おいらがゴルフ嫌いな理由は本当はいろいろあるのです。そこはかとなく漂うバブル臭からして違和感を感じますし、下らないドレスコードも、ゴルフ賭博も、いちいち馬鹿高い道具も、おばちゃんに荷物を運ばせるシステムも気持ち悪さを感じます。
昔は「美女プロゴルファー」と持ち上げられるような人がかなりそうでもない感ありありだった(婉曲な表現って難しいですね)のも違和感を感じた原因のひとつかもしれません。最近はたまにかわいらしい人もいるようですがね。
また、うちの近所には高名らしい会員制ゴルフ場があるのですが、子供が野山を駆け巡る、のを邪魔するように高い柵が巡らされていたのが心に残っているのかもしれません。まあもっとも、ゴルフ場がなければその山すら残っていなかったかも知れないので、どっちもどっちかも知れないんですけれどもね。
さて、おいらを決定的にゴルフ嫌いにさせたのが、本多勝一氏の著書でした。学生の頃読んだ時点でもう文庫化されてずいぶん経ったものでしたから、古いものです。本はもう手元にないかもしれません、確か『そして我が祖国・日本』とかだった気がします。ちなみに本多さんの本はさほどたくさんは読んでません。
本多さんはゴルフ場についていくつか指摘していますが、基本的な視点としては地域振興策としてのゴルフ場開発に対する異議です。
その中に、自然環境に重大な影響を与える、というものがあります。
まあ考えるまでもなく、山間部の広大な土地を切り開いて芝を植えるわけで、それ自身非エコロジーではあるわけですが、その上芝を青く維持するために科学肥料や農薬をバリバリ撒くわけです。しかも山間部ですから、その少なくない場所が水源地と隣接しています。ゴルフのために山を切り開くだけではなく、ゴルフのために水質汚染も引き起こしかねないわけです。
とある会社の社長は社員がエレベーターに乗る回数をあげつらって「二酸化炭素排出が云々」と愚弁をたれていたそうですが、そんなにエコロジストなのであれば、まずご自分がゴルフをお止めになったり会社がゴルフに関わるのをお止めになれば、と思います。
ゴルフなんかやる人間がCO2がどうの温暖化がこうの、というのをおいらは全く信用しません。