2006年01月18日

アクティブインタフェースシュー対応のガンマイク、SONY ECM-HGZ1

もう先週の日曜日になってしまうのですが、また例によって兄と新宿のヨドバシカメラに遊びに行ったときに、コイツを買ってきました。SONY ECM-HGZ1(1)SONY ECM-HGZ1、税込み\8,400。SONYのハイビジョンカムコーダー(.....に限らず、SONYがアクティブインターフェースと呼んでいる、カムコーダーにアクセサリーを取り付ける独自規格に対応したカムコーダー全般)、HDR-HC1に取り付けて使ういわゆるガンマイクで、指向性の高い、モノラルのマイクです。ちなみにHDR-FX1には使えません。
欲しくなった理由は.....まあ、もっともらしい理由はくっつけられますが、正直いって、お正月だし、なんか欲しかったから。う〜ん、不純な理由だなあ。
この続きを読む
 
セパレータ
兄の話だと、本体の次はコンバージョンレンズ類、次が三脚、そしてマイクというのが、ムービー撮影に凝る人のたどる道の定番だそうですから、まあ買うべくして買ったもの、といったところでしょうか。昨年末に鎌倉の鶴岡八幡宮に行ったとき、結婚式を偶然撮影できたのですが、宮司さんの祝詞がいわゆるクチパクになってしまって、声がまったく入らなかった、こういうのを解消したいというのが表向きの理由。で、そういうこともあったし、コンバージョンレンズ装着のまま収納できるバッグが欲しくて、現物あたりのためにヨドバシカメラに持ち込んだHDR-HC1のガンマイクがないか面白半分に店員さんに尋ねたら、提示されたものが意外と安くて、お正月だし、とりあえず買ってみようかなあ、というのが本音です。
SONY ECM-HGZ1(2)
セパレータ
SONY ECM-HGZ1(3)HDR-HC1のアクティブインターフェースシューの蓋を開け、ECM-HGZ1のシュー部分を押しつけるように前にスライドすると取り付くので、シュー部のリングを回して締め付けます。接続はもちろんコードレス。アクティブインターフェースシューの前側に細かいピッチの金メッキの接点群が顔を出していて、本体側の接点(これは押すと引っ込むバネ仕掛けの樹脂製保護板に覆われています)と接続します。だ、大丈夫かなあ。接点は摺動しつつ接続するわけでなくただ圧着するだけのようですし、大きさも極小サイズですし、接触不良が心配ですね。取り付けていないとき、マイク側の接点は剥き出しだし。
セパレータ
SONY ECM-HGZ1(4)カムコーダーに取り付けると手前に見える面に3ポジションのスライドスイッチがあり、センターが電源OFF、上が本体のズーミングに応じて指向性の変わるズームマイク、下が本体のズーミングに影響されず狭い指向性を保つガンマイクになります。カタログにも、説明書にも、メーカーのホームページにも周波数特性が載っていなくて、ちょっと不安なんですが、まあそんなにムキになるものでもありません(HDV方式は高い周波数はカットされていますし、ね)
まだ実際の撮影には使っていないのですが、とりあえず音を聞いてみました。ECM-HGZ1のスイッチを"OFF"にしてイヤーレシーバーをつないだHDR-HC1に取り付け、録画スタンバイ状態にします。HDR-HC1の内蔵マイクですから、まあ適度にステレオ感があります。ECM-HGZ1のスイッチを下の"GUN"の位置にするとほんの一瞬音が途切れ、指向性の高い、ECM-HGZ1のガンマイク出力に切り替わります。ECM-HGZ1は基本的にモノラルマイクですから、その音ももちろんモノラル.....のはずなんですが、いくらか左右に分離しているような.....モノラルに限りなく近いんですが、でも何となくステレオ感があるんです。これはもしや.....
セパレータ
ECM-HGZ1のスイッチを"ZOOM"にします。やはりいったん音が途絶えてから切り替わります。HDR-HC1のズームはワイド端になっていましたから指向性の低い、無指向性に近いモノラル音のはずですが.....ステレオじゃん。ちゃんとステレオに分離しているんです。HDR-HC1のレンズを望遠端にしてみると、先ほどのガンマイクのときと同じようにステレオ感が弱まって、指向性が高くなります。
どうもHDR-HC1本体の無指向性のステレオ内蔵マイクと、鋭指向性のECM-HGZ1のモノラルマイクの出力を、ミキシングしているようなんです。ためしにHDR-HC1の内蔵マイクを爪でゴリゴリ引っ掻きながらズーミングしてみると、ワイド端でゴリゴリ音が大きく、テレ端でほとんど聞こえなくなります。いやあ、凝ってますねー。本当のところはいいのかどうかわかりませんが、素人の私の考える理想的なやり方ですね。
セパレータ
見た目はそんなに格好良くないのですが、スイッチを切ってしまえばHDR-HC1の内蔵マイクに切り替わってしまうわけですし、ガンマイクにしてもちゃんと環境音がステレオで録音できますから、これは常用してしまってもいいかな、と思いました。安いのにとてもよくできていて、いい買い物ができました。

