジタル・アーカイブ構築に向けての試み

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広島大学,九州大学のみならず,東北大学,筑波大学,東京学芸大学,京都大学,龍谷大学,種智院大学などから参加者がありました.

場所を移した懇親会では,冒頭の挨拶は桂紹隆先生,乾杯の音頭は沖和史先生により,盛大に行なわれました.

インド学・仏教学の対象領域が多様化し,かつ,それぞれの分野での高度な専門化が進行する中,サンスクリット文献への関心を一つにしながら「印哲」内部での中身のある対話・交流を続けていくことは非常に重要な作業です.

そのような機会を提供する数少ない場所として,今後も西日本インド学仏教学会は機能していくことでしょう.

 
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Sudha Ragunathan: Ramabhakthi Samrajyam



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Sudha Ragunathan: Vandhanamu



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九州大学大学院人文科学府 平成20年度募集要項

http://www.lit.kyushu-u.ac.jp/yoko_i.html


修士課程の募集要項PDF
http://www.lit.kyushu-u.ac.jp/ex_guide-mc.pdf


九州大学大学院人文科学府では、平成20年度の学生募集を行っています。不明な点につきましては下記の連絡先へお問い合わせ下さい。
〒812-8581
福岡市東区箱崎6-19-1 貝塚地区教務課学生第一係
電話 092-642-2355
 
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2007年07月26日

シヴァの精子を飲んだアグニ


あるとき,秘め事の遊びをしようと二人が宝石の家に入ったとき,ヴィシュヌ神が門番としてドアに立ちました.ヴィシュヌ神は,ブラフマー神やインドラ神などが中に入ろうとするのを止めました.「いまはだめだ.二人はお楽しみ中だ」と.

自らの意志で二人が中に留まって,何千年もが過ぎました.ブラフマー神をはじめとする神々は,そのニュースを聞いて目的が成就するのかどうか心配になって,火の神アグニを送り込みました.

鳥穴を通って,オウムの姿をとったアグニが中にはいり,女神と秘め事中のシヴァ神を見ました.オウムの姿をしたアグニが神々に送られてきたのを知って,シヴァ神は怒りに目を赤くして言いました.

「馬鹿なお前は私の邪魔をした.恥知らずのお前は私がこれから言うことを行うがよい.アグニよ,汝は,一切の神々の口に相当する者である.汝に捧げられたものを神々は食べる.全ての神々が享受できるよう,わたしのこの精子を飲むがよい.ほかに選択の道はない」と.

アグニは恐れおののいて「神よ,その精子をどうかお与えください.」アグニは合掌しながらその精子を飲みました.シヴァ神の強力な精子をアグニが飲むと,それは,残らず全ての神々のお腹の中に入りました.アグニはぴくりともせず,三千三百万の神々は動けなくなりました.

神々は賛歌をもってシヴァ神をなだめました.精子を飲んで麻痺状態にあるアグニにシヴァは言いました.

「供物を食べるアグニよ,お前はメール山の頂上に行け.私の強力な精子を吐くがよい.お前がメール山の頂上に吐き出せば,神々は元通りになろう」と.

シヴァ神に命じられたアグニは,メール山に行き,そこにシヴァの恐ろしい精子を吐き出しました.アグニが吐いた精子は,ゆっくりと深い森に落ちていきました.流れ出る黄金のような精子は,深い森の中で,輝く黄金の蓮を持つ湖となりました.

 
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シヴァとパールヴァティーの結婚生活


結婚式が終了すると,ヒマーラヤ山は,喜びの涙で目をぐしゃぐしゃにしながら,シヴァ神とパールヴァティー女神とに頭を下げました.二人は一晩そこですごしました.翌朝,ヒマーラヤ神に挨拶をしてから,マンダラ山に向かいました.

シヴァ神が女神とともに去った後,ヒマーラヤ山は妻のメーナカーとともに,自分の町全体が空虚になったかのように思いました.

それからシヴァ神は妻とともにマンダラ山で,いろいろな場所でいろいろな遊びをしながら楽しく過ごしました.あるときパールヴァティーは,無憂樹を息子代わりにしました.そして,かぐわしい麝香の水をいつもかけていました.

このようにして長いときがすぎたある時,インドラに促されてブリハスパティ仙が頭を下げながらパールヴァティーに言いました.

