2010年03月24日

三菱の液晶ディスプレイ、RDT231WLM-Dを買いました

いつの間にか、液晶ディスプレイがずいぶん安くなったなあ、と思っていました。でAmazon.co.jpなんか眺めていたら、23型のフルHDのモニターが\19,980ということで、つい衝動買いしてしまいました。
購入したのは三菱のRDT231WLM-Dという機種。
クリックするとAmazon.co.jpの当該製品の販売ページが開きます。一応ご参考までに、ということで、けっして購入をお勧めするものではありません。
えらい安いなあ。この値段だったら最悪ダメダメでも、どうしようもなく辛い、というほどでもありません(でもできれば、無駄遣いは避けたいですが)。と感動して購入したのですが、またお気に入りのヨドバシAkibaの店頭で見てみたら、同じ機種ではありませんでしたし、確かに、わずかにAmazonのほうがお買い得感はありましたが、でも著しい差はないんですね。液晶ディスプレイって、やっぱりずいぶんと安くなっているんですね。
セパレータ
午前中に注文したら、「お急ぎ便」の指定もしないのに、次の日に届いてしまって。どうせ明後日だろうとタカをくくっての注文でしたから、翌日は予定があったので、ちょっと焦りました。でも欲しくて注文したのですから、早いのは嬉しいですよね。
製品の外箱に伝票を貼り付けた簡易包装で届きますが、これで充分。開梱してみると緩衝材に発泡スチロールが使ってあったりして、ちょっと時代遅れ感があります。箱の外には「Made in China」の文字が。こだわる方もおられるようですが、いいモノであれば、私はまったくこだわりません。
脚部は組み立てる(というほど大げさできなく、2ヶ所差し込むだけ)必要がありますが、組み立ててみると、はっきりいって柔い。液晶部に触ると、グニャグニャとしなります。無理をすると折れてしまいそうですが、まあこの価格なら、こんなものでしょうか。左右に首を振ったり、上下にティルトしたりなんかは、当然できません。脚部の後ろに飛び出した部分がはずれて、モニター背面を壁にぴったりとつけて設置できるようになっています。
セパレータ
モニター背面には下向きに、入力端子類が並んでいます。
HDMI、DVI-D、アナログRGBのミニD-SUB15ピン、それに音声入力端子(3.5φステレオミニジャック)。メニュー操作で固定もできますが、初期設定は自動選択。入力信号を検知した入力端子に自動的に切り替わるようですが、同時に入力したときはどうなるのかな。きっと優先順位があるんだと思いますが、すみません、調べていません。
音声の入力端子を備えているのは、このモニターがステレオのスピーカーを内蔵しているからで、底面に向けて、小さなスピーカーが開口しています。皆さんレビュー等で触れているとおり、音質は、まあそれなり。でもこの本体価格でスピーカーまで装備しているのは、エライと思います。とりあえず音が出れば、便利に使えるシーンはあると思いますから。
ヘッドホン出力(3.5φステレオミニジャック)も備えています。
セパレータ
でこれを何に使うかというと、ブルーレイディスクレコーダー(PanasonicのDMR-BW850です)のHDMI端子につないで、テレビ代わりにしようという魂胆。最近低価格化が著しい、フルハイビジョン解像度のPC用小型液晶モニターで、どのくらい動画が映せるのかに興味があったんです。応答速度5msなんて書いてありますが、たぶん残像バリバリで使い物にならないんだろうな、と先入観を抱きつつ。
でも実際見てみると.....。
セパレータ
いいじゃん。
バックライトの絶対的な明るさはちょっと足りない気はしますが、調整次第では、ちゃんと見られます。明るい日が当たる部屋なんかでは役不足かもしれませんが、そうでもなければ、普通に見られます。残像も大丈夫。まったく気になりません。コントラストを思い切り下げ、ちょっと緑色と、けっこう青色を下げ、多少色を濃いめに調整してやると、好みの映り具合にすることができました。ほとんど手探りのモニター下面の小さなボタンは、慣れると操作もそんなに苦にはなりません。それに、ちゃんとフルハイビジョンらしい解像度が出ていて、なかなか繊細で、この見え方は私好み。視野角だってそんなに広くはない(特に上から見下ろすと、コントラストが低下し、白っぽくなります)けれども、多少暗めなことだって、パーソナルユースで独り占めするなら、必要充分。バックライトが強力でないぶん発熱が少ないのも、ひとつの利点です。液晶パネル周囲の額縁部分が極端に細いので、ワンサイズ下の液晶テレビよりも筐体が小さいのも、とても嬉しい。さっそくHDMI端子すらない古いWXGAの液晶テレビと、入れ替えてしまったのでした。テレビの後ろにごっそりと這いずり回っていた接続コード類が、たった1本になってしまったのも、ありがたい。
とってもお買い得な買い物でした。何よりこのお値段でこの内容、とても痛快な気分が味わえたのは、きっと私が根っからの貧乏性だからでしょう。
いい時代になったなあ。
ただしバックライトの寿命については.....これは使い続けてみないと、なんともいえません。個人的には、お値段を考えれば、過剰な期待は禁物だと思っています。
セパレータ
この本体価格で、なんと、HDMIとミニD-SUB15ピンアナログRGBの、2本の接続コードが付属してきます。コード類だけでも、結構なお値段です。いったい本体の原価はいくらなんだと、メーカーが心配になってしまうほどの、至れり尽くせりのサービス精神。
小さな液晶テレビには、「落下試験が必要になってしまうことを避けるため」、取っ手がついていませんが、この液晶モニターには背面中央上部に、指が入る凹みがついていて、片手でぶら下げられます。それに簡素な構造で5.6kgととても筐体が軽く、そういう意味でもいわゆる家庭用薄型テレビと、一線を画します。
テレビなんて、これでいいじゃん。
私は圧倒的に、こちらのほうが好み。
例えばレコーダーの類や地デジが受信できるPCなどを持っていて、チューナーが内蔵されている必要がないのなら、この「超低価格・フルHD小型液晶モニター」は、いい選択肢なのではないかと思いました。
あ、もちろん購入したばかりのVAIO F[クリエイティブエディション]にもつないでみましたが、まったく問題なく使用することができました。
セパレータ
私は以前から、日本のテレビやさんが、小さなフルハイビジョンテレビを作ってくれないのを嘆いていました。でもこんなのを売られてしまったのでは、今さら作っても売れるわけがないというのを、メーカーはわかっているのかもしれませんね。作ったとしてもこんなモニターと競合しなければならないのでは、高い値付けができるわけありませんから、できるだけ大画面で、さらに「録画機能」などの付加価値をつけて単価を引き上げて.....と皮算用しているのかもしれません。
そういうところにしか日本製品の生き残る余地が残っていないのだとしたら.....危機感を覚えるのは私だけでしょうか。昔日本がしてきたことを、今やられているわけです。
いち消費者としては、とてもお買い得な買い物ができて嬉しいのですが、なんかいろいろなことを考えさせられてしまった、今回の買い物でした。

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