2009年01月25日
中林百貨店『大納豆市』
あまりにも納豆根多のストックがたまり過ぎてしまい、このままではデータが二次発酵してしまう…と云うコトで、北から一挙紹介。

☆武田『丸粒 青森納豆』(青森県青森市)
この会社の納豆は以前に『つぶ』と『ひきわり』、あと『黒大豆』も取り上げましたが、コレは丸粒とのコト。
てっきり丸っこい大豆かと思いましたが、そんなでもないですね。北海道産ツルムスメ100%の大粒です。
で、面に書かれた“伝統の味を守り続ける”や“味わい深い”のコピー通り、豊か過ぎる味や香り、手首筋トレな強烈な糸引き等“これが納豆だよっ!”と云った感動を味わえることでしょう。
この強烈な味わいや糸引き、各商品に共通してるので、これが武田のカラー(または納豆菌)なんでしょね。

☆まるかん『盛岡納豆』(岩手県八幡平市)
面に“盛岡高等農林教授 村松博士指導 日本初 工業化第一号納豆”とあります。
《丸勘商店のあゆみ》によれば、
“盛岡高等農林学校(現岩手大学農学部)では村松舜祐博士が納豆菌を発見し、安定して製造できることを証明。これを企業化する段階で、勘之助が協力を申し出、納豆作りを手掛けた。”
とのコトで、創業者・村上勘之助と村松教授との二人三脚による産学共同研究の先駆けだった訳ですね。
10mm前後の国産大豆使用。ここから近代の納豆生産がスタートしたと考えると、納豆好きな方には一度は食べて戴きたい納豆です。
村松博士製法と云えば宮城の『川口納豆』がそーですが、ハイインパクトな川口納豆シリーズと比べると穏やかな雰囲気。
でも味わいの深さは負けてません。柔らかで豆の味がしっかりしてて美味しいです♪
で、パケデザインが気になるんです。《日本》で考えると、京都・五条大橋の向こうに富士山みたいな、外国人が考えそうなデザインに見えるんですが、盛岡だから山は岩手山でしょうね。
となると橋は開運橋の昔の姿?《丸勘商店のあゆみ》によれば、多少の違いはあれど初期のモノもこの絵柄です。その頃の開運橋は擬宝珠のある橋だったんでしょうか(※最下段追記へ)。

☆大力納豆『大力納豆』(新潟県魚沼市)
大力納豆の製品と云えば、以前に高級な『吟選つるの子』と『小出っ子』を取り上げましたが、会社名が冠されたこの『大力納豆』こそがフラッグシップと云えるんじゃないでしょうか。
国産小粒100%です。でもって紅白なパケには力士と軍配が。一度見たら忘れられないインパクトです。
コレって以前は近所のスーパー(高くない方)で『栃尾の油揚げ』と共に普通に売ってたんですよね。それがいつの間にか置かなくなってしまったんです。
今や御徒町の『吉池』だけが頼りかと思いきや、今回は門前仲町の『赤札堂』で偶然に遭遇。
やっぱり美味しいですね。タレが付いてますが、豆の味を邪魔しません。

☆加藤敬太郎商店『うど川原 酒田納豆』(山形県酒田市)
“納豆元祖 創業二百余年 (有)加藤敬太郎商店”の文字に貫禄を感じます。
これも門前仲町の『赤札堂』で手に入れました。パケが紅白なクラシカルデザインですが、何だか木版画の様です。ちょっと珍しいですよね。
しかもコレは…酒田港の様子でしょうか。船の絵がまた好いですね。湾を横切る鎖、岬には工場でしょうか、あ、地図を見ると火力発電所がありますね。それか?遠くに見えるは当然、鳥海山でしょう。(※)
しかもギラギラと輝く太陽の中にはぐるぐるとした模様。何だかサイケです。
コレって、歯車みたいな定規でぐるぐるやって描ける模様じゃないでしょうか。子供の頃あったなぁ!
で、taiji141さんの『七転納豆』によれば、最近は国内産大豆使用のモノが平行して登場、その文字がギラギラ太陽の部分に書かれてるので、パケの太陽が消えてしまってるヴァージョンも存在が確認されてます。
わたしはまだ出会ってませんが。
果てしなく柔らかい訳ではなく、微妙な歯応えがあります。コレはそのまま煮豆感覚で食べて酒の肴になります。美味しいです。
勿論、ご飯と食べても美味しいですよ。

