2010年02月09日
牛牛(ニュウニュウ)ジャパンツアー
サントリーホール・大ホール
ショパン:エチュード作品10(全12曲)
休憩
ショパン:エチュード作品25(全12曲)
ショパン:3つの新しい練習曲(全3曲)
アンコール(7曲)
グルック:オペラ『オルフェオとエウリディーチェ』から
リスト:半音階的大ギャロップ
モーツァルト:トルコ行進曲
ショパン:幻想即興曲
雲南省民族音楽(殷承宗編曲):愉しいロソ
プロコフィエフ:エチュード第1番
日本古謡.(編曲:王建中):さくらさくら
12歳のピアニスト、ニュウニュウを聴いてきました。演奏したのはショパンのエチュード(練習曲)27曲全曲。大人のピアニストでさえ、全曲を人前で披露するのは困難な楽曲集だそうです。
私はピアノはしないのでよくわかりませんが、
とにかくさらりと弾き終えたって感じでした。
しかもアンコールを7曲も。
「さくらさくら」で締める心憎い演出。
私はちょうど舞台の上で、ニュウニュウの後姿を真正面に見る席でした。
表情は見えませんでしたが、身体が楽しんでいるのがよくわかりました。
3歳で初心者用の練習曲を全曲マスターし、6歳で初リサイタルですから、やはり天才なのでしょうね。
チケットを買ったのは去年の秋くらいだったか。
練習曲と言っても馴染みのあるものもあります。
「別れの曲」とか「革命」とか。
全体的にはほんとうに好感のもてる素直な表現をしているという感じでした。
またいつか大人になってからの演奏を聴きたいと思います。
ショパンに浸った日曜の午後でした。
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ショパン:エチュード作品10(全12曲)
休憩
ショパン:エチュード作品25(全12曲)
ショパン:3つの新しい練習曲(全3曲)
アンコール(7曲)
グルック:オペラ『オルフェオとエウリディーチェ』から
リスト:半音階的大ギャロップ
モーツァルト:トルコ行進曲
ショパン:幻想即興曲
雲南省民族音楽(殷承宗編曲):愉しいロソ
プロコフィエフ:エチュード第1番
日本古謡.(編曲:王建中):さくらさくら
12歳のピアニスト、ニュウニュウを聴いてきました。演奏したのはショパンのエチュード(練習曲)27曲全曲。大人のピアニストでさえ、全曲を人前で披露するのは困難な楽曲集だそうです。
私はピアノはしないのでよくわかりませんが、
とにかくさらりと弾き終えたって感じでした。
しかもアンコールを7曲も。
「さくらさくら」で締める心憎い演出。
私はちょうど舞台の上で、ニュウニュウの後姿を真正面に見る席でした。
表情は見えませんでしたが、身体が楽しんでいるのがよくわかりました。
3歳で初心者用の練習曲を全曲マスターし、6歳で初リサイタルですから、やはり天才なのでしょうね。
チケットを買ったのは去年の秋くらいだったか。
練習曲と言っても馴染みのあるものもあります。
「別れの曲」とか「革命」とか。
全体的にはほんとうに好感のもてる素直な表現をしているという感じでした。
またいつか大人になってからの演奏を聴きたいと思います。
ショパンに浸った日曜の午後でした。
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2010年02月07日
郡山2
郷さくら美術館は日本画を主に展示しているようで、
企画展は「女流日本画展」
昭和生まれ18名の女流画家の絵が並びます。
人気投票もありました。
平子真理氏の二雙の屏風「黒帽子の踊り」は大作で、
躍動感が溢れています。
全体的には明るい雰囲気ではあるのですが、
顔に影があったのが、私にはちょっと引っ掛かり、もちろん帽子をかぶっているからこその影、でも尚、一人くらいは上を向いて光が当っていればいいのにと思ったりしました。
その向かいにあったのが森田りえ子氏の「秋華」
菊の花です。
特に大輪の糸菊はその線が力強く動きがあり生き生きと咲いていました。
この絵に一票。
他にも印象に残る絵が掛けられていました。
日本画は画一的に見えますが、良く観れば作家独自の色や形が伝わってきます。
それが個性なんでしょう。
何にしてもそうですが、やはり一枚でもひとつでも多くの物を観ることに尽きますね。
自分の好みを知ることができます。
福島と言えば有名な三春の瀧桜。四人の画家がこの瀧桜を描いた展示室がありました。
それは圧巻。
四方の壁に一作ずつあるのです。
位置を変えながら真中にあるスツールに腰掛けて眺めていると、それぞれの絵から匂い立ってくるものが、やはりそれぞれ違って、とても面白かったです。
私が実際何度か観ているのは中島千波氏と平松礼二氏。
他に林潤一、牧進、両氏の瀧桜。
同時開催の競作展では、
「鳥獣戯画」の竹内浩一氏。
猿の表情、鷺の眼、ねこなど思わず惹きつけられました。
ここは数人の方が静かに観覧。
時間をかけて各展示室を回りましたが、外の吹雪はまったく収まりそうになく、
思い切って外へ。
バス停に辿りつくまで、何度強風に見舞われたでしょうか。
まるでホワイトアウト状態。
遠くから雪煙りがこちらに向かっているのがわかるのですが、逃げ場がないんです。
うっそ〜と言いながら顔を伏せるのが精いっぱいでした。
この日最後の締めはブログからリンクしている、vasenoirさんのカフェとアトリエ。
この日は絵画教室があるとのことで見学もさせてもらうことになっていました。
アールグレーの紅茶にシフォン、メープルシロップとアイスクリーム添えを頂き、教室へ。
やっぱりお天気のせいで欠席の方が多く、この時はお二人だけ。
前方中央のテーブルにはフルーツとお花。
図々しく先生が手を入れられるのも見せて頂きました。
始められて一年と言われるご婦人。優しい色に溢れ、構図もとても素直で素敵にまとまっています。
そこに筆を入れると平坦だった絵に奥行が。
勉強になりました!
表現する時やっぱり平坦では伝わり方が弱くなりますよね。
気をつけよう。
って、私の場合は絵じゃないですけど。
夕方近くなり、天候の回復を諦めて早めに駅に向かうことにしました。
奥様が「新幹線、止まっているかもしれませんね〜」なんて怖いこと仰いましたが、
それならそれで泊まるまで。
あまりの雪にvasenoirさんが駅まで送って下さいました。
本当に申し訳なかったです。
あんな悪天候の日にお邪魔しちゃって。
でも、室内と人の温かさがいつも以上に心に残りました。
写真をアップします。
ホワイトアウト状態の時は当然写真など撮る余裕がありませんでしたから、雪煙りくらいですが、見て下さいね〜
今日の午後は
企画展は「女流日本画展」
昭和生まれ18名の女流画家の絵が並びます。
人気投票もありました。
平子真理氏の二雙の屏風「黒帽子の踊り」は大作で、
躍動感が溢れています。
全体的には明るい雰囲気ではあるのですが、
顔に影があったのが、私にはちょっと引っ掛かり、もちろん帽子をかぶっているからこその影、でも尚、一人くらいは上を向いて光が当っていればいいのにと思ったりしました。
その向かいにあったのが森田りえ子氏の「秋華」
菊の花です。
特に大輪の糸菊はその線が力強く動きがあり生き生きと咲いていました。
この絵に一票。
他にも印象に残る絵が掛けられていました。
日本画は画一的に見えますが、良く観れば作家独自の色や形が伝わってきます。
それが個性なんでしょう。
何にしてもそうですが、やはり一枚でもひとつでも多くの物を観ることに尽きますね。
自分の好みを知ることができます。
福島と言えば有名な三春の瀧桜。四人の画家がこの瀧桜を描いた展示室がありました。
それは圧巻。
四方の壁に一作ずつあるのです。
位置を変えながら真中にあるスツールに腰掛けて眺めていると、それぞれの絵から匂い立ってくるものが、やはりそれぞれ違って、とても面白かったです。
私が実際何度か観ているのは中島千波氏と平松礼二氏。
他に林潤一、牧進、両氏の瀧桜。
同時開催の競作展では、
「鳥獣戯画」の竹内浩一氏。
猿の表情、鷺の眼、ねこなど思わず惹きつけられました。
ここは数人の方が静かに観覧。
時間をかけて各展示室を回りましたが、外の吹雪はまったく収まりそうになく、
思い切って外へ。
バス停に辿りつくまで、何度強風に見舞われたでしょうか。
まるでホワイトアウト状態。
遠くから雪煙りがこちらに向かっているのがわかるのですが、逃げ場がないんです。
うっそ〜と言いながら顔を伏せるのが精いっぱいでした。
この日最後の締めはブログからリンクしている、vasenoirさんのカフェとアトリエ。
この日は絵画教室があるとのことで見学もさせてもらうことになっていました。
アールグレーの紅茶にシフォン、メープルシロップとアイスクリーム添えを頂き、教室へ。
やっぱりお天気のせいで欠席の方が多く、この時はお二人だけ。
前方中央のテーブルにはフルーツとお花。
図々しく先生が手を入れられるのも見せて頂きました。
始められて一年と言われるご婦人。優しい色に溢れ、構図もとても素直で素敵にまとまっています。
そこに筆を入れると平坦だった絵に奥行が。
勉強になりました!
