October 03, 2005
下妻物語
改変期、見たい番組がない…という時に、ケーブルでこの映画のオンエアがあると知り観てみた。
映画本編も想像していたよりもよく出来ていて、青春友情モノの王道をいくベタな展開を面白おかしく見せてくれたし、それ以上に「ほーー、へぇーー」というトリビアな面白さがあって楽しめた。
物語の本筋は、ゴスロリファッションにすべてを捧げ、友達もおらず学校では一人孤立していようと全く意に介してはいないヒロイン・桃子(深田恭子)と、バリバリの硬派なヤンキーでレディース(といっても愛車はスクーター)・イチゴ(土屋アンナ)の奇妙な友情物語。
この二人が暮らすのがタイトルにもなっている下妻、という所だ。茨城県に実在するこの下妻市、初めて知った地名だし関西人にはそもそも「茨城県」という時点で既に全く馴染みがない。
茨城県といえば…つくばがある所?地形的には、鹿島灘?霞ヶ浦?…海沿い、水辺のなだらかな海抜低い所…?というイメージしか浮かばず、日本地図をWEBで見てみて「下妻市」は案外内陸部にあると解って納得した。むしろ、栃木、埼玉の土地柄のイメージに近いのかもしれない。
もっとも冒頭、桃子がパラソルをさして歩くあの田んぼの真ん中をどーんと通る未舗装の道、あのインパクトのある風景は「なだらかで広い」茨城県ならではなのだろうか。
生まれも育ちも大阪の「ベッドタウン」と呼ばれる近郊都市住宅街から出た事のない人間には
「日本のいなか」=海(湖)か山か温泉等のある観光地
のイメージしかないので、あの風景は遠い異国の地のようで、ファンタジーワールドに誘われる気がしたのだ。
一方でこれは関西人にしか通じない笑い所かもしれないが、桃子の出身地(兵庫県なのに06地域の某市)が「住民総ジャージなヤンキー王国」という設定、ナイスだ。地元市民は怒りそうだが…
微妙なリアリティを含んだデフォルメが上手い。
そして認識を改めたのが、「ゴスロリ」ファッションについてだった。
ドラマや映画でゴスロリファッションというと、竹野内豊版「人間の証明」で平岩紙扮する「路上で蘇州夜曲を歌う女の子」くらいしか記憶にないのだけれど、『黒が基調でプラス白』なものと勝手に思い込んでいた。ダーク可愛いが基本というか、昼なお薄暗い広大な洋館とかが背景にある退廃系陰属性のもの、みたいな思い込みは、どうやら間違っていたらしい。
深キョンが劇中で次々と披露するゴスロリ服は白の他ピンクやブルーのパステルカラーで、陽属性の明るい色調が多い。軽部真一インタビューでは深キョン本人が一番のお気に入りと言っていた喫茶店シーンで着ているヴィクトリアンぽい柄物のワンピなんて、ローラアシュレイとかの系統のショップでも売っていそうな雰囲気。
ゴシックロリータ、その起源はロココ…というのも意表をつかれたトリビアだった。
そうか、ヴェルサイユか…マリー・アントワネットの世界だったとは。
桃子がお菓子しか食べないという極端な設定も「パンがなければお菓子を食べればよいではありませんか」の含み?
篠原涼子の関西弁はいくら何でももうちょっと何とかして欲しかったが、最後の深キョンのキメ台詞はまあ許容範囲、と思えた。
マンガではなくこのキャストでの実写だからこその面白さ、楽しませてもらいました。
映画本編も想像していたよりもよく出来ていて、青春友情モノの王道をいくベタな展開を面白おかしく見せてくれたし、それ以上に「ほーー、へぇーー」というトリビアな面白さがあって楽しめた。
物語の本筋は、ゴスロリファッションにすべてを捧げ、友達もおらず学校では一人孤立していようと全く意に介してはいないヒロイン・桃子(深田恭子)と、バリバリの硬派なヤンキーでレディース(といっても愛車はスクーター)・イチゴ(土屋アンナ)の奇妙な友情物語。
この二人が暮らすのがタイトルにもなっている下妻、という所だ。茨城県に実在するこの下妻市、初めて知った地名だし関西人にはそもそも「茨城県」という時点で既に全く馴染みがない。
茨城県といえば…つくばがある所?地形的には、鹿島灘?霞ヶ浦?…海沿い、水辺のなだらかな海抜低い所…?というイメージしか浮かばず、日本地図をWEBで見てみて「下妻市」は案外内陸部にあると解って納得した。むしろ、栃木、埼玉の土地柄のイメージに近いのかもしれない。
もっとも冒頭、桃子がパラソルをさして歩くあの田んぼの真ん中をどーんと通る未舗装の道、あのインパクトのある風景は「なだらかで広い」茨城県ならではなのだろうか。
生まれも育ちも大阪の「ベッドタウン」と呼ばれる近郊都市住宅街から出た事のない人間には
「日本のいなか」=海(湖)か山か温泉等のある観光地
のイメージしかないので、あの風景は遠い異国の地のようで、ファンタジーワールドに誘われる気がしたのだ。
一方でこれは関西人にしか通じない笑い所かもしれないが、桃子の出身地(兵庫県なのに06地域の某市)が「住民総ジャージなヤンキー王国」という設定、ナイスだ。地元市民は怒りそうだが…
