2010年08月31日

宮藤官九郎『少年メリケンサック』(2009)を支持する

先日、宮崎あおい主演、宮藤官九郎脚本・監督の『少年メリケンサック』(2009.2)を観た。

おっさんパンクバンドと女性マネージャーが主人公のパンク・ロック・コメディーである。

私にとっては、ずっと笑い続けながら観た、とっても楽しい映画であった。
特に、宮崎あおいの彼氏が作って歌う音楽が、非常に軟弱で凡庸で、新規性のない現代の若者たちの音楽を皮肉っていて、痛快だった。

しかしこの映画は、キネ旬をはじめとする昨年の映画賞では無冠で終わっているようである。

脚本の展開の破綻などが低い評価となっているようであるが、ユーモアと皮肉のとっても利いた痛快コメディーであった。

宮崎あおい、佐藤浩市、木村祐一、田口トモロヲなどの出演者も、みな好演、かつ怪演であった。
特に、宮崎あおいは「女優」であることを証明している。

私は、宮藤官九郎『少年メリケンサック』を支持します。