表現する時やっぱり平坦では伝わり方が弱くなりますよね。
気をつけよう。
って、私の場合は絵じゃないですけど。
夕方近くなり、天候の回復を諦めて早めに駅に向かうことにしました。
奥様が「新幹線、止まっているかもしれませんね〜」なんて怖いこと仰いましたが、
それならそれで泊まるまで。
あまりの雪にvasenoirさんが駅まで送って下さいました。
本当に申し訳なかったです。
あんな悪天候の日にお邪魔しちゃって。
でも、室内と人の温かさがいつも以上に心に残りました。
写真をアップします。
ホワイトアウト状態の時は当然写真など撮る余裕がありませんでしたから、雪煙りくらいですが、見て下さいね〜
今日の午後は
郡山へ
先日三汀賞について触れましたが、
いい機会だからと思い、昨日再訪しました。
昨年はツーデーパスを使っての短時間滞在でした。
今回は新幹線を使って(JR「トクだ値」を使うと、とってもお得)朝から夕方までゆっくりの滞在。
なんて、のほほんとしていたら、
郡山駅に到着して呆然!
吹雪です。
時折吹く強風で雪煙りが立ち、周りが見えないほど。
さて、どうしよう。
まずは駅で熱いコーヒーを飲みながら検討。
コンビニで買った髪のゴムを靴にはめ、即席滑り止めに。
市立美術館も行けたらと思っていましたが、バスの便が悪く、この調子ではバスの運行も危ういということでパス。
一路安積歴史博物館へ。
ゆっくりの運転ながらバスはスムーズに到着。
ここの展示は素晴らしかった。
安積開拓時代から、現安積高校が輩出した様々な分野の知名人の紹介。当時の学生の様子など興味深かったです。
受付で「こんな天気なのによく来て下さいました」と言われました。そんなわけで一人でひっそりした展示室を廻りました。暖房がないので寒さは半端ではなかったのですが、かえって集中力が増した気がします。
少し前聴いた現代音楽の作曲家湯浅譲二氏は郡山の出身だったんですね〜
グラフに表した楽譜もありました。
第二次世界大戦回避に尽力された朝河貫一博士の紹介は寒さを忘れて丁寧に見ました。その生涯を綴った冊子も買い求めました。
見終わったときには足の先の感覚がなくなって、
売店が内部にある事務室へお邪魔して、ストーブで暖を取らせてもらいました。
ちょうど学校の先生がいらして、色々お話を伺うことができてラッキーでした。
戦災に合わず、百年以上経った洋風建築の歴史博物館。維持は厳しいそうです。
ひとりで歩いていると学生たちの談笑が遠くに聴こえるような、それでも今の教育現場にはない静謐な雰囲気も感じられる威厳と温かみが混在している建物でした。
次に向かったのは三汀賞入選作品展が催されている文学の森資料館。
ここもいたのは私一人。
受付の方にまたしても「こんなお天気に、よく遠くから」と。
でもこんな天気は狙ってたわけじゃなく、東京を出る時は想像もしてなかったですから、私としては複雑……。
展示は入賞の作品は掛け軸に立派な文字で描かれていました。(写真はピントが合わなくて、失敗でした。寒くて確かめる余裕がなかったみたい)
私の句は五人の選者の方々の特選、入選句のパネルにありました。
三汀賞
一般の部
「街角に変はらぬ本屋鰯雲」
中学生の部
「ラムネ瓶揺らせば夏の音がする」
他に小学生の部では学校単位の受賞だったようです。
代表句が掲げられていました。
「おとうとのなみだがつらいかるたとり」
一般はもとより、広く小学校、中学校まで参加している三汀賞に奥行と懐の深さを思いました。
素晴らしいですよね。
この後は郷さくら美術館へ。
今日はこれからコンサートへ行くので、続きは後ほど写真と共に。
いい機会だからと思い、昨日再訪しました。
昨年はツーデーパスを使っての短時間滞在でした。
今回は新幹線を使って(JR「トクだ値」を使うと、とってもお得)朝から夕方までゆっくりの滞在。
なんて、のほほんとしていたら、
郡山駅に到着して呆然!
吹雪です。
時折吹く強風で雪煙りが立ち、周りが見えないほど。
さて、どうしよう。
まずは駅で熱いコーヒーを飲みながら検討。
コンビニで買った髪のゴムを靴にはめ、即席滑り止めに。
市立美術館も行けたらと思っていましたが、バスの便が悪く、この調子ではバスの運行も危ういということでパス。
一路安積歴史博物館へ。
ゆっくりの運転ながらバスはスムーズに到着。
ここの展示は素晴らしかった。
安積開拓時代から、現安積高校が輩出した様々な分野の知名人の紹介。当時の学生の様子など興味深かったです。
受付で「こんな天気なのによく来て下さいました」と言われました。そんなわけで一人でひっそりした展示室を廻りました。暖房がないので寒さは半端ではなかったのですが、かえって集中力が増した気がします。
少し前聴いた現代音楽の作曲家湯浅譲二氏は郡山の出身だったんですね〜
グラフに表した楽譜もありました。
第二次世界大戦回避に尽力された朝河貫一博士の紹介は寒さを忘れて丁寧に見ました。その生涯を綴った冊子も買い求めました。
見終わったときには足の先の感覚がなくなって、
売店が内部にある事務室へお邪魔して、ストーブで暖を取らせてもらいました。
ちょうど学校の先生がいらして、色々お話を伺うことができてラッキーでした。
戦災に合わず、百年以上経った洋風建築の歴史博物館。維持は厳しいそうです。
ひとりで歩いていると学生たちの談笑が遠くに聴こえるような、それでも今の教育現場にはない静謐な雰囲気も感じられる威厳と温かみが混在している建物でした。
次に向かったのは三汀賞入選作品展が催されている文学の森資料館。
ここもいたのは私一人。
受付の方にまたしても「こんなお天気に、よく遠くから」と。
でもこんな天気は狙ってたわけじゃなく、東京を出る時は想像もしてなかったですから、私としては複雑……。
展示は入賞の作品は掛け軸に立派な文字で描かれていました。(写真はピントが合わなくて、失敗でした。寒くて確かめる余裕がなかったみたい)
私の句は五人の選者の方々の特選、入選句のパネルにありました。
三汀賞
一般の部
「街角に変はらぬ本屋鰯雲」
中学生の部
「ラムネ瓶揺らせば夏の音がする」
他に小学生の部では学校単位の受賞だったようです。
代表句が掲げられていました。
「おとうとのなみだがつらいかるたとり」
一般はもとより、広く小学校、中学校まで参加している三汀賞に奥行と懐の深さを思いました。
素晴らしいですよね。
この後は郷さくら美術館へ。
今日はこれからコンサートへ行くので、続きは後ほど写真と共に。
2010年02月04日
南極料理人
南極大陸にあるドームふじ基地における、第38次南極観測隊の日常を描く。
原作は食事担当として参加した西村淳さんの「面白南極料理人」
氷と雪に閉ざされたドームふじ基地は、標高3800メートルの極寒地域。(生物は皆無)一年の平均気温は−54℃。
家族と遠く離れた究極の単身赴任の面々がそこで行っているのは氷床掘削。地下の氷を調査分析するわけで、実際、日本の観測隊が掘削したのは深さ3000メートル、何と72万年前の時代まで到達しているとのこと。(すごすぎてぴんとこないですね)
単調な生活を支えているのはやはり3度の食事です。
実に美味しそうな料理、
例えばミッドウインター(冬至)には正装して豪華なテーブル(フォアグラのソテーが出ました)になり、
素朴ではあるけれど料理人ならではの品数の多い朝ご飯。サケやイクラの入ったお結びの昼食と、様々です。献立には苦労したでしょうね。何しろ食材が限られている。基本冷凍食材です。(冷凍食品ではありません)
和、洋、中とメニューは豊富そうでした。
このあたり、原作を読む方がよくわかるかもしれません。(私は未読)
監督:沖田修一
キャスト:堺雅人、生瀬勝久、きたろう、高良健吾、豊原功補、古舘寛治、黒田大輔、小浜正寛他
音楽:ユニコーンの阿部義晴
思わずにやりとさせられる、そんな笑いや、声をあげての笑い、色んな種類の笑いに包まれます。
想像を絶する世界での悲哀も感じるからでしょう。
寒いのに温かい映画だと思いました。
食事って大切ですね。
こんなものを見つけて、ビデオに見入ってしまいました。
2010年02月02日
雪
昨夜からの雪が積もり、お天気は良かったものの、さすがに冷えた一日でした。
朝の道路は滑りそうで怖かったし、
電車は点検で遅れるし、
雪が降ることに慣れない町はどうしてもいつもと同じようにはいかないですね。
かく言う私も10年以上は雪が降る寒い土地に住んでいたけれど、すっかり感覚を忘れています。
朝、カメラを構えている人を見かけました。
カメラを持って公園に行けば良かったと思っても後の祭り。
夕方にはもうほとんど雪はなくなりました。
元々水分を含んだ重い雪でしたしね。
でも白い世界は美しい。
特に樹木に積もる雪は見とれてしまうほど。
寒い国にいた時冬はよくスケートをしました。
ロシアでは広い公園が丸々リンクになっていました。