「女神よ.あなたはシヴァの最愛の人であり,それゆえ,全ての生類の母親です.それゆえ私はあることをあなたに言わねばなりませぬ.お考えください.息子は身体の果実と賞賛されています.息子なしには身体は果実を失ったも同然,生まれてきて何になりましょうか.だからすべての人は息子を常に愛するのです.この慣習を見てください」と.

パールヴァティーは喜んで言いました.「息子がいかに偉大かをあなたに聞かせましょう.砂漠に井戸を作る人は,その滴の一滴一滴により何年も天界に住むことでしょう.

ため池の果報は井戸の十倍.湖の果報はため池の十倍.木の果報は湖の十倍.息子の果報は木の十倍です.」と.

以上のパールヴァティーの返答を聞いて,ブリハスパティは喜んで立ち去っていきました.神々の目的を果たそうとするブリハスパティの言葉を熟考して,パールヴァティーは,息子の誕生を願いました.

シヴァ神は,彼女の手をとって,宝石の家にはいって,さいころ遊びを準備しました.二人が何度もそこで遊んでいるとき,宝石の床に写った影が従者となりました.

このように二人が遊んでいるとき,突然,天空を満たす大きな音がしました.「この音は何かしら」と不思議に思った女神に聞かれて,シヴァ神は,にっこりとして言いました.

「おまえは見たことがないだろう.説明してあげよう.私のお気に入りのこれら軍団は,この山のあちこちに遊んでいる.或る者は私の聖地に参り,或る者は私を崇め,或る者は信仰をもって私を望んだ.そうして私の軍団の一員となったのだ.ブラフマー神やヴィシュヌ神なども,これらの軍団が私のお気に入りであるのを見てから,軍団のリーダー達を崇めた.

これらの軍団は無数にいる.ナンディルドラが頭である.そして彼が汝の息子となるのだ」と.パールヴァティーは驚いて「なんと素晴らしい神の形をナンディルドラはしていることか」と思いました.

 
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シヴァとパールヴァティーの結婚式(概要)


苦行をしているパールヴァティーのもとを七聖仙が訪ね,シヴァ神がパールヴァティーと結婚したがっていると告げました.

たちまちそれまでの苦行の疲れはいえ,パールヴァティーは,長い間の苦行が実ったと思いました.パールヴァティーは両親のもとに戻り,父親であるヒマーラヤ山は,壮大な結婚式の準備に取りかかりました.

季節も体を取ってヒマーラヤ山を助けました.また風は松を使ってはき清めました.森の神々は花飾りを作り,幸運の女神ラクシュミーは如意宝珠を飾りとして,ヒマーラヤ山の家にとどまりました.

蛇,半神族,天の楽人など,全員がヒマーラヤ山の従者となりました.川や海,そして,メール山をはじめとするすべての山が,ヒマーラヤ山を助けました.神々はガンダマーダナ山において装飾を集めるのに熱心でした.ヴィシュヌ神はシヴァ神に仕え,最高の飾りを持ってきました.

ブラフマー神はシヴァ神に話しかけながら,月をシヴァ神の飾り付けました.インドラは,シヴァ神の灰を塗った体の粉を樟脳の粉で二倍にしながら,サンゴで飾り付けました.風は牛を飾り立て,他の神々もシヴァ神の周りを右回りに周ってシヴァ神を崇めました.

戸口にいるシヴァ神の従者ナンディルドラに話しかけながら,ヴィシュヌ神は「私をシヴァ神に引き会わせよ」と何度も何度も言いました.中に入ったヴィシュヌ神は膝を地につけながら,「シヴァ神よ,あなたはなんと美しいことか」と語りかけました.

そして「以前にあなたが願いを叶えることを約束したラティ(シヴァに体を燃やされたカーマ神の妻)がここにいます.カーマを作り出してください」と言いました.シヴァ神は,自らの意志でカーマ神を作り出しました.

それからシヴァ神は牛に乗って,ヒマーラヤ山に向かいました.

従者ナンディルドラは,我先に行こうとする人々に向かって言いました.「石ででこぼこの山々は遠ざかれ.星々は光を柔らかくせよ.海は固くなれ.インドラをはじめとする神々はゆっくりと先頭を行け.風は埃が立たないよう優しくなれ.太陽と月とは,暑すぎず寒すぎないよう,同時に働け.風はパラソルを揺らしながら鈴を鳴らせ.」と.