微妙なリアリティを含んだデフォルメが上手い。
そして認識を改めたのが、「ゴスロリ」ファッションについてだった。
ドラマや映画でゴスロリファッションというと、竹野内豊版「人間の証明」で平岩紙扮する「路上で蘇州夜曲を歌う女の子」くらいしか記憶にないのだけれど、『黒が基調でプラス白』なものと勝手に思い込んでいた。ダーク可愛いが基本というか、昼なお薄暗い広大な洋館とかが背景にある退廃系陰属性のもの、みたいな思い込みは、どうやら間違っていたらしい。
深キョンが劇中で次々と披露するゴスロリ服は白の他ピンクやブルーのパステルカラーで、陽属性の明るい色調が多い。軽部真一インタビューでは深キョン本人が一番のお気に入りと言っていた喫茶店シーンで着ているヴィクトリアンぽい柄物のワンピなんて、ローラアシュレイとかの系統のショップでも売っていそうな雰囲気。
ゴシックロリータ、その起源はロココ…というのも意表をつかれたトリビアだった。
そうか、ヴェルサイユか…マリー・アントワネットの世界だったとは。
桃子がお菓子しか食べないという極端な設定も「パンがなければお菓子を食べればよいではありませんか」の含み?
篠原涼子の関西弁はいくら何でももうちょっと何とかして欲しかったが、最後の深キョンのキメ台詞はまあ許容範囲、と思えた。
マンガではなくこのキャストでの実写だからこその面白さ、楽しませてもらいました。
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『下妻物語』公式サイト:http://www.shimotsuma-movie.jp/製作:2004年日本監督:中島哲也出演:深田恭子/土屋アンナ/宮迫博之/篠原涼子
《公開時コピー..
映画 『下妻物語』【honu☆のつぶやき 〜映画に恋して〜】 at December 10, 2005 16:19
この記事へのコメント
青春友情モノと番組などをトリビアすればよかった?
Posted by BlogPetのKlaus at October 09, 2005 14:59
やっと我がど田舎ツタ○でも空きがでて借りれました。
>「住民総ジャージなヤンキー王国」
爆弾発言ですが・・私の友人に「これ血の気の多いあの街の住民怒らないかなぁ」と
言ったところ「あの連中は映画見に行くか?」とブチかましてくれました
(削除必要でしたら遠慮なく・・)でも言いたい事もわかります・・
ま、「死ぬ時もジャージ」は事実のようですし・・(笑)
自分的にもかなり上位に入る好きな作品になりました。
「18世紀のロココ」より友情を選んで○パ○プ振り回すモモコが
妙に愛おしく感じました。(訛りは別として・・)
でもここまで特定の街の名前を出して「行ってみたい」って感じない
映画も珍しいかも(笑)
平岩紙のゴスロリ・・見てみたい(ドラマ未見)
>「住民総ジャージなヤンキー王国」
爆弾発言ですが・・私の友人に「これ血の気の多いあの街の住民怒らないかなぁ」と
言ったところ「あの連中は映画見に行くか?」とブチかましてくれました
(削除必要でしたら遠慮なく・・)でも言いたい事もわかります・・
ま、「死ぬ時もジャージ」は事実のようですし・・(笑)
自分的にもかなり上位に入る好きな作品になりました。
「18世紀のロココ」より友情を選んで○パ○プ振り回すモモコが
妙に愛おしく感じました。(訛りは別として・・)
でもここまで特定の街の名前を出して「行ってみたい」って感じない
映画も珍しいかも(笑)
平岩紙のゴスロリ・・見てみたい(ドラマ未見)
Posted by たけこ at October 15, 2005 00:59
たけこさま
コメントありがとうございます。
あの街の住民…怒りそう、ですよねえ。
そのうち地上波でもオンエアされるだろうし…
確かに、下妻に行ってみたい!と思った人は
ほぼいないでしょうねぇ(笑)
観光名所として売り出そうというわけには
いかなさそうです。
平岩紙ちゃん、可愛かったです。
役柄的には泉谷しげるとの絡みで
無理やり作ったような、原作や旧作には
出てこないキャラ&エピなんですが…
そろそろ再放送しても良い頃なので
機会があれば是非。
コメントありがとうございます。
あの街の住民…怒りそう、ですよねえ。
そのうち地上波でもオンエアされるだろうし…
確かに、下妻に行ってみたい!と思った人は
ほぼいないでしょうねぇ(笑)
観光名所として売り出そうというわけには
いかなさそうです。
平岩紙ちゃん、可愛かったです。
役柄的には泉谷しげるとの絡みで
無理やり作ったような、原作や旧作には
出てこないキャラ&エピなんですが…
そろそろ再放送しても良い頃なので
機会があれば是非。
Posted by kuru at October 18, 2005 07:52

