今回の旅行の主たる目的は、つまるところこのイベントに参加したかったからです。
新宿は歌舞伎町の広場で、アニメソングや邦楽ロックからエッジの利いたクラブミュージックまで、ジャンルレスで楽しめる都市型レイヴパーティ。
1回目、2回目とUstream中継をネット越しに観ていて、実に楽しそうなイベントで機会があったら是非一度は参加したいと思っていたので、連休中に3回目の開催が決まったと同時に東京行きを決めていました。
しかし当日、ホテルで目が覚めた僕の耳に聞こえてきたのは、大粒の雨音。
雨天時には朝6時の時点で(今回から追加された会場の)LOFTだけで行うかを決定告知すると公式サイトで発表があったのですが、ノートパソコン広げて公式サイトにアクセスしたとき、正直なところ目を疑いました。
「本日のRe:animation3は通常開催いたします」
いくら昼からの開催とはいえ、今の天気も天気予報も雨を指し示しているのに、通常開催ですか(^_^;)。
いち参加者に過ぎないので憶測の域を出ませんが、この時点で通常開催を決定したのはかなりの賭けでなかったかと。
ホテルの簡単な朝食を食べ、イベントに行くために携行する荷物を最小限にして、ホテルの上野駅行き送迎バスに乗った時点でも雨は盛んに降りしきり、止みそうな気配なし。 ついでに送迎バスで隣に座った老齢の女性と少しばかり話をしたが、外見はどうみても日本人のお婆ちゃんなのに、日本語がほとんど通じず、たどたどしく英語でどこから来たのかと尋ねると、ハワイから来た日系アメリカ人とのこと。
明日帰国するためにお土産を買うと言っていたので、冗談半分で萌えキャラグッズを勧めたら「うちの子供はもう大学生ですから」……ここにアラフォー過ぎても萌え豚な人がいますけど(笑)。
上野駅で今後の移動のためにSUICAを一枚購入し、山手線で新宿まで移動。
雨が止む気配、まったくなし。
屋外の広場では傘の使用が禁じられているため、コンビニで簡易雨合羽を購入して東口のアルタ前広場でこのイベントに参加すると言っていたCatsRushさんと合流。 彼は道中のドンキホーテでさらに安い雨合羽を購入していきました。
彼の道案内で歌舞伎町の広場に着いたが雨脚は落ちつく様子を見せず、雨の中をスタッフの方々が準備をしていたものの、これで本当に開催できるのかな、と疑問に思っていたらスタッフが「チケット発売ならびに開始時間を1時間遅らせます」と宣言したので、近くのカラオケボックスで昼食兼雨宿りのカラオケで時間を潰す。
1時間半近くそこに居て外に出るとやや落ち着いてきたものの、まだ傘が手放せないくらいには雨模様。 それでもチケットを購入する人たちの行列ができていたので二人で並び、2500円のチケット代わりのリストバンドとフライヤーを入手。
予告どおり13時から始まったが雨は止まず、むしろ時折強く降り出したりもして決して良環境とはいえなかったが、それでも雨合羽を羽織ってテンションの高いフロアとDJ。 ジャンルレスとはいえ、イベント名にもアニメーションとあるようにやはりアニメソングがかかるとフロアの盛り上がりが一層昂ぶるのはお約束でしょうか。
次第に人数も増え、チラチラとコスプレイヤーの姿も見えるようになった16時過ぎに二人で、今回から追加されたLOFTに行ってみた。 ここはもともとライブハウスで最初の入場時にドリンクチケット500円を別途支払うシステム。 三回目で規模が大きくなった兼最悪の場合に備えてなんだろうけど、これで参加費が一気に1000円→2500円にあがったのはどうかと思う。
仮にここでのみの開催になった場合、ほぼ確実にキャパはオーバーしていただろうし、実際後述するようにキャパオーバーする時間帯もありましたからねぇ。
ここではバキバキのクラブミュージックに偽装された(笑)ゲームミュージックがかかっていましたが、彼は「アニソンがかからないから」とドリンクを飲むと再び雨の降る外の会場に行ってしまい、僕も踊り疲れたので運よく座れた椅子に腰掛けて休憩のお時間にしていました。
