2011年11月28日

心の揺らぎ

昨日ののど自慢、友達の甥っ子が出るというので、見ていたら、トップバッターで「ずんどこ節」をなんとも言えない振りつけで歌っていた。確か鐘は1つだったかな。
でもそのあとのインタビューで

「千代田のじいちゃん、ばあちゃん」

という語りかけを聞いてちょっとじーんとした。私の実家も千代田町にある。
もう私にはじいちゃんもばあちゃんもいないけど、お孫さんが祖父母の方を思いやる気持ちっていいな。


その後駒場東大前へ。
二胡仲間のTさん率いるトリオ「コンスタンタ」のFirst Concert。
一軒家のような素敵なホールに、Tさんの優しい音色、チェロの味わいのある音色、そして素晴らしい編曲がベストマッチで、Tさんの明るく温かいお人柄そのものの素晴らしいコンサートでした。

心地よい曲を聴きながら・・・実は心はずっと別のところをさまよっていました。



1週間程前に、とある計画が頓挫し、代案を提示されたのですが、私は元々「すべては神様のおぼしめし」「神様の配合」という思いの非常に強い性格で、そもそも頓挫するということは「これは計画そのものが間違っている」のだから代案なんて飲めないと突っぱねて、どんなに懇願されても一切受け付けませんでした。

でもTさんの優しい音色を聴いていたら「本当にこれで良いのだろうか。私はあまりにかたくなすぎるんじゃないのか。」とそれまで氷のように冷たく凝り固まった心が溶かされていき、コンサートが終わる頃には、家に早く帰って連絡しなきゃ、と思うようになりました。

そして家に戻ってふとうちの窓から外を見ると、夕焼けにくっきりと富士山のシルエットが浮かび上がっていて、「ここは私が折れて代案を受け入れよう」という気持ちにはっきり変わりました。



演奏を聴く前、13:30までは「私はこれで絶対に間違っていない。私の判断は正しい。」と思っていたのに、演奏を聴いていたら「正しい、間違い、じゃなく、損得でもなく、プライドも関係なく、自分が折れることが一番気持ちの良いことなのかもしれない」と思うまでに心は変化していました。
今私は韓国の「私は歌手だ」という番組を見ていて、出演している韓国を代表する歌手の方々の歌を聴いていてもつくづく思うことなのですが、「音楽」というのは、人の心に直接訴えかける、とてつもなく大きな力を持ったものなんだということ。
時に心を癒し、励まし、寄り添い、慰め、鼓舞し、温め、ほぐしてくれる。
時に勇気を、生きる希望を、悲しみから立ち直るすべを、自分を見つめなおす機会を与えてくれる。
「音楽」ってやっぱりすごいなあ。
以前は「東方神起」の音楽は、このすべてに当てはまった。
今JYJにも二人にもイマイチ物足りなさを感じるのは、東方神起を聞いていたころの心の充実度と比べてしまうから。

私はプロではないけれど、音楽を志す者として、「温かい」音楽を目指していきたい、と改めて思った一日でした。


私の急な心変わりに、代案を提示してきた人は「絶対にダメだったのに、どうして急に?」とびっくりしていましたが、「音楽と富士山で『氷の女』の心も溶けました」という理由に納得したのかどうかわかりませんが、一言「ありがとう」とお返事をもらいました。
ここまでが神様の配合なのかなあ。。。。

Posted by talktomyself at 15:05  |Comments(0) | Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


 
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