手入れなどしないからデコボコです。
それでも子供から大人まで大勢の人で溢れていました。娯楽が少ないですからね。
ところが、この娯楽の多い東京にも今年はずいぶんスケートリンクが増えました。
ロマンチックな雰囲気を楽しむためのおしゃれな空間といったイメージを狙ってるのか…。
息子はホッケーをやっていたので、マイシューズを持っていて、機会があれば出かけようと思ってはいるようです。でも、都会のおしゃれなリンクに靴まで持って行く人は少ないでしょうね。貸し靴込みの料金設定だと聞きました。
東京ミッドタウンのリンクで滑りたいなぁと呟いたら、息子に言われました。
「やめとけ。転んで身体痛めるのがおちだ」
「何ですと〜!お前が小さい時は私が手を引いて滑ったんだぞ〜」
いや、でも、あれはまだ若かりし頃の話。
やっぱりやめておきましょう。
重いもの持っただけでも筋を痛めちゃう最近の私です。
朝の道路は滑りそうで怖かったし、
電車は点検で遅れるし、
雪が降ることに慣れない町はどうしてもいつもと同じようにはいかないですね。
かく言う私も10年以上は雪が降る寒い土地に住んでいたけれど、すっかり感覚を忘れています。
朝、カメラを構えている人を見かけました。
カメラを持って公園に行けば良かったと思っても後の祭り。
夕方にはもうほとんど雪はなくなりました。
元々水分を含んだ重い雪でしたしね。
でも白い世界は美しい。
特に樹木に積もる雪は見とれてしまうほど。
寒い国にいた時冬はよくスケートをしました。
ロシアでは広い公園が丸々リンクになっていました。
手入れなどしないからデコボコです。
それでも子供から大人まで大勢の人で溢れていました。娯楽が少ないですからね。
ところが、この娯楽の多い東京にも今年はずいぶんスケートリンクが増えました。
ロマンチックな雰囲気を楽しむためのおしゃれな空間といったイメージを狙ってるのか…。
息子はホッケーをやっていたので、マイシューズを持っていて、機会があれば出かけようと思ってはいるようです。でも、都会のおしゃれなリンクに靴まで持って行く人は少ないでしょうね。貸し靴込みの料金設定だと聞きました。
東京ミッドタウンのリンクで滑りたいなぁと呟いたら、息子に言われました。
「やめとけ。転んで身体痛めるのがおちだ」
「何ですと〜!お前が小さい時は私が手を引いて滑ったんだぞ〜」
いや、でも、あれはまだ若かりし頃の話。
やっぱりやめておきましょう。
重いもの持っただけでも筋を痛めちゃう最近の私です。
2010年01月31日
白石一文著「もしも私があなただったら」
会社をやめて故郷に帰り、バーを営む啓吾の元に、かつて友人でもある同僚だった男の妻美奈が訪ねてくる。
彼女は啓吾が故郷に帰る時連れて行って欲しいと言ったことがあった。その時はきっぱりと断った啓吾だったが、共に過ごすうちに迷いながらも美奈を受け入れる。
美奈の夫、啓吾のかつての同僚で友人である神代は粉飾決算に関わったとして起訴された。
神代には愛人がおり、美奈もそれを知っていたが、啓吾にはこだわりがある。
美奈の気持ちを半分疑いつつ気持ちは戻れない所まできていた。
「もしも私があなただったら」どうしたか、どうするか。そんな問いかけが少しくどい気がしたけれど、
面白くて一気に読了。
直木賞受賞作「ほかならぬ人」は未読ですが、
文庫になってから読んでもいいかな。
白石氏の著書で読んだのは
「どれくらいの愛情」
「一瞬の光」
「草にすわる」など。
ぐっと心を掴まれた感じの読後感だった気がします。
ところで、芥川賞の方はなかったですねぇ。
だから今回は全然触れませんでした。
文學界や新潮もそれとなく意識して読んでいたのですが、まったくぴんとくるものもなかったし。
次回に期待です。
彼女は啓吾が故郷に帰る時連れて行って欲しいと言ったことがあった。その時はきっぱりと断った啓吾だったが、共に過ごすうちに迷いながらも美奈を受け入れる。
美奈の夫、啓吾のかつての同僚で友人である神代は粉飾決算に関わったとして起訴された。
神代には愛人がおり、美奈もそれを知っていたが、啓吾にはこだわりがある。
美奈の気持ちを半分疑いつつ気持ちは戻れない所まできていた。
「もしも私があなただったら」どうしたか、どうするか。そんな問いかけが少しくどい気がしたけれど、
面白くて一気に読了。
直木賞受賞作「ほかならぬ人」は未読ですが、
文庫になってから読んでもいいかな。
白石氏の著書で読んだのは
「どれくらいの愛情」
「一瞬の光」
「草にすわる」など。
ぐっと心を掴まれた感じの読後感だった気がします。
ところで、芥川賞の方はなかったですねぇ。
だから今回は全然触れませんでした。
文學界や新潮もそれとなく意識して読んでいたのですが、まったくぴんとくるものもなかったし。
次回に期待です。
2010年01月30日
解体新書その拾六
世田谷パブリックシアターの芸術監督である野村万斎さんが企画する「解体新書」
今回で16回目。
いつも気になりながら、平日の一公演だけということもあってなかなか縁がありませんでした。
今回はアーティストの杉本博司さん、人類学者の中沢新一さんを迎えてのトーク。
テーマは「依代〜宿りというポイエーシス(創造)〜」
杉本さんは直島の家プロジェクト護王神社を手がけられた方です。
今夜の話の中心は能。
まずは万斎さんが三番叟を演じられました。
三番叟は数度観ましたが、
面をつけない前半の鼓のリズムがすばらしく、
また面をつける後半との対比も興味深い曲です。
面に魂が宿るみたいな話も飛び出し、
演じた万斎さんは何かが宿るという感覚をお持ちになることもあるとか。
三番叟は特別な曲で、幼いころから教えられ、身に付いたもので、無意識に踊り、無意識に囃子との気合があると仰っていました。
杉本さんは昨年文化賞を受賞され、その賞金で移動舞台を造りたいとの構想を語られました。
杉本さんは古美術のコレクターでもいらっしゃるそうで、初めて知りましたが、
そういうこともあって、お金に縛られないで創作をされているのでしょう。
でなければ、なかなか凡人には意味がわからない世界中の海で水平線ばかり撮ったりできませんよね。
でも、その水平線の写真をCDのパッケージに使いたいと申し出があり、
なんとそれがあのロックバンドのU2です。
そこで杉本さんお金で作品をやりとりするのはいやだから、写真には名前もタイトルも何も入れないならと言ったそうです。(諦めてくれるだろうと思って)
ところが、それでもいいということで実現したらしいです。
お金ではなく写真と曲の権利の交換をしたんですって。
こういうアーティストもいるんですね。
杉本さん曰く「アートアナーキズム」だそうです。
何だかまとまりがなくなりました。
最後の質疑応答で、
お三方に「自分に何か宿ったと思うか」という質問が。
万斎さんは、先に仰っていましたが、
他のお二人も書きものをしていてそういう感じになったことはあると仰ってました。
創作に関わる人は必ず一度はそういう一瞬をけいけんしたことがあるのではと私は思っています。
本当は私も質問したかったのですが、
席が二階だったので諦めました。
第二弾があるかもと仰っていたので、その時はきっと。まずはいい席確保ですけどね。
今日は立ち見の出る盛況ぶり。
この内容ならと頷けます。
今日は
今回で16回目。
いつも気になりながら、平日の一公演だけということもあってなかなか縁がありませんでした。
今回はアーティストの杉本博司さん、人類学者の中沢新一さんを迎えてのトーク。
テーマは「依代〜宿りというポイエーシス(創造)〜」
杉本さんは直島の家プロジェクト護王神社を手がけられた方です。
今夜の話の中心は能。
まずは万斎さんが三番叟を演じられました。
三番叟は数度観ましたが、
面をつけない前半の鼓のリズムがすばらしく、
また面をつける後半との対比も興味深い曲です。
面に魂が宿るみたいな話も飛び出し、
演じた万斎さんは何かが宿るという感覚をお持ちになることもあるとか。
三番叟は特別な曲で、幼いころから教えられ、身に付いたもので、無意識に踊り、無意識に囃子との気合があると仰っていました。
杉本さんは昨年文化賞を受賞され、その賞金で移動舞台を造りたいとの構想を語られました。
杉本さんは古美術のコレクターでもいらっしゃるそうで、初めて知りましたが、
そういうこともあって、お金に縛られないで創作をされているのでしょう。
でなければ、なかなか凡人には意味がわからない世界中の海で水平線ばかり撮ったりできませんよね。
でも、その水平線の写真をCDのパッケージに使いたいと申し出があり、
なんとそれがあのロックバンドのU2です。
そこで杉本さんお金で作品をやりとりするのはいやだから、写真には名前もタイトルも何も入れないならと言ったそうです。(諦めてくれるだろうと思って)
ところが、それでもいいということで実現したらしいです。
