土と色 いま、わたくしであること第12回 「土と色 ひびきあう世界」 京都展
昨日、京都市美術館で開催されている同展に行ってきました。
知り合いのデザイン事務所の方から案内状を頂いたことがキッカケです。
そこに書かれていた 「知的障害のある方達の作品展です」
というメッセージに背を押されたカンジでしたが、正直言うと
その案内状をくださった方への 「お付き合い」 の気持ちもありました。
昨日は、3月にしては かなり寒い日でした。
河原町二条からテクテクと、冷たい雨の中を美術館まで歩きまして
到着した時には相当テンション低めだったのですが(苦笑)
美術館を出る時には、自分の頭から湯気が立ち昇っているのでは?
というくらい上気しておりました。
まずは 「絵画」 のブースへ。
後に予定が控えていましたので、「自称」 イラストレーターのワタシ
としては こちらに重点を置くべきだろう、と判断したワケですが
鑑賞を始めて早々、いきなり色彩の素晴らしい作品に出会い
「あ、この絵 写真に撮らせて欲しいな〜」 と。
受付に 「写真撮影を希望される方は ―― 」 という表示があった
ように記憶していたので、一度 受付に戻り、許可をいただいてから
改めて絵のブースへ。

こちらが、最初に撮影させていただいた作品です。
色の選び方、配色、
描かれている人物の配置、その重ね方、
そこから生まれる流れと広がり・・・
キャンバスさえあれば、どこまででも無限に広がっていくのでは?
と思わせられる 「のびやかさ」 に感動しました。
恐らく、そこに下世話な計算などというものはないのでしょう。
「感性」 という言葉が、頭の中で涼やかに響き渡りました。
一度にMAX を迎えたワタシのテンションは、その後 まったく
衰えることがありませんでした。
そして 「絵画を重点的に見たら、後の立体作品は軽〜く」
などという当初の予定が見当違いも甚だしいことに気付くのに
さして時間は必要ありませんでした。
いや、それまでMAX と考えていたテンションに、更なる高みがあることを
立体作品のスペースに足を運んでから気付いたと言っても良いくらいです。
最近、キャラクター・デザインの仕事が多いワタシにとって
そこは まさに 「宝箱」 状態でした。
ワタシの回線には産まれ出ないようなデザイン・ロジックのヒントが
次から次へと際限なくワタシの目の前に現れます。
まるで巨大なオモチャ箱にダイビングしたかのような恍惚の中
写真撮影を繰り返していたワタシの携帯は、会場の3分の1ほどを
泳いでいる途中で、いきなり 「まさか」 のギブアップ。
電池切れです(涙)
後の予定の刻限が迫っていることもあり・・・残念ながら
会場を後にすることに。
世間的には 「後ろ髪を引かれる」 と表現すべきところなのですが
坊主アタマで 「後ろ髪」 が絶無のワタシには、引かれて留まる
言い訳すら立たず、相変わらず降り続く 冷たい雨の中を
しかし、来る時には持ち合わせていなかった 「熱い」 コートを
身に纏ったような心地良さで、楽しく 温かく 帰路につくことができました。
スケジュールの都合さえつけば今日、もう一度 足を運びたいところですが
残念ながら3月15日までの開催期間中、都合のつく日がなく・・・
次の 「第13回 ―――」 を心待ちにしたいと思います。