2007年09月16日

舞囃子「天鼓」顛末

いや、舞台の次の週が三連休でよかった。
9月に入ってからの怒涛のスケジュールで、舞台後はさすがに放心しっぱなし(?)。

ようやく昨日ぐらいから息を吹き返したところです。

応援いただいた皆々様、ありがとうございました。
どうにか最後まで舞いおおせました。
心から感謝申し上げます。

しかし、ここで「無事」とつかなかったのが今回の痛いところ。
見事にやらかしてしまったのです。続きを読む
 
Posted by tamamo9 at 16:16  |Comments(0)TrackBack(0) | 特集 , 舞囃子「天鼓」 , 概念

2007年08月30日

カマエ改善計画(ここにきて?)

ついに天鼓は追い込みに入りました。

本日は師匠稽古。残っていた夏季休暇を使い、稽古をつけていただきました。
だいぶ和らいだ気温のおかげでどうにか倒れずにすみましたが、広島⇔浜田間を往復で(家族連れで)稽古に出向くのは、やっぱりしんどいもんです。

師匠稽古がしんどかったのは、これに先立つ自主練習で見つけたテーマに挑戦したことも。
囃子のテープで舞っていると、家内が
「いやぁ、そこまで腰を跳ねんでも。ヒザも曲がってるし…」と。

いわく、腰を跳ねすぎることで腰から下は前傾しなくなり、棒立ち+ヒザ曲げ運足が発生しているのではないかと。


実は以前から師匠の舞姿を見るに付け、
「師匠のカマエはきれいだなー。腰をそんなに反さなくても舞えるんだもんなー…」と思いながら、これはあくまでプロだからなんだ、素人は腰を可能な限り跳ねてなきゃいけないんだと思考停止に陥っていました。

が、カミさんから指摘されてようやく現実を直視することに。
試しに、今まで骨盤に入れていた力の入れどころをみぞおち辺りにシフト。
家内は「ゴリラちっくでなくなったよ。」と。

自分ではわかりませんでしたが、ヒザ曲げも修正が出来ていたとも。


思えば以前釆女や江口を稽古したときに、師匠から散々シルエットについて呆れられましたが・・・
・・・もしや。



しかし、ただでさえ神経の磨り減る師匠稽古に、つい2日前から取り組みだしたテーマを持ち込むのはホネ。
本番(9/8)までに与えられた時間はあとわずか。
バランス修正、完了できるでしょうか?

コツをどうにか掴めたら、また考察を載せてみます。
 
Posted by tamamo9 at 18:17  |Comments(2)TrackBack(0) | 特集 , 舞囃子「天鼓」

2007年08月04日

面ヲキル3

目下稽古中の「天鼓」。
いよいよクライマックスではテクニカルな舞が待っています。

以前仕舞で稽古したときは盤渉バージョン(波をうがつ時にバックステップしたりします)でやりましたが、今回は黄渉楽の舞囃子なのでノーマルバージョン。
若干ノリに違いも出ます。

天鼓のキリで前回から苦手だったのは面を切る所作。
「星も相生う空なれや」と天球の星空を左右に仰ぐところです。
以前「枕の段」や「網の段」の面を切りながら進む所作を考察しましたが、あれらの曲は鋭角的に面を切るのに対し、今回はぼ〜んやりと眺めます。

さらに、二足ツメとの組み合わせが意外に厄介。
歩数で何とかしやすい上記と違い、シンプルな構成ほど型としてまとめにくい!
(この辺は画数の少ない文字を書く難しさに通じます・・)
続きを読む
 
Posted by tamamo9 at 07:53  |Comments(4)TrackBack(2) | 仕舞 ,  , 舞囃子「天鼓」

2007年07月24日

バランスかくほ。

楽には確か86発の拍子があります。
(数えてみましたが間違ってたら誰か突っ込んでください)

徐々にノリが強くなってテンポアップしてきますが、去年の男舞五段に比べたら相当まったりしてます。

こういうときにシンドイのが「姿勢制御」。
身じろぎせずに立つ、というのは結構な作業ですが、楽序盤の大きなコミの拍子では「片足」で立ってる時間が意外に長い。

日常生活では感じないバランス感覚の狂い。
足腰は鍛えていますが、たまにチェックはしたいところ。

試しに目をつぶって拍子を踏んだところ
「ぐっら〜…」

昔は重い装束着ても大丈夫だったのに…。
とりあえず、目をつぶって踏切七拍子が連発できるよう反復練習。
弱ってるわけではないので修正は利きそうですが・・・不安。


面をかければ視界は激減。
目に頼らない平衡感覚を養うのは有意義であると思います。

目、つぶれますか?
 
Posted by tamamo9 at 22:24  |Comments(4)TrackBack(1) | 特集 , 舞囃子「天鼓」

2007年06月30日

楽。


mai et gaku.JPG

今年の初旬に「天鼓」をいただき、悪戦苦闘の末、どうにか唱歌を覚えました。

師匠から
「別にうたえなくても、囃子を聴ければええんやけどな(笑)」
と言われましたが、舞台でパニックになったときに「すがるモノ」が必要だ、と考えたもので。

覚え始めてかれこれ3ヶ月。
これほどまでに「覚えるチカラ」が落ちていようとは・・・
吸収力の悪さに我ながら嫌気がさします。
あと3年遅ければ、私には覚えるの無理だったんじゃないでしょうか。。


―舞と楽は異なる―

ようやくスキャンした全体像と、師匠につけていただいた稽古で掴んだことの一つはこの感覚。
私にはこの両者が、まるで違う分野の芸に感じられました。続きを読む
 
Posted by tamamo9 at 10:30  |Comments(5)TrackBack(0) | 特集 , 舞囃子「天鼓」

2007年06月14日

プレッシャーσ(^-^;)

地元で能楽ファンを増やすと言っておきながら、我が職場では謡など誰にも興味を持ってもらえません。
露出の仕方など要研究だなぁ、と反省していたところ。

「次の謡の会はいつどこだ?」と声を掛けられたのは雇用主さま。

「はっ、9月にお、尾道で…」と返答すると

「観に行こうかな…」と!
な、な、なんですとー!?
周りの方々の話では、若い頃から京都に愛着があって、従業員にコンナ奴がいると聞きつけて話題に出たとのこと。
存外に本気だとも。


さー。今までに感じたことのないプレッシャー。
尾道くんだりまで来させてこれかぁ?と来た日にゃあ…。
おまんま食い上げだけは洒落にならない!

そんなわけで目下舞囃子「天鼓」猛特訓中です。
9月8日土曜日 尾道しまなみ交流館で。
ご来場歓迎で…す