2011年12月07日
グレインテーブルで範囲指定ループ
ReasonのMalstromの話です。
Malstromの波形をループ範囲&再生スピードを任意設定することで、
グレインテーブルを積極利用する方法を考えてみました。
ご存知のようにMalstromのグレインテーブルはインデックスで再生スタート位置、モーションで再生スピードを決める訳ですが、これをモジュレーションを使って曲と同期させる方法は以前こちらの記事で発表させてもらいました。
今回はこの技術を追い込み、よりグラニュラーシンセの旨味を引き出してみようと思います。
通常はこのようにインデックス・フェーダーの位置を起点に波形全体をループ再生しますが、
やはりグラニュラーなら波形の任意の区間を正逆いろいろループさせて鳴らしたいところ。
今回はずばりコレをMalstromでやってしまおうというパッチを作ってみました。
Malstrom_Grain_Loop.zip
ファイルはコンビネーター用のパッチです。
Reason6で出力しましたが、デバイスはReason4までの物に抑えたので旧バージョンでも読めるかもしれません。
ツマミ1:再生スピード
ツマミ2:ループ範囲
ツマミ3:オシレーターAのインデックスの指定
ツマミ4:オシレーターBのインデックスの指定
ボタン1:テンポ同期
ボタン2:逆再生
ボタン3:順再生、逆再生の往復
ボタン4:オシレーターBのループのオンオフ
最初はコンビネーターのコントローラーのみで遊んでみてくださいませ。
Malstrom本体はインデックス以外はフル編集可能です(初期化、パッチ読み込み可)。
エフェクターより下の折りたたんであるデバイスは制御用なので編集しない方が良いかと。
ボタン2の逆再生をオンにするとツマミ2の効果も逆転します(ゼロが最大値に)。
波形エンドに行くと波形トップへループしないのはこのコンビネーターの仕様です。
また、逆再生時も同様ですが、これはMalstromの仕様です。
正回転時の全体ループは技術的には可能ですが見た目に面白く無いので止めました。
いまいち良さが分からない方へ。
まずスピードを落とします。
時間経過で音色が劇的に変化すると思います。
つまりループではなくエンベロープと捉えると色々可能性が見えてきませんか?
この場合は、ボタン3の正逆交互ループがおすすめです。
加算合成ともまた違った波形生成もグレインテーブルの魅力の一つかと思います。
サウンドスケープ系を作るのが楽しい方には是非遊んでいただきたいパッチです。
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