☆津山納豆製造所『つと納豆』(宮城県登米市)
コレは藁苞モノではあるんですが、納豆自体はビニールで包まれてます。
まあ、容器としての藁苞とも云えますが、よくある細い針金で綴じられたモノとは違って、藁苞自体は本格的にしてスタンダードなモノです。
と云うコトは、藁苞の構造を知るのに役立ちますよ。直接包まれたモノだと、バラしたりすれば手やら服やらがネバネバ化する恐れがありますもん。
で、気付いたコトが。
藁苞って、まずは切り揃えた藁の一端と中間を縛り、その間を広げて膨らませたところに豆を詰める訳ですね。
そして縛ってない側を中間から、詰められた豆を覆う様に折り返して蓋をし、あとは藁でクロス状に縛ってまとめる、と。
髪、長いんですよわたし。で、何かやってる時など、普段は前髪以外は頭頂部でまとめて縛り、後方に垂らしてるんです。
コレですよ。何か常々、藁苞に親近感を感じてましたが…
俺が藁苞野郎だったのか!?
それはともかく『つと納豆』。宮城県産の小粒(10mm弱)大豆使用です。柔らかさや香り、そして納豆らしい豆の味わい…。
牧歌的な絵が描かれたパケですが、そんな感じです。日本の懐かしき好き姿…そんな納豆でしょうか。
添付のタレも甘過ぎず好い感じ。ご飯が美味しい納豆です♪
と、一気に五種類もの地納豆を紹介してみましたが、実はまだまだ…。
現地を除けば、東京以外ではなかなか各地の地納豆って手に入りにくいかも知れません。
でも納豆好きならば、例えば出先のスーパーなど普段寄らない店の棚を探してみましょう。
意外な出逢いがあるかも?
今後は根多が二次発酵を起こさぬ様、なるべく早めに取り上げたいと思います。
追記;taiji141さんから情報を戴きました。この橋は江戸時代の擬宝珠が残る盛岡の『上の橋(かみのはし)』と云われてるそうです。今度行ってみます。
ありがとうございます。
重ねて追記;taiji141さんの情報では、この塔は酒田六角灯台だそうです。調べてみればこの灯台、常夜灯に代わって明治28年に作られたものの様です。現在ではその役割りを三代目灯台に渡してますが、ここはちょっと訪れてみたくなりました。

☆武田『丸粒 青森納豆』(青森県青森市)
この会社の納豆は以前に『つぶ』と『ひきわり』、あと『黒大豆』も取り上げましたが、コレは丸粒とのコト。
てっきり丸っこい大豆かと思いましたが、そんなでもないですね。北海道産ツルムスメ100%の大粒です。
で、面に書かれた“伝統の味を守り続ける”や“味わい深い”のコピー通り、豊か過ぎる味や香り、手首筋トレな強烈な糸引き等“これが納豆だよっ!”と云った感動を味わえることでしょう。
この強烈な味わいや糸引き、各商品に共通してるので、これが武田のカラー(または納豆菌)なんでしょね。

☆まるかん『盛岡納豆』(岩手県八幡平市)
面に“盛岡高等農林教授 村松博士指導 日本初 工業化第一号納豆”とあります。
《丸勘商店のあゆみ》によれば、
“盛岡高等農林学校(現岩手大学農学部)では村松舜祐博士が納豆菌を発見し、安定して製造できることを証明。これを企業化する段階で、勘之助が協力を申し出、納豆作りを手掛けた。”
とのコトで、創業者・村上勘之助と村松教授との二人三脚による産学共同研究の先駆けだった訳ですね。
10mm前後の国産大豆使用。ここから近代の納豆生産がスタートしたと考えると、納豆好きな方には一度は食べて戴きたい納豆です。
村松博士製法と云えば宮城の『川口納豆』がそーですが、ハイインパクトな川口納豆シリーズと比べると穏やかな雰囲気。
でも味わいの深さは負けてません。柔らかで豆の味がしっかりしてて美味しいです♪
で、パケデザインが気になるんです。《日本》で考えると、京都・五条大橋の向こうに富士山みたいな、外国人が考えそうなデザインに見えるんですが、盛岡だから山は岩手山でしょうね。
となると橋は開運橋の昔の姿?《丸勘商店のあゆみ》によれば、多少の違いはあれど初期のモノもこの絵柄です。その頃の開運橋は擬宝珠のある橋だったんでしょうか(※最下段追記へ)。

☆大力納豆『大力納豆』(新潟県魚沼市)
大力納豆の製品と云えば、以前に高級な『吟選つるの子』と『小出っ子』を取り上げましたが、会社名が冠されたこの『大力納豆』こそがフラッグシップと云えるんじゃないでしょうか。
国産小粒100%です。でもって紅白なパケには力士と軍配が。一度見たら忘れられないインパクトです。
コレって以前は近所のスーパー(高くない方)で『栃尾の油揚げ』と共に普通に売ってたんですよね。それがいつの間にか置かなくなってしまったんです。
今や御徒町の『吉池』だけが頼りかと思いきや、今回は門前仲町の『赤札堂』で偶然に遭遇。
やっぱり美味しいですね。タレが付いてますが、豆の味を邪魔しません。