お金ではなく写真と曲の権利の交換をしたんですって。
こういうアーティストもいるんですね。
杉本さん曰く「アートアナーキズム」だそうです。
何だかまとまりがなくなりました。
最後の質疑応答で、
お三方に「自分に何か宿ったと思うか」という質問が。
万斎さんは、先に仰っていましたが、
他のお二人も書きものをしていてそういう感じになったことはあると仰ってました。
創作に関わる人は必ず一度はそういう一瞬をけいけんしたことがあるのではと私は思っています。
本当は私も質問したかったのですが、
席が二階だったので諦めました。
第二弾があるかもと仰っていたので、その時はきっと。まずはいい席確保ですけどね。
今日は立ち見の出る盛況ぶり。
この内容ならと頷けます。
今日は
2010年01月28日
獅子虎傳阿吽堂Vol.5
世田谷パブリックシアターにて
能の囃子方、大鼓の亀井広忠、
歌舞伎の囃子方、鼓、太鼓の傳左衛門、傳次郎。
三兄弟による和のライブ。
演目は
一部
レクチャーと、
大太鼓の林英哲氏が笛の竹井誠氏と林氏作曲の「宴」の演奏。
二部で、
「高砂」
観世喜正氏の舞
「老松」
片岡愛之助の舞
長唄、三味線も入ります。
もう一月も終りですが、お目出度い選曲でした。
レクチャーではゲスト紹介で、
観世喜正氏が詳しい説明を加えながら、お手本の「高砂」を聴きつつ、観客席も一緒になって謡いあげました。
お腹から声を出すってほんとうに気持ちいいですよね。
今日の一番はこの観世喜正氏のレクチャーと舞でしたね。
三兄弟のトークも面白く、
前回はご長男亀井広忠のいない番外編でそれも良かったけれど、
三人が揃っている時の雰囲気がとても和やかで心地いい。
また演奏に新たな発見もあり、今年は能に傾きそうな予感です。
三月、四月と国立能楽堂の講義も申し込み済み。
今週は
能の囃子方、大鼓の亀井広忠、
歌舞伎の囃子方、鼓、太鼓の傳左衛門、傳次郎。
三兄弟による和のライブ。
演目は
一部
レクチャーと、
大太鼓の林英哲氏が笛の竹井誠氏と林氏作曲の「宴」の演奏。
二部で、
「高砂」
観世喜正氏の舞
「老松」
片岡愛之助の舞
長唄、三味線も入ります。
もう一月も終りですが、お目出度い選曲でした。
レクチャーではゲスト紹介で、
観世喜正氏が詳しい説明を加えながら、お手本の「高砂」を聴きつつ、観客席も一緒になって謡いあげました。
お腹から声を出すってほんとうに気持ちいいですよね。
今日の一番はこの観世喜正氏のレクチャーと舞でしたね。
三兄弟のトークも面白く、
前回はご長男亀井広忠のいない番外編でそれも良かったけれど、
三人が揃っている時の雰囲気がとても和やかで心地いい。
また演奏に新たな発見もあり、今年は能に傾きそうな予感です。
三月、四月と国立能楽堂の講義も申し込み済み。
今週は
2010年01月23日
瀬戸内国際芸術祭
お正月に帰省した岡山で瀬戸内国際芸術祭について四方の話を聴く番組が放映されていました。
実行委員会会長 真鍋武紀氏(香川県知事)
総合プロデューサー福武總一郎氏(直島福武美術館財団理事長)他
(お二人は忘れてしまいました……)
その席で福武氏は犬島へのアクセスをもっと良くすることを検討すべきとの発言をされました。
このブログでも書いたことがありますが、
犬島は唯一岡山市の有人島です。
そこに残った銅の精錬所跡をアートとして甦らせました。
ところが犬島へ行くには本当に不便なのです。
今年7月から10月まで開催される瀬戸内国際芸術祭では、既存のアート作品以外に新たな作品も加わり、
維新派のお芝居もあります。
今のままでは集客も難しいのではと心配もし、私もどうやって行けば時間的な効率がいいか、考えてしまいます。
そこを福武氏は指摘し、昔のように(昔は別の交通手段があったんだ!)旭川の船着き場(市内のまあ普通に便利な場所にある)から船を出せばいいと提案されました。
直島の実績を持つ福武氏ですから、きっと何とかしてくれるはずと期待して待つことにします。
とにかくこの芸術祭がとても楽しみで!
維新派の芝居さえ日程が決まれば即計画準備に入るつもりです。
チケットは会期中有効らしく(一ヶ所及び作品一点につき一回)一度では回り切ることができないので、
ここは実家が岡山と言う強い利点をいかして、もう一回くらいは帰省のついでに母も連れて見にいけるかなと思っています。
皆さま今年の夏は是非瀬戸内地方へどうぞ。
瀬戸の夕凪は有名ですので、ちょっと覚悟が必要かも。
実行委員会会長 真鍋武紀氏(香川県知事)
総合プロデューサー福武總一郎氏(直島福武美術館財団理事長)他
(お二人は忘れてしまいました……)
その席で福武氏は犬島へのアクセスをもっと良くすることを検討すべきとの発言をされました。
このブログでも書いたことがありますが、
犬島は唯一岡山市の有人島です。
そこに残った銅の精錬所跡をアートとして甦らせました。
ところが犬島へ行くには本当に不便なのです。
今年7月から10月まで開催される瀬戸内国際芸術祭では、既存のアート作品以外に新たな作品も加わり、
維新派のお芝居もあります。
今のままでは集客も難しいのではと心配もし、私もどうやって行けば時間的な効率がいいか、考えてしまいます。
そこを福武氏は指摘し、昔のように(昔は別の交通手段があったんだ!)旭川の船着き場(市内のまあ普通に便利な場所にある)から船を出せばいいと提案されました。
直島の実績を持つ福武氏ですから、きっと何とかしてくれるはずと期待して待つことにします。
とにかくこの芸術祭がとても楽しみで!
維新派の芝居さえ日程が決まれば即計画準備に入るつもりです。
チケットは会期中有効らしく(一ヶ所及び作品一点につき一回)一度では回り切ることができないので、
ここは実家が岡山と言う強い利点をいかして、もう一回くらいは帰省のついでに母も連れて見にいけるかなと思っています。
皆さま今年の夏は是非瀬戸内地方へどうぞ。
瀬戸の夕凪は有名ですので、ちょっと覚悟が必要かも。
2010年01月21日
短編集いろいろ
吉村昭著「法師蝉」
少年の頃見た法師蝉の羽化を、人の死の予兆と重ねた標題の「法師蝉」他8編の短編。
老いと死を日常に捉えた、ちょっと暗い話が多かった。
角田光代著「みどりの月」「かかとの下の空」
どちらも若いカップルの、気持ちを不安定にさせる情景が描かれている。
そこにわけのわからない第三者が入り込み、振り回す。
とても似通った話。というより主人公は違っても話は続いていて、その先も永遠に続くような印象。
ここに書かれているのは汚れた部屋だったり、突然仕事をやめて旅に出ることだったり、おかしな第三者に振り回され、でも積極的に離れて行かなかったり。
その状況に主人公はイライラしているのに、そこからは離れて行かない。ということは日常とはそういうことなんだろうと思わされる。
人それぞれ様々な日常があるけれど、一皮むけば似たり寄ったり、みたいな?
色んな国を旅した角田さんならではの情景描写かも。
面白くて没頭して読むのではなく、
だらしなく読み流す感じの読書の時間でした。
川上弘美編
恋愛小説アンソロジー
「感じて、息づかいを」
坂口安吾「桜の森の満開の下」
車谷長吉「武蔵丸」
野坂昭如「花のお遍路」
よしもとばなな「とかげ」
伊藤比呂美「山桑」
H・エリスン「少年と犬」
川上弘美「可哀相」
藤枝静男「悲しいだけ」
坂口安吾、よしもとばなな、など再読もある。
確かに静かな息遣いを感じなければ面白くもなんともない話ばかりかも。
今はその気分じゃないので、どれにも感動しなかった。
村上春樹「パン屋再襲撃」
やっぱり村上春樹は全然違う。
標題作他5編。
あり得ない話なのにこのリアリティはなんだろう。
脳が刺激される。
特に「象の消滅」は面白かった。
今日上げた短編集の中ではもちろんこれがお薦め。
標題作は近々オペラ上演されるようです。
日本人の作曲家で、ドイツ語で。
何故ドイツ語?と思われた方はネットで検索をどうぞ。
お問い合わせは東京コンサーツへ。
少年の頃見た法師蝉の羽化を、人の死の予兆と重ねた標題の「法師蝉」他8編の短編。
老いと死を日常に捉えた、ちょっと暗い話が多かった。
角田光代著「みどりの月」「かかとの下の空」
どちらも若いカップルの、気持ちを不安定にさせる情景が描かれている。
そこにわけのわからない第三者が入り込み、振り回す。
とても似通った話。というより主人公は違っても話は続いていて、その先も永遠に続くような印象。
ここに書かれているのは汚れた部屋だったり、突然仕事をやめて旅に出ることだったり、おかしな第三者に振り回され、でも積極的に離れて行かなかったり。
その状況に主人公はイライラしているのに、そこからは離れて行かない。ということは日常とはそういうことなんだろうと思わされる。
人それぞれ様々な日常があるけれど、一皮むけば似たり寄ったり、みたいな?