 

この記事へのトラックバックURL

http://blogs.dion.ne.jp/sumio_k/tb.cgi/2687999
※公序良俗に反する内容、および記事とまったく関係ない内容へのトラックバックは、表示されませんのでご了承下さい。またそうでないトラックバックも、管理人がその判断をするため、表示まで多少のタイムラグがありますが、ご容赦下さい。

この記事へのトラックバック
HDR-HC1の生産終了という噂も聞こえる今日この頃ですが、HC1の話題2件が1
123の日に、HDR-HC1の話題が2つ【サントラ・ブロッグ】at 2006年01月23日 22:20
前回のエントリで「指向性マイクが必要だな」と思って、さっき検索をかけてみたら、当
で、マイクの話【masamic日々の雑感】at 2006年02月13日 01:05

この記事へのコメント

モノラルでしか録れないのだと思っていました。
内臓マイクとミキシングするなんて!!
すごい発見ですよ!!
俄然興味が湧いてきました。
Posted by 橋本@横浜 at 2006年02月03日 00:48
そ、そうなんですよ、橋本@横浜さん。
このマイクは指向性は高いですけれどカタログでモノラルだと書いてあったので、私も収音はモノラルだと思い込んでいたのですが、嬉しい誤算でした。
特にカタログでも謳ってなくて、とっても地味なんですけど良く考えられていて、これはなかなかです。
ただ.....要するにふたつのマイクが活きているわけですから、風対策のウィンドスクリーンやウィンドジャマーは、HDR-HC1の内蔵マイクとこのガンマイク、両方に用意しなければなりません。
Posted by 管理人: 栗山 at 2006年02月03日 23:25
いやー、本体のステレオマイクも生きているなんて、すばらしすぎです。早速アマゾンで買っちゃいました。

生まれて初めてビデオカメラを購入したのですが、貴兄の仰るとおり、「本体⇒コンバージョンレンズ類⇒フィルタ類⇒三脚⇒マイク」と、王道を進んでおりますw。

非常に良い情報ありがとうございました。

確かに風対策はどっちも必要になっちゃいますねぇ。
Posted by masamic at 2006年02月13日 10:48
masamicさん、いらっしゃいませ。
せっかく内蔵ステレオマイクがあるんですから、ガンマイクは、それとミックスしてくれないかなあ、と思っていたら、カタログでもメーカーのホームページでも謳っていないのに、このマイクはその理想的な方法をとっているのでした。メーカーは、もっとアピールすればいいのに、と思ってしまいますよね。

そうですか、masamicさんも王道をばく進中ですか。この際ですから行き着くところまで行ってしまいましょう、お互いに。

これからもよろしくお願いします。
こちらからもトラックバックさせてください。
Posted by 管理人: 栗山 at 2006年02月13日 22:42

ぜひひとこと、コメントをお願いします