このようにナンディルドラが言ったので,ブラフマー神やヴィシュヌ神など全員は,秩序正しくヒマーラヤ山に向かいました.その後,シヴァ神がヒマーラヤ山に到着しました.シヴァ神を一目見ようと,ヒマーラヤの町の全員が家々から出て道で待っていました.女性達は邸宅の窓からシヴァ神を見て,パールヴァティーのすさまじい苦行をほめたたえました.


それからシヴァ神は,パールヴァティーを見ようとして,ヴィシュヴァカルマンの作った宝石製のヒマーラヤ山の家に入りました.インドラは何千もの遊園を持ち,黄金の蓮が輝く家を見て,自分が目を持っていることをありがたく思いました.

ヴィシュヌ神は門番として,ひとりずつ中に入れていました.一部の者は,押し合いの中,宝石の腕輪を落としながらも,なんとかヴィシュヌ神に気づかれずに中に入り込みました.

ヒマーラヤ山の願いにより,ブラフマー神が結婚式を執り行いました.ブラフマー神はその四つの顔で,めでたい賛歌を歌いました.シヴァ神がパールヴァティーの手を取って結婚が成立したとき,インドラをはじめとする神々は,「やれやれ,これで悪魔ターラカの恐れも消えた」とお互いにほっとしました.

ヴァルナ神は宝石を持ってきました.火の神アグニはシヴァ神に装飾を与えました.インドラはパラソルを支え,ヴィシュヌ神はシヴァ神に席を勧めました.ナーラダとトゥンブルはふさわしい曲を演奏しました.

 
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2007年07月25日

ティルッカルクンドラム(Tirukkalukundram)の階段途中



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通称Eagle Temple.





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ヴェーダギリーシュヴァラ寺院への階段



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当然ですが,麓の入口で,サンダル・靴は脱がねばなりません.



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ティルッカルクンドラムの寺院



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New Woodlands in Singapore



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マドラスでミールスといえば,ニューウッドランドです.

こちらは,シンガポールの支店.

リトル・インディアにあります.






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2007年07月23日

Orukal Mandapa: A Cave at Tirukkazhukkunram (Tirukkalukkundram)



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パッラヴァ碑文で有名な石窟寺院.

頂上から逆側に降りる道の途中にあります.

門番達と,ヴィシュヌとブラフマー神,天人達の浮き彫りが見られます.

残念ながら,鉄柵があり,内部にはいることはできません.




1700年前後に遡るオランダ人の落書きが柱のあちらこちらに見えます.




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Tirukkazhukkunram


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Tirukkazhukkunram (Tirukkalukkundram)


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Chengalpattuからマハーバリプラムに向かう途中にあります.ちょうど両者の間,いずれからも14kmほどです.

下に見えるのはBhaktavatsaleshvara Templeです.

GingeeのNayakaによるもの.ゴープラムの建造は17c.

Vedagirishvara Templeは,160mの丘の頂上.

400段ほどの階段をのぼっていきます.

頂上の寺院は外からは塗りこめられて余り興味を引かないかに見えますが,中を見ると,それがパッラヴァ朝期に遡る古い寺院であるのが分かります.(つまり,後代の拡張.)

ガルバグリハ内部の壁面のメインはソーマスカンダ.しかも,かなり巨大なソーマスカンダ像です.

その前に巨大なシヴァリンガが鎮座しています.(プージャーは,本尊シヴァリンガに行なわれます.)

その左右の壁面も,同じく,シヴァの浮き彫りがありますが,内部には入れないため,よく見ることはできません.

夕方のプージャーでは,サンスクリット語とタミル語のちゃんぽんで儀礼が行なわれています.

ドラムとベルは電動式で,壁際のスイッチを入れると,自動で音を出します.

ガルバグリハ内部は,異常に暑いため,ファンが回っていますが,それでも,じっとしていると,ぐったりとなります.

外壁の周りにも,それぞれ,シヴァの浮き彫りが見られます.真っ暗なので,そのまま通り過ぎてしまいそうですが.

聖地ベナレスから飛んでくるという二羽のトンビで有名な丘ですが,美術史的にも見逃せません.
 
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役牛


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葬祭


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101歳の大往生とのこと.
 
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インド産マンゴー


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量り売りです.

3個で10ルピー,30円弱.
 
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Me.sa


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Dusi Mamandur


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Hotel Shakthy Ganapathy: Meals 25Rs/ 30Rs AC


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