色んな国を旅した角田さんならではの情景描写かも。
面白くて没頭して読むのではなく、
だらしなく読み流す感じの読書の時間でした。
川上弘美編
恋愛小説アンソロジー
「感じて、息づかいを」
坂口安吾「桜の森の満開の下」
車谷長吉「武蔵丸」
野坂昭如「花のお遍路」
よしもとばなな「とかげ」
伊藤比呂美「山桑」
H・エリスン「少年と犬」
川上弘美「可哀相」
藤枝静男「悲しいだけ」
坂口安吾、よしもとばなな、など再読もある。
確かに静かな息遣いを感じなければ面白くもなんともない話ばかりかも。
今はその気分じゃないので、どれにも感動しなかった。
村上春樹「パン屋再襲撃」
やっぱり村上春樹は全然違う。
標題作他5編。
あり得ない話なのにこのリアリティはなんだろう。
脳が刺激される。
特に「象の消滅」は面白かった。
今日上げた短編集の中ではもちろんこれがお薦め。
標題作は近々オペラ上演されるようです。
日本人の作曲家で、ドイツ語で。
何故ドイツ語?と思われた方はネットで検索をどうぞ。
お問い合わせは東京コンサーツへ。
2010年01月17日
特別講座「細見コレクションの世界」
国立能楽堂にて
特別展「細見コレクション―琳派にみる能―」の開催に関連して開かれた講座を聞いてきました。
お話は、
細見良行(細見美術館館長)
田沢裕賀(東京国立博物館調査研究課絵画彫刻室長)
のお二人。
お二人の能には詳しくないんですという謙遜の言葉から始まりました。
方や、お祖父様、お父様のコレクションを幼い時から観て育った細見氏、
方や専門家でいらっしゃる田沢氏お二人のお話はとても興味深く、
能と言うより、日本文化の変遷を見せて下さったように思いました。
作品に落款を押すような絵師、いわゆる職業絵師の価値を認めなかったお祖父様のコレクションから、
琳派をこよなく愛したお父様のコレクション。
銅鏡、茶釜の素晴らしいコレクションの一端や、
琳派の絵師の作品の写真をスクリーンで見ながらのお話は具体的で、また細部の説明も加わり、あっという間の二時間でした。
描かれた能や芝居の小屋の周辺の様子からその時代のこれらの位置やその後へと続く流れもよくわかったし、桃山文化の華やかさも十分に伝わりました。
琳派のコレクションにはただただ感嘆するばかり。
俵屋宗達の絵に本阿弥光悦の書が描かれている作品や
認識が及んでいなかった酒井抱一(ほういつ)、鈴木其一(きいつ)の絵は素晴らしかった。
歴史的にも文化的にも価値ある細見コレクションに圧倒された感じです。
現在国立能楽堂展示室にて「細見コレクション―琳派にみる能―」開催中。
また京都の細見美術館では
「描かれた能」国立能楽堂コレクション展が開催されています。
是非一度行ってみたい美術館になりました。
京都、いつ行けるかな〜
昨夜は台湾映画「海角七号/君想う、国境の南」を観てきました。
ミュージシャンとして挫折し、台北から故郷へ戻り怠惰な生活を送る阿嘉(あが)は郵便配達の仕事を請け負うことになる。
ある日宛先不明郵便物の中に現在はない日本統治時代の旧い住所に宛てた小包を見つけた。
開けて見ると中には60年前の敗戦当時日本人教師が愛しながらも別れなければならなかった台湾人女性を思いながら帰国の船上で綴ったラブレターだった。
そんな時日本人歌手を招聘し町興しライブが開催されることになり、阿嘉は前座に引っ張り出される。バンドメンバーは子供から年寄りまでいる寄せ集め。
やる気の起きない阿嘉は日本人スタッフの友子とも衝突してしまう。
バンドの演奏はうまくいくのか、
ラブレターは届けることができるのか。
ストーリー展開はこんなところです。
うまく虹が出たりして安易な展開だったりするのですが、とにかく世界そのものが純粋で、
何より俳優陣がみんないい。
阿嘉役のファン・イーチェン(ミュージシャン)
好きです、こういうタイプ。
それを上回るほど良かったのが友子役の田中千絵。
日本でも結構映画に出てるんですね。
でも私は見たことなくて、こんないい女優さんがいたんだと驚きました。
優しい気持ちになりたい方にお薦めです♡
特別展「細見コレクション―琳派にみる能―」の開催に関連して開かれた講座を聞いてきました。
お話は、
細見良行(細見美術館館長)
田沢裕賀(東京国立博物館調査研究課絵画彫刻室長)
のお二人。
お二人の能には詳しくないんですという謙遜の言葉から始まりました。
方や、お祖父様、お父様のコレクションを幼い時から観て育った細見氏、
方や専門家でいらっしゃる田沢氏お二人のお話はとても興味深く、
能と言うより、日本文化の変遷を見せて下さったように思いました。
作品に落款を押すような絵師、いわゆる職業絵師の価値を認めなかったお祖父様のコレクションから、
琳派をこよなく愛したお父様のコレクション。
銅鏡、茶釜の素晴らしいコレクションの一端や、
琳派の絵師の作品の写真をスクリーンで見ながらのお話は具体的で、また細部の説明も加わり、あっという間の二時間でした。
描かれた能や芝居の小屋の周辺の様子からその時代のこれらの位置やその後へと続く流れもよくわかったし、桃山文化の華やかさも十分に伝わりました。
琳派のコレクションにはただただ感嘆するばかり。
俵屋宗達の絵に本阿弥光悦の書が描かれている作品や
認識が及んでいなかった酒井抱一(ほういつ)、鈴木其一(きいつ)の絵は素晴らしかった。
歴史的にも文化的にも価値ある細見コレクションに圧倒された感じです。
現在国立能楽堂展示室にて「細見コレクション―琳派にみる能―」開催中。
また京都の細見美術館では
「描かれた能」国立能楽堂コレクション展が開催されています。
是非一度行ってみたい美術館になりました。
京都、いつ行けるかな〜
昨夜は台湾映画「海角七号/君想う、国境の南」を観てきました。
ミュージシャンとして挫折し、台北から故郷へ戻り怠惰な生活を送る阿嘉(あが)は郵便配達の仕事を請け負うことになる。
ある日宛先不明郵便物の中に現在はない日本統治時代の旧い住所に宛てた小包を見つけた。
開けて見ると中には60年前の敗戦当時日本人教師が愛しながらも別れなければならなかった台湾人女性を思いながら帰国の船上で綴ったラブレターだった。
そんな時日本人歌手を招聘し町興しライブが開催されることになり、阿嘉は前座に引っ張り出される。バンドメンバーは子供から年寄りまでいる寄せ集め。
やる気の起きない阿嘉は日本人スタッフの友子とも衝突してしまう。
バンドの演奏はうまくいくのか、
ラブレターは届けることができるのか。
ストーリー展開はこんなところです。
うまく虹が出たりして安易な展開だったりするのですが、とにかく世界そのものが純粋で、
何より俳優陣がみんないい。
阿嘉役のファン・イーチェン(ミュージシャン)
好きです、こういうタイプ。
それを上回るほど良かったのが友子役の田中千絵。
日本でも結構映画に出てるんですね。
でも私は見たことなくて、こんないい女優さんがいたんだと驚きました。
優しい気持ちになりたい方にお薦めです♡
2010年01月15日
のだめの日
映画「のだめカンタービレ前編」
観てきました。
とにかく大音量で聴く音楽がいいし、
千秋がジョギングするウィーンの街、
楽友協会での指揮。
そしてのだめや千秋の心の葛藤など、ぐっとくるシーンもありで、とても楽しんできました。
アニメ的なオーバーアクションが嫌いな方にはちょっとしらける場面もあるかもしれませんねぇ。
でもコミックから入った私としたらそのままの世界を堪能させてもらました。
本来結構重いテーマでもあるので、
これくらい明るくするのがいいのでしょう。
何よりクラシックを楽しく聴くというとてもいい機会です。
さて、映画の後はNHKホールで
「のだめオーケストラコンサート」
映画で使われた音楽の数々を今度は生で。
のだめオーケストラはドラマとアニメ化のために結成されたオーケストラです。
コンサートマスターは大阪フィルハーモニー交響楽団のコンマス長原孝太。
他東京都交響楽団推薦メンバーとオーディションで選ばれたメンバーで構成されています。
指揮は梅田俊明
演目
ベートーベン:交響曲第7番
ラヴェル:ボレロ
ロッシーニ:「ウィリアム・テル」序曲
ショパン:ピアノ協奏曲
チャイコフスキー:序曲「1812年」
アンコールでドヴォルザークのチェコ組曲「ポルカ」
J.シュトラウスのラデツキー行進曲
盛り沢山でした。
ラヴェルのボレロは私も演奏会でやったことがありますが、本当につまらなかった。
同じテーマが延々繰り返されるのです。
でもオーケストラで聴くと素晴らしいんです、これが。
多彩な楽器のソロの競演とも言えます。
フルートのソロはとても美しい人で音ももちろん美しかった。
大好きなオーボエも三種類が紹介され、
どの音も良かったですねぇ。
チェロのトップはとても楽しそうに弾いていて、こちらまでぐんぐん引き込まれてしまいました。
映画の中でも演奏されたチャイコフスキーの「1812年」は力強く面白みのある曲でしたし、
ウィリアム・テルはあまりにも有名ですが、生で聴いたのは初めてかも。導入の重厚さと軽快な部分が幅を感じさせます。
(つい現代アート展でのクラシックカラオケを思い出して、思い出し笑いをしそうになりましたが)
メンバーの中には映画に出演していた方もいました。