☆加藤敬太郎商店『うど川原 酒田納豆』(山形県酒田市)
“納豆元祖 創業二百余年 (有)加藤敬太郎商店”の文字に貫禄を感じます。
これも門前仲町の『赤札堂』で手に入れました。パケが紅白なクラシカルデザインですが、何だか木版画の様です。ちょっと珍しいですよね。
しかもコレは…酒田港の様子でしょうか。船の絵がまた好いですね。湾を横切る鎖、岬には工場でしょうか、あ、地図を見ると火力発電所がありますね。それか?遠くに見えるは当然、鳥海山でしょう。(※)
しかもギラギラと輝く太陽の中にはぐるぐるとした模様。何だかサイケです。
コレって、歯車みたいな定規でぐるぐるやって描ける模様じゃないでしょうか。子供の頃あったなぁ!
で、taiji141さんの『七転納豆』によれば、最近は国内産大豆使用のモノが平行して登場、その文字がギラギラ太陽の部分に書かれてるので、パケの太陽が消えてしまってるヴァージョンも存在が確認されてます。
わたしはまだ出会ってませんが。
果てしなく柔らかい訳ではなく、微妙な歯応えがあります。コレはそのまま煮豆感覚で食べて酒の肴になります。美味しいです。
勿論、ご飯と食べても美味しいですよ。

☆津山納豆製造所『つと納豆』(宮城県登米市)
コレは藁苞モノではあるんですが、納豆自体はビニールで包まれてます。
まあ、容器としての藁苞とも云えますが、よくある細い針金で綴じられたモノとは違って、藁苞自体は本格的にしてスタンダードなモノです。
と云うコトは、藁苞の構造を知るのに役立ちますよ。直接包まれたモノだと、バラしたりすれば手やら服やらがネバネバ化する恐れがありますもん。
で、気付いたコトが。
藁苞って、まずは切り揃えた藁の一端と中間を縛り、その間を広げて膨らませたところに豆を詰める訳ですね。
そして縛ってない側を中間から、詰められた豆を覆う様に折り返して蓋をし、あとは藁でクロス状に縛ってまとめる、と。
髪、長いんですよわたし。で、何かやってる時など、普段は前髪以外は頭頂部でまとめて縛り、後方に垂らしてるんです。
コレですよ。何か常々、藁苞に親近感を感じてましたが…
俺が藁苞野郎だったのか!?
それはともかく『つと納豆』。宮城県産の小粒(10mm弱)大豆使用です。柔らかさや香り、そして納豆らしい豆の味わい…。
牧歌的な絵が描かれたパケですが、そんな感じです。日本の懐かしき好き姿…そんな納豆でしょうか。
添付のタレも甘過ぎず好い感じ。ご飯が美味しい納豆です♪
と、一気に五種類もの地納豆を紹介してみましたが、実はまだまだ…。
現地を除けば、東京以外ではなかなか各地の地納豆って手に入りにくいかも知れません。
でも納豆好きならば、例えば出先のスーパーなど普段寄らない店の棚を探してみましょう。
意外な出逢いがあるかも?
今後は根多が二次発酵を起こさぬ様、なるべく早めに取り上げたいと思います。
追記;taiji141さんから情報を戴きました。この橋は江戸時代の擬宝珠が残る盛岡の『上の橋(かみのはし)』と云われてるそうです。今度行ってみます。
ありがとうございます。
重ねて追記;taiji141さんの情報では、この塔は酒田六角灯台だそうです。調べてみればこの灯台、常夜灯に代わって明治28年に作られたものの様です。現在ではその役割りを三代目灯台に渡してますが、ここはちょっと訪れてみたくなりました。
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この記事へのコメント
いずれも良い納豆ばかり!
並んでるのを見てるだけで幸せになる私はかなり変かも?
さて、丸勘盛岡納豆のラベルですが、背景は江戸時代の擬宝珠がそのまま残る「上の橋(かみのはし)」といわれてます。
で、ここの橋のたもとの「肉の米内」の冷麺が絶品で、焼き肉がまた。。。
並んでるのを見てるだけで幸せになる私はかなり変かも?
さて、丸勘盛岡納豆のラベルですが、背景は江戸時代の擬宝珠がそのまま残る「上の橋(かみのはし)」といわれてます。
で、ここの橋のたもとの「肉の米内」の冷麺が絶品で、焼き肉がまた。。。
Posted by taiji141 at 2009年01月25日 15:14
>taiji141さん
アンテナショップも含むとは云え、これらは全て現地ではなく東京で手に入ったモノです。
もしかしたら東京が一番多くの地納豆を楽しめる土地なのかも知れません。
自分でも写真を貼り付けたり記事を書いたりしながら、何だかしあわせでした(笑)。
なるほど『上の橋』でしたか。調べれば官庁街の方ですね。あっちの方には友人お薦めのラーメン店もあるので、今度行った時には訪れてみます。
ありがとうございます。
アンテナショップも含むとは云え、これらは全て現地ではなく東京で手に入ったモノです。
もしかしたら東京が一番多くの地納豆を楽しめる土地なのかも知れません。
自分でも写真を貼り付けたり記事を書いたりしながら、何だかしあわせでした(笑)。
なるほど『上の橋』でしたか。調べれば官庁街の方ですね。あっちの方には友人お薦めのラーメン店もあるので、今度行った時には訪れてみます。
ありがとうございます。
Posted by 中林20系 at 2009年01月25日 17:13