17時過ぎに外の会場に戻ると雨は雨合羽を羽織らなくても良いくらいの小雨に落ち着き、参加者の数も開始当初よりグッと増えていた。 合流したCatsRushさんが「小腹が空いた」というので、LOFTとの通り道にある「ラーメン二郎」歌舞伎町店に入ったが、小腹が空いた程度で行く店ではなかったですね(やや遠い目)。 以前蒲田で系列のラーメンを食べたときよりはライトな味だったとはいえ、やはり二郎は二郎であった。
ここで隣に座っていた人がリアニ参加者だということで、声をかけていろいろ喋った……関西のオッサンがやたら馴れ馴れしく感じたらすみませんでした(^_^;)。
会場に戻ってクールなテクノトラックを聴きながら身体を揺らせている間に、彼の姿が見えなくなった。 LOFTに行ったのかとLOFTに再度入場すると……サイリウムの光がそこかしこに揺れる光景。 そしてここでの二番目の見せ場である『マクロスフロンティア』の歌姫、シェリル・ノームの仮想ライブが始まると、その光の波は更に増えて一度目の最高潮ぶりに最初は呆然としていましたが、すぐに拳を振り上げてノルのにそう時間はかかりませんでした。
このイベント専用の録り下ろしMCでは「地球で本物の歌舞伎が見たい。 ここは歌舞伎町というくらいだから歌舞伎を見る場はあるでしょ?」とボケて、違うとわかると「そんなこと、私がわからないはずないでしょ!」と見事なツンぶりを見せてくれました。 しかし銀河系に名前を知られた歌姫も地球ではライブハウスですか(笑)。
それでもこの時間帯はキャパオーバーで入場制限がかかっていたので、うまく潜り込めたのはラッキーなのでしょう。
また外の会場に戻るとラストスパートに向けて人が集まりだした状態。 最初に設置された柵を広げる作業をスタッフの方がされていました。 再度合流した彼に「LOFTに行ってました?」と聞くと「行ってない」との回答。
さらに聞くとパチンコ屋で萌えパチ打っていたそうで、あのライブ見なかったのはもったいないと思いつつ音楽や他の参加者の反応を楽しみ、クラブノリからオタ芸まで幅広く盛り上がっている夜空に雨はもう降っておらず、結果オーライとはいえ無事にイベントが進んでいることに運営側の運の強さを思わずにはいられない。
前述のとおり、開場前はにわか雨が降りしきる中、始まったのですからね。
そしてイベントの締めとして流れたのは、RCサクセーションの名曲「雨上がりの夜空に」。
出来過ぎだろ(T_T)。
今回のイベントには、あまりにはまり過ぎる選曲にフロアで大合唱が起きたことは言うまでもないか。
特に最初からずっと居るとその思いが強過ぎて、今後この曲を耳にする度にこのときのことを思い出しそうです。
言いたいこともなきにしもあらずだけど、現場に行って本当に良かった。
さまざまな音楽をさまざまな人達と共有する楽しさはさすがにUstreamでは体験できませんからね。
AVSSさんが関西で活動していたときのパーティ「女中☆天国」で味わったあの楽しさ、多幸感で充実できたイベントでした。
この後も夜を徹してのアフターパーティがありましたが、さすがにそこまで出る気力がないのと、終わったら用事があったので、新宿駅に戻り改札を入ったところで彼と別れて、再度大宮の「Honey Honey大宮店」に向かった。
なぜ再度行ったかというと、長岡で買ったお土産を店内に忘れたから(^_^;)。
バイト先で配るための安いお土産なので、大宮までの往復運賃を考えると「皆さんで食べちゃってください」と言っても良かったのですが、せっかく預かって下さっているので、そのご厚意を無にするわけにはいかない。
店に行って昨晩忘れ物をした件をメイドさんに伝えると、マスターともども丁重な対応をしてくださり、ありがとうございました。 時間があればお礼にお茶を再度飲んでいきたかったのですが、ホテルに帰る時間のことを考えるとそれもできず失礼な客ですみませんでした。
折り返しの電車で上野駅に戻り、上手く捉まえることのできた送迎バスに揺られてホテルに戻ったら22時半を廻っていました。