映画では千秋が歴史はあるのに見る影もなくなったオーケストラの常任指揮者に迎えられ、気難しいコンマスと次第に心を通わせ、団員の心を一つにし、
最後には観客の心を掴む演奏ができるまでを描いています。
ですから楽団員は外国人です。
玉木宏は堂々と千秋を演じ、全く見劣りがしませんでした。
(さすがに指揮は、ね)
のだめの上野樹里もテレビドラマのあの舌足らずな話し方と表情の豊かさで見せてくれました。
コンサートと映画の話が混ざってしまいましたが、
まさにこのコンサートは映画と昨夜から始まったアニメ最終章のためのコンサートでした。
観客の中には子供も多く、フジテレビの軽部アナウンサーの軽妙な司会進行で楽しく聴ける構成になっていました。
本格的なクラシックを子供に広めたのも「のだめカンタービレ」の大きな功績ですよね。
心踊る一日となりました。
観てきました。
とにかく大音量で聴く音楽がいいし、
千秋がジョギングするウィーンの街、
楽友協会での指揮。
そしてのだめや千秋の心の葛藤など、ぐっとくるシーンもありで、とても楽しんできました。
アニメ的なオーバーアクションが嫌いな方にはちょっとしらける場面もあるかもしれませんねぇ。
でもコミックから入った私としたらそのままの世界を堪能させてもらました。
本来結構重いテーマでもあるので、
これくらい明るくするのがいいのでしょう。
何よりクラシックを楽しく聴くというとてもいい機会です。
さて、映画の後はNHKホールで
「のだめオーケストラコンサート」
映画で使われた音楽の数々を今度は生で。
のだめオーケストラはドラマとアニメ化のために結成されたオーケストラです。
コンサートマスターは大阪フィルハーモニー交響楽団のコンマス長原孝太。
他東京都交響楽団推薦メンバーとオーディションで選ばれたメンバーで構成されています。
指揮は梅田俊明
演目
ベートーベン:交響曲第7番
ラヴェル:ボレロ
ロッシーニ:「ウィリアム・テル」序曲
ショパン:ピアノ協奏曲
チャイコフスキー:序曲「1812年」
アンコールでドヴォルザークのチェコ組曲「ポルカ」
J.シュトラウスのラデツキー行進曲
盛り沢山でした。
ラヴェルのボレロは私も演奏会でやったことがありますが、本当につまらなかった。
同じテーマが延々繰り返されるのです。
でもオーケストラで聴くと素晴らしいんです、これが。
多彩な楽器のソロの競演とも言えます。
フルートのソロはとても美しい人で音ももちろん美しかった。
大好きなオーボエも三種類が紹介され、
どの音も良かったですねぇ。
チェロのトップはとても楽しそうに弾いていて、こちらまでぐんぐん引き込まれてしまいました。
映画の中でも演奏されたチャイコフスキーの「1812年」は力強く面白みのある曲でしたし、
ウィリアム・テルはあまりにも有名ですが、生で聴いたのは初めてかも。導入の重厚さと軽快な部分が幅を感じさせます。
(つい現代アート展でのクラシックカラオケを思い出して、思い出し笑いをしそうになりましたが)
メンバーの中には映画に出演していた方もいました。
映画では千秋が歴史はあるのに見る影もなくなったオーケストラの常任指揮者に迎えられ、気難しいコンマスと次第に心を通わせ、団員の心を一つにし、
最後には観客の心を掴む演奏ができるまでを描いています。
ですから楽団員は外国人です。
玉木宏は堂々と千秋を演じ、全く見劣りがしませんでした。
(さすがに指揮は、ね)
のだめの上野樹里もテレビドラマのあの舌足らずな話し方と表情の豊かさで見せてくれました。
コンサートと映画の話が混ざってしまいましたが、
まさにこのコンサートは映画と昨夜から始まったアニメ最終章のためのコンサートでした。
観客の中には子供も多く、フジテレビの軽部アナウンサーの軽妙な司会進行で楽しく聴ける構成になっていました。
本格的なクラシックを子供に広めたのも「のだめカンタービレ」の大きな功績ですよね。
心踊る一日となりました。
2010年01月13日
勝間田裕子個展+3
オペラシティ・リサイタルホールにて
プログラム
勝間田裕子作「星」
ギター:佐藤紀雄、大坪純平
同「バラが薫れば・・・」
ピアノ:稲垣聡
松平頼暁作「ダイポール/2ハープ」
ハープ:篠崎史子、篠崎和子
休憩
三宅榛名作「2人の奏者のために」
ピアノ:三宅榛名
ヴァイオリン:中山しのぶ
湯浅譲二作「蕪村五句」
メゾ・ソプラノ:太田真紀
フルート:白石法久
クラリネット:中秀仁
打楽器:安江佐和子
弦楽四重奏:クァルテット・エルクセルシオ
指揮:杉山洋一
現代音楽のコンサートはなかなか聴く機会がなく、
と言うより、カバーしきれないから遠い音楽といった感あり。
今までピアノとハープなどに行きました。
ハープは今回も演奏された篠崎和子さんでした。
とてもユニークかつ前衛的な演奏だった記憶があります。
お誘いがあって出かけましたが、
変化に富んだ構成だったせいか思った以上に素晴らしかった。
特に演奏された方々がとても良かった。
初めて存在を知った作曲家の音楽。
特に印象に残ったのは
湯浅譲二「蕪村五句」
テーマがはっきりしていたせいか、とても親しみやすい曲でした。
低音のフルートは尺八のようで、穏やかで和の雰囲気を醸し出す。
冬 鴛鴦に美をつくしてや冬木立ち
春 菜の花や月は東に日は西に
夏 狩衣の袖の裏はう蛍かな
秋 狐火の燃えつくばかり枯尾花
世辞
白梅に明るく夜ばかりとなりにけり
「蕪村には蕪村独特な詩的、絵画的世界があると私は思う。この選句にはそうした考えが反映されている」
プログラムより湯浅氏の言葉を抜粋しました。
句を読むだけで情景は目の前に広がる感じがしますが、音が入ることによって、別の面を垣間見せられた気もします。
それは作曲家の感性なのでしょうけれど、
どこか作者(蕪村)と共鳴するところがあるのかもしれず、興味深かったです。
ご一緒して下さった皆様有難うございました。
プログラム
勝間田裕子作「星」
ギター:佐藤紀雄、大坪純平
同「バラが薫れば・・・」
ピアノ:稲垣聡
松平頼暁作「ダイポール/2ハープ」
ハープ:篠崎史子、篠崎和子
休憩
三宅榛名作「2人の奏者のために」
ピアノ:三宅榛名
ヴァイオリン:中山しのぶ
湯浅譲二作「蕪村五句」
メゾ・ソプラノ:太田真紀
フルート:白石法久
クラリネット:中秀仁
打楽器:安江佐和子
弦楽四重奏:クァルテット・エルクセルシオ
指揮:杉山洋一
現代音楽のコンサートはなかなか聴く機会がなく、
と言うより、カバーしきれないから遠い音楽といった感あり。
今までピアノとハープなどに行きました。
ハープは今回も演奏された篠崎和子さんでした。
とてもユニークかつ前衛的な演奏だった記憶があります。
お誘いがあって出かけましたが、
変化に富んだ構成だったせいか思った以上に素晴らしかった。
特に演奏された方々がとても良かった。
初めて存在を知った作曲家の音楽。
特に印象に残ったのは
湯浅譲二「蕪村五句」
テーマがはっきりしていたせいか、とても親しみやすい曲でした。
低音のフルートは尺八のようで、穏やかで和の雰囲気を醸し出す。
冬 鴛鴦に美をつくしてや冬木立ち
春 菜の花や月は東に日は西に
夏 狩衣の袖の裏はう蛍かな
秋 狐火の燃えつくばかり枯尾花
世辞
白梅に明るく夜ばかりとなりにけり
「蕪村には蕪村独特な詩的、絵画的世界があると私は思う。この選句にはそうした考えが反映されている」
プログラムより湯浅氏の言葉を抜粋しました。
句を読むだけで情景は目の前に広がる感じがしますが、音が入ることによって、別の面を垣間見せられた気もします。
それは作曲家の感性なのでしょうけれど、
どこか作者(蕪村)と共鳴するところがあるのかもしれず、興味深かったです。
ご一緒して下さった皆様有難うございました。
2010年01月10日
新春句会
今年は一日一句、と目標を決めました。
それがなかなか難しく……。
でも一応元旦から一句ずつ手帳に書き留めていました。
それが幸いしました。
暮れの案内の葉書には兼題として
「湯豆腐」「みかん」「襟巻」
があげられていて、何故新年じゃないのかな、とちらっと思いましたが、でも決まっているのだからとその三つをああでもないこうでもないと考えてしました。
ところが蓋をあけてみればその兼題は12月のものだったのですねぇ。
私が参加している句会は、
吉祥寺と帝国ホテル二か所であり、私は吉祥寺に出ています。
今日は帝国ホテルで新年会を兼ねてやったので、両方の方達が集まりました。
初めてお会いする方もいらっしゃいましたが、吟行でご一緒したことがある方もいらして、
和気あいあいで楽しんできました。
私の投句です。
七草や指をたおりて粥の朝
初仕事空広くあり深呼吸
初春の海たゆたえり凪の島
今日は人数が多かったので一人ほぼ三句。
有り難いことに三句とも点を頂きました。
下の二句は先生に選句して頂きました。
「初仕事〜」の句はとてもわかりやすく、やはり男っぽいとの言葉。
やっぱり何も考えないで直球でいくと私の句は男っぽいみたいです。
もっと深みのある句ができないものでしょうか。
時間がかかりそう。
陽の目を見なかった件の兼題の句もここで披露したいと思います。
湯豆腐やぐらり無言の重さかな
喧嘩果て蜜柑しいんと部屋の隅
マフラーの網目に潜む下心
こねくり回した割にはどうってことないのですが、
どなたか感想をお願いします!
今年も毎日の積み重ね、勉強して行きます。
それがなかなか難しく……。
でも一応元旦から一句ずつ手帳に書き留めていました。
それが幸いしました。
暮れの案内の葉書には兼題として
「湯豆腐」「みかん」「襟巻」
があげられていて、何故新年じゃないのかな、とちらっと思いましたが、でも決まっているのだからとその三つをああでもないこうでもないと考えてしました。
ところが蓋をあけてみればその兼題は12月のものだったのですねぇ。
私が参加している句会は、
吉祥寺と帝国ホテル二か所であり、私は吉祥寺に出ています。
今日は帝国ホテルで新年会を兼ねてやったので、両方の方達が集まりました。
初めてお会いする方もいらっしゃいましたが、吟行でご一緒したことがある方もいらして、
和気あいあいで楽しんできました。
私の投句です。
七草や指をたおりて粥の朝
初仕事空広くあり深呼吸
初春の海たゆたえり凪の島
今日は人数が多かったので一人ほぼ三句。
有り難いことに三句とも点を頂きました。
下の二句は先生に選句して頂きました。
「初仕事〜」の句はとてもわかりやすく、やはり男っぽいとの言葉。
やっぱり何も考えないで直球でいくと私の句は男っぽいみたいです。
もっと深みのある句ができないものでしょうか。
時間がかかりそう。
陽の目を見なかった件の兼題の句もここで披露したいと思います。
湯豆腐やぐらり無言の重さかな
喧嘩果て蜜柑しいんと部屋の隅
マフラーの網目に潜む下心
こねくり回した割にはどうってことないのですが、
どなたか感想をお願いします!
今年も毎日の積み重ね、勉強して行きます。
2010年01月09日
初笑い
世田谷パブリックシアターにて
四代目三遊亭金馬一門会
傘寿記念
三遊亭金馬師匠は今年81歳。
それを祝っての一門会。
世田谷パブリックシアターのような劇場で一門会をやることはないそうで、
孫弟子まで8人の噺やおめでたい踊りなど楽しんできました。
弟子から師匠への口上は珍しく、言いたい放題、でも師匠を尊敬する姿勢が伺われました。
孫弟子の腹話術とギターと歌の時は袖から金馬師匠が顔を覗かせ、観客の反応を心配そうに見ていたのが印象的。
師匠の噺はさすがでした。
もちろん小金馬師匠も良かったし、金時さんも頑張っていましたが、続けて聞くと金馬師匠の噺は圧倒的に面白かった。
明日は四代目江戸家猫八襲名披露記念公演もあります。
私は句会のため泣く泣くチケットを娘に譲りました。
落語もずいぶん久しぶりです。
これを機会にまた足を運べればと思います。
話は変わりますが、
新宿京王百貨店恒例、全国駅弁大会が始まりましたね。
毎年実演販売の釜飯を買うのですが、
今年は、おめでたい対決で岡山の祭りずしが出ていたので、いつもお邪魔するお宅へご挨拶に持参しました。
私は帰省した折、実家で食べましたが、
残ったお寿司を温めて(熱いくらいに)蒸しずしのようにして食べるのが大好き。
岡山ではぬく寿司といって、この季節、町のお寿司屋さんではのぼりがでるほど。
東京では食べられないのがちょっと残念。
写真をあとでアップしますね。
結局正月以来の食べ癖がなかなか直らない日々です。
でも美味しいものは我慢するの辛いですもんね〜
というわけではありませんが、
昨日息子がWiiFitを買ってきました。
これが予想以上に面白くて、結構はまりそうです。
いつまでお正月気分が続くんでしょうか……
四代目三遊亭金馬一門会
傘寿記念
三遊亭金馬師匠は今年81歳。
それを祝っての一門会。
世田谷パブリックシアターのような劇場で一門会をやることはないそうで、
孫弟子まで8人の噺やおめでたい踊りなど楽しんできました。
弟子から師匠への口上は珍しく、言いたい放題、でも師匠を尊敬する姿勢が伺われました。
孫弟子の腹話術とギターと歌の時は袖から金馬師匠が顔を覗かせ、観客の反応を心配そうに見ていたのが印象的。
師匠の噺はさすがでした。
もちろん小金馬師匠も良かったし、金時さんも頑張っていましたが、続けて聞くと金馬師匠の噺は圧倒的に面白かった。
明日は四代目江戸家猫八襲名披露記念公演もあります。
私は句会のため泣く泣くチケットを娘に譲りました。
落語もずいぶん久しぶりです。
これを機会にまた足を運べればと思います。
話は変わりますが、
新宿京王百貨店恒例、全国駅弁大会が始まりましたね。
毎年実演販売の釜飯を買うのですが、
今年は、おめでたい対決で岡山の祭りずしが出ていたので、いつもお邪魔するお宅へご挨拶に持参しました。
私は帰省した折、実家で食べましたが、
残ったお寿司を温めて(熱いくらいに)蒸しずしのようにして食べるのが大好き。
岡山ではぬく寿司といって、この季節、町のお寿司屋さんではのぼりがでるほど。
東京では食べられないのがちょっと残念。
写真をあとでアップしますね。
結局正月以来の食べ癖がなかなか直らない日々です。
でも美味しいものは我慢するの辛いですもんね〜
というわけではありませんが、
昨日息子がWiiFitを買ってきました。
これが予想以上に面白くて、結構はまりそうです。
いつまでお正月気分が続くんでしょうか……
2010年01月07日
ディア・ドクター
監督:西川美和
出演:笑福亭鶴瓶、瑛太、余貴美子、香川照之他
山間の村からたった一人だけの医師が失踪。
その二ヶ月前、診療所に研修医として赴任してきた相馬。村の住人から頼りにされ慕われている勤務医の伊野との出会いだった。
看護師の大竹朱美と共に伊野に付いて歩く日々で、次第に伊野へ共感を抱くようになる。
ある時独り暮らしの鳥飼かづ子が倒れ、伊野の診察を受ける。かづ子は癌だった。彼女には医者の娘がいて、面倒をかけたくないから絶対に言わないで欲しいと頼まれる。
伊野は約束を守るが、守るために自分が偽医者であることを相馬に告白するはめになる。
相馬は冗談だと相手にしなかった。失踪して始めてそれが真実であったことを知る。
二人の刑事によって暴かれて行く伊野の正体。
あんなに慕い頼っていた住人達は誰も伊野をかばわなかった。
「医者に祭り上げたのはあんた達じゃなかったのか」
と言う刑事の言葉が印象的。
ラストは懲りない伊野が別の姿で登場するが、これがあったから救いになった。
原作では弟の視点で描かれ、偽医者であったことは匂わせているだけ。
映画を作るってこういうことなんだろうなぁ。
鶴瓶、瑛太、余貴美子、薬品会社のプロパーである香川照之も良かった。
村の自然と、キャストの良さで最後まで面白く観ました。
今日は
出演:笑福亭鶴瓶、瑛太、余貴美子、香川照之他
山間の村からたった一人だけの医師が失踪。
その二ヶ月前、診療所に研修医として赴任してきた相馬。村の住人から頼りにされ慕われている勤務医の伊野との出会いだった。
看護師の大竹朱美と共に伊野に付いて歩く日々で、次第に伊野へ共感を抱くようになる。
ある時独り暮らしの鳥飼かづ子が倒れ、伊野の診察を受ける。かづ子は癌だった。彼女には医者の娘がいて、面倒をかけたくないから絶対に言わないで欲しいと頼まれる。
伊野は約束を守るが、守るために自分が偽医者であることを相馬に告白するはめになる。
相馬は冗談だと相手にしなかった。失踪して始めてそれが真実であったことを知る。
二人の刑事によって暴かれて行く伊野の正体。
あんなに慕い頼っていた住人達は誰も伊野をかばわなかった。
「医者に祭り上げたのはあんた達じゃなかったのか」
と言う刑事の言葉が印象的。
ラストは懲りない伊野が別の姿で登場するが、これがあったから救いになった。
原作では弟の視点で描かれ、偽医者であったことは匂わせているだけ。
映画を作るってこういうことなんだろうなぁ。
鶴瓶、瑛太、余貴美子、薬品会社のプロパーである香川照之も良かった。
村の自然と、キャストの良さで最後まで面白く観ました。
今日は
2010年01月05日
あなたが、いなかった、あなた
平野啓一郎著
ここ二週間ほどかけて読んでいたのがこれ。
とにかくご本人も言うように、簡単には読めないのです。立ち止り立ちどまり、ゆっくり読みました。
考えて見れば今までの氏の著書はどれもそうだった気がします。
芥川賞をとった「日蝕」からして辞書を片手に、でしたから。
でも他のどの作家にもない魅力があるんですよね。
本書はとくにそれを強く感じました。
これは短編集です。
長めのものあり、超短編ありで飽きることなく読み進めましたが、底に流れているものが見えるようで見えなくて。
全体的には暗いと言っていいでしょう。
「女の部屋」
では、一部が真四角に切り取られていたり、所々が抜けていたり、そのまま読むことができません。
目に入る単語、全体から匂い立ってくる空気。
そこから感じ取るものは人それぞれでしょう。
結局活字になれば読者のものですから、作家の意図など凡な私には関係なし!
平野氏のファンにはたまらなく面白いと思いますよ。
さて、
ここ二週間ほどかけて読んでいたのがこれ。
とにかくご本人も言うように、簡単には読めないのです。立ち止り立ちどまり、ゆっくり読みました。
考えて見れば今までの氏の著書はどれもそうだった気がします。
芥川賞をとった「日蝕」からして辞書を片手に、でしたから。
でも他のどの作家にもない魅力があるんですよね。
本書はとくにそれを強く感じました。
これは短編集です。
長めのものあり、超短編ありで飽きることなく読み進めましたが、底に流れているものが見えるようで見えなくて。
全体的には暗いと言っていいでしょう。
「女の部屋」
では、一部が真四角に切り取られていたり、所々が抜けていたり、そのまま読むことができません。
目に入る単語、全体から匂い立ってくる空気。
そこから感じ取るものは人それぞれでしょう。
結局活字になれば読者のものですから、作家の意図など凡な私には関係なし!
平野氏のファンにはたまらなく面白いと思いますよ。
さて、
2010年01月04日
ニューイヤーコンサート
今年も恒例ウィーンフィルのニューイヤーコンサートの中継を観ました。
− 第1部 −
「喜歌劇“こうもり”序曲」
「ポルカ・マズルカ」
「ポルカ“クラップフェンの森で”」
「ポルカ“愛と踊りに熱狂”」
「ワルツ“酒、女、歌”」
「常動曲」
− 第2部 −
「歌劇“ウィンザーの陽気な女房たち”序曲」
「ワルツ“ウィーンのボンボン”」
「シャンペン・ポルカ」
「ポルカ・マズルカ“心と魂”」
「ギャロップ“パリの謝肉祭”」
「喜歌劇“ラインの妖精”序曲」
「美しいエレーヌのカドリーユ 」
「ワルツ“朝の新聞”」
「シャンペン・ギャロップ」
指揮:ジョルジュ・プレートル
一昨年指揮をしたプレートル。
今年も健在でしたね〜スコアを見ないのも同じ。
互いの信頼関係が出来上がっているのでしょうね。
指揮者の表情はとても楽しげでチャーミング。
指先の動きがなんとも言えず。
新年らしくテンポが軽快なポルカ、ワルツを中心にたっぷり楽しませてもらいました。
テーマが繰り返される「常動曲」
「もう十分」と指揮をやめてしまう趣向。
「シャンペン・ポルカ」ではパーカスの人が最後にシャンパンの栓を抜きグラスに注いだりもして、観客をわかせました。
いつ観ても楽しいコンサートです。
今年のバレエの衣装はバレンチノ・ガラバーニ担当で生地選びから制作過程を見せてくれました。
踊りも素晴らしかったけれど、動きに合わせて広がる衣装の美しさ!
今年は美術史美術館での中継でした。
昨日3日に帰京。
今日は仕事始めでした。
短期間の帰省でしたが、母が作ったお節を食べ、一緒にお参りをし、のんびりと過ごしました。
元旦に後楽園のタンチョウの写真をアップしましたが、動画もあるのでよかったら見て下さい。
琴の音が流れる園内で見たタンチョウ。
優雅な気分になりました。
でもほんとうに寒かった……。
動画はこちら
− 第1部 −
「喜歌劇“こうもり”序曲」
「ポルカ・マズルカ」
「ポルカ“クラップフェンの森で”」
「ポルカ“愛と踊りに熱狂”」
「ワルツ“酒、女、歌”」
「常動曲」
− 第2部 −
「歌劇“ウィンザーの陽気な女房たち”序曲」
「ワルツ“ウィーンのボンボン”」
「シャンペン・ポルカ」
「ポルカ・マズルカ“心と魂”」
「ギャロップ“パリの謝肉祭”」
「喜歌劇“ラインの妖精”序曲」
「美しいエレーヌのカドリーユ 」
「ワルツ“朝の新聞”」
「シャンペン・ギャロップ」
指揮:ジョルジュ・プレートル
一昨年指揮をしたプレートル。
今年も健在でしたね〜スコアを見ないのも同じ。
互いの信頼関係が出来上がっているのでしょうね。
指揮者の表情はとても楽しげでチャーミング。
指先の動きがなんとも言えず。
新年らしくテンポが軽快なポルカ、ワルツを中心にたっぷり楽しませてもらいました。
テーマが繰り返される「常動曲」
「もう十分」と指揮をやめてしまう趣向。
「シャンペン・ポルカ」ではパーカスの人が最後にシャンパンの栓を抜きグラスに注いだりもして、観客をわかせました。
いつ観ても楽しいコンサートです。
今年のバレエの衣装はバレンチノ・ガラバーニ担当で生地選びから制作過程を見せてくれました。
踊りも素晴らしかったけれど、動きに合わせて広がる衣装の美しさ!
今年は美術史美術館での中継でした。
昨日3日に帰京。
今日は仕事始めでした。
短期間の帰省でしたが、母が作ったお節を食べ、一緒にお参りをし、のんびりと過ごしました。
元旦に後楽園のタンチョウの写真をアップしましたが、動画もあるのでよかったら見て下さい。
琴の音が流れる園内で見たタンチョウ。
優雅な気分になりました。
でもほんとうに寒かった……。
動画はこちら
2010年01月01日
新年
明けましておめでとうございます!岡山はとてもいいお天気ですが、あまりの寒さに驚いています。
後楽園で行われたタンチョウの放鳥を見て来ました。琴の音を聴きながら優雅な眺めを楽しみました。新春らしい催しです。
(が、手足の感覚がなくなるほど寒くて寒くて…)
皆さまにとって良い一年になりますよう。
Posted by strauss at 13:17
|Comments(8)
2009年12月30日
仕事納め
今日、月末プラス年末の繁忙期を終えました。
明日から岡山に帰省。
慌ただしく、準備や最後の掃除に追われています。
今年も大勢の皆様に来て頂き、支えられて書き続けてきたと思っています。
本当に有難うございました!
年の終りになって心身ともに疲れのピークになり、
更新を怠ってしまいましたが、
来年も新たな気持ちで続けていきます。
これからもよろしくお願い致します!
先週の土曜日、
池袋の芸術劇場中ホールで音楽座ミュージカル
「泣かないで」(原作:遠藤周作「私が捨てた女」)
を観てきました。
これが今年最後の鑑賞になりました。
遠藤周作のあまりに哀しい結末を辿る女性の話がどんなミュージカルになるのか。
舞台のシンプルなセットは場面によって瞬時に変わってうまく生かされ、シーンの色合いを作り上げていました。
ペンパルとしての出会いから、単なるはけ口としか考えていない男を一途に慕い、思い続けた無垢な女性、森田ミツを高野奈々が好演していました。
歌はマイクを通していたので、ちょっと気がそがれましたが、全体的にとても美しい作品になっていました。
ひと昔前の若者の考え方やハンセン病への差別など、考えさせられることも多く、
小説の細部は忘れてしまっていて、
きれいにまとめすぎているのではないかとも思いましたが、だからこそミュージカルとして人の気持ちを動かしたのではないかと思われます。
楽しんできました。
来年は、新春らしく落語が観始めとなります。
現代音楽のコンサート、
「のだめオーケストラ」と続き、
世田谷パブリックシアターには三度足を運びます。
来年もきっとめまぐるしい年になることでしょう。
でも家でおとなしくしてるより、ずっと私らしく過ごせそう。
ところで、カレンダーを用意する時期にちょっと遅くれましたが、
シカゴにいる娘が友人と一緒に作ったカレンダーをご紹介。
ネット販売しています。
よろしかったら覗いてみて下さい。
さあ、掃除の仕上げです。
今夜は深夜まで私一人。
シカゴとSkypeの予定も入れています。
それまでにきっちり準備を終えるよう頑張りま〜す。
では、皆さま、良いお年をお迎え下さい♪
明日から岡山に帰省。
慌ただしく、準備や最後の掃除に追われています。
今年も大勢の皆様に来て頂き、支えられて書き続けてきたと思っています。
本当に有難うございました!
年の終りになって心身ともに疲れのピークになり、
更新を怠ってしまいましたが、
来年も新たな気持ちで続けていきます。
これからもよろしくお願い致します!
先週の土曜日、
池袋の芸術劇場中ホールで音楽座ミュージカル
「泣かないで」(原作:遠藤周作「私が捨てた女」)
を観てきました。
これが今年最後の鑑賞になりました。
遠藤周作のあまりに哀しい結末を辿る女性の話がどんなミュージカルになるのか。
舞台のシンプルなセットは場面によって瞬時に変わってうまく生かされ、シーンの色合いを作り上げていました。
ペンパルとしての出会いから、単なるはけ口としか考えていない男を一途に慕い、思い続けた無垢な女性、森田ミツを高野奈々が好演していました。
歌はマイクを通していたので、ちょっと気がそがれましたが、全体的にとても美しい作品になっていました。
ひと昔前の若者の考え方やハンセン病への差別など、考えさせられることも多く、
小説の細部は忘れてしまっていて、
きれいにまとめすぎているのではないかとも思いましたが、だからこそミュージカルとして人の気持ちを動かしたのではないかと思われます。
楽しんできました。
来年は、新春らしく落語が観始めとなります。
現代音楽のコンサート、
「のだめオーケストラ」と続き、
世田谷パブリックシアターには三度足を運びます。
来年もきっとめまぐるしい年になることでしょう。
でも家でおとなしくしてるより、ずっと私らしく過ごせそう。
ところで、カレンダーを用意する時期にちょっと遅くれましたが、
シカゴにいる娘が友人と一緒に作ったカレンダーをご紹介。
ネット販売しています。
よろしかったら覗いてみて下さい。
さあ、掃除の仕上げです。
今夜は深夜まで私一人。
シカゴとSkypeの予定も入れています。
それまでにきっちり準備を終えるよう頑張りま〜す。
では、皆さま、良いお年をお迎え下さい♪
