父の死去後、まだ家の中ゴタゴタとしていますが、極力平常運行ということでこのBlogもぼちぼち再開。
(ってそれ以前からも更新頻度落ちてましたけどね。 それにTwitterではつぶやいていたけど)
四十九日も明けていない喪中ではあるんですが、気晴らしで金曜日に大津と京都まで出かけてきたので、その話から。
朝、家を出てまず京都に向かい、地下鉄駅の定期券販売窓口で「京都地下鉄・京阪大津線1dayチケット」を購入。
烏丸御池で乗り換えた東西線電車は浜大津行きの直通。 地下鉄線は非常に現代的な路線だが、御陵を過ぎて京阪京津線に入ると、急カーブと急勾配の続く登山電車の雰囲気も感じられる峠道に。 かつては三条からの京都市内に存在していた路面区間も浜大津駅周辺に僅かながら残っており、短いながらも変化に富んだ車窓が楽しめる。
着いた時にはうっすらと霧のかかる浜大津駅で待つこと30分弱。 目的の「けいおん!」電車がやってきた。
第一印象を一言で言えば「派手っ!」。 痛車ならオタロードの駐車場などですっかり慣れっこになったが、そのセンスが電車という交通機関に持ち込まれるとさすがに違和感は拭えない。 しかも外装だけでなく車内も吊り広告を除けば「けいおん!」一色と言っても過言ではなく(つり革までキャラのデザイン!)、ここまで徹底されるとお見事としか(笑)。
休日や週末を避けて平日に行ったのですが、この日を休みにすれば4連休になることもあってか「ご同類」さんの姿もちらほら。 浜大津駅で販売している記念きっぷを手に乗り込んでる人もいた。
京阪石山坂本線の「坂本線」区間は、比較的直線でところ皇子山からはJR湖西線の高架を右手に見ながら、比叡山の滋賀県側の入り口である坂本まで16分。 ここでちょっとした撮影会になっていて、子供連れの家族がカメラ操作にまごついていたので余計なお節介で写真を撮ることになったのだが、固まりすぎてつい「あの、後ろのあずにゃんが隠れてしまいますよ」と‥‥‥(^_^;)。

比叡山には登らないのでそのまま折り返し、浜大津を越えて今度はJR東海道線と平行しつつ走るが、浜大津からの「石山線」区間は「坂本線」区間とうって変わって路面電車に近いくねくねとした路線になる。 これも調べるともともと別の会社が線路を敷き、後に京阪に吸収された経緯から。
そのまま終着の石山寺まで行っても良かったのだが、時間をみるとお昼だったのでJR駅に隣接している石山駅で敢えて降り、昼食の場として選んだのが地元の鶏肉を食べさせてくれる「ゐ勢屋」。 ランチのみの親子丼が美味しい店としてネットで紹介されていたので行ってみたのだが、道に迷ってしまい店に着いたら4人ほど店の外で待っている状態。
しかもその後に店内から出てきた女性店員に「親子丼以外は売り切れてしまいましたが」と言われ、親子丼を食べたかったので「別に構いませんが」と答えたら、次に出てきた時には「本日終売しました」の吊り看板‥‥え、まだ12時過ぎて間がないんですけど。 どんだけ人気がある(そして量がない)のやら。 とにかく僕がこの日最後のランチ客という幸運(?)。
それからさらにしばし待ち(その間に目の前の踏切を通る電車を撮影し)店内のカウンタにやっと通される。
狭い店内のさらに狭い厨房で店員二人が切り盛りしているのを見ながら待つこと十数分、お目当ての親子丼がやってきました。
近江シャモの肉と卵だけを使ったシンプルな親子丼だが、シンプルが故にその良さが伝わってくる味で、個人的にはたまねぎがなかったのも好印象。 一見さんだがこれなら確かに人気があるのも頷ける味でした。
そしてその間に「けいおん!」電車がまた通るので、その時間になると木のスプーンを置いてデジカメ持って踏切へ。
あ、もちろん食い逃げと間違われないよう、お代は先に払っておいた上で出ましたよ。
780円なり。

昼食を終えて13時過ぎに駅に戻り、通常の電車に乗ってやはり同じJR駅との接続駅である膳所まで行ったが、ここでは特筆するようなこともなく、少し駅前をぶらついた後、石山寺駅まで乗りつぶそうと乗った電車がなんと「ガンダムAGE」のラッピング。

しかも遠足の子供達でいっぱいの車内に乗り込んでしまい、少々うんざりしながら立っていると子供に「中国人?」と聞かれたので、冗談で「台湾から来た中国人だよ」と言ったら次から次へと容赦なくツッコまれ最後には「おまえら、もうウソだとわかってやってるだろ!(逆ギレ)」状態。
いやぁ子供のガチ相手は疲れますね(遠い目)。
石山駅で彼らが降りてガラガラになった電車は川沿いに少し走って終着の石山寺駅に到着。 島式のホームの向かい側に停まっていたのは「まんが日本昔話」のラッピング電車‥‥あらゆる世代のアニメをカバーしている京阪大津線△。
次の「けいおん!」電車に乗るには中途半端に時間があるが、時間をつぶせそうな場所は見あたらないので、石山寺に行ってみようかと思ったが駅から1km弱歩かねばならず往復と参拝で間に合わない。 結局それに乗るのは見送って参拝の時間を作って石山寺までお参り。 まだ紅葉の時期には早かったですが、人も少なく落ち着いて参拝し自然と調和したお寺の風景を愛でてきました。 しかし厄除けの絵馬で「厄」の文字を切り抜くのですが、それがなかなか落ちないのは僕のダメダメ人生を象徴しているようで、お寺の人にも笑われてしまいました。
駅に戻ると次の「けいおん!」電車にはまだ余裕があったので、先ほどと同じ「ガンダムAGE」電車に乗って浜大津に行き、路面区間の大きな交差点で「けいおん!」電車を撮ろうと待機。 同じことを考えている人が約3名と某新聞社の社名の入った巨大なズームレンズをつけたデジタル一眼を持った男性が交差点でカメラを構える中を撮ったのがこれ。
最初普通に撮るつもりだったのですが、それは石山で撮ったのでここでは動画で撮影してみました。
標準の(路面電車でない)電車が公道を走るだけでも迫力ありますが、加えてこのラッピング。
何回見てもインパクトがありますね(^_^;)。
その次の電車で電車車庫のある近江神宮駅まで行って、坂本から折り返してきた「けいおん!」電車で浜大津に戻って締め。 結局乗れたのは3回でした。
そのまま隣のホームにやってきた4両編成の電車に乗って、もときた道を御陵まで戻り、こういう時でもないと乗る機会がないであろう地下鉄東西線の東部分を終点の六地蔵まで乗り潰し。 終着の六地蔵駅は郊外型ショッピングモールの建ち並ぶ場所にあり買い物には便利。 ここで飲み物を買い込んで東山まで戻り、市バス206系統で京大キャンバスを横目に高野という場所まで行く。
エースコンバット関係のマイミクさんである椎名らぷたんさんが関西に来ると贔屓にしている「高安」というラーメン店で夕食を食べようと思い立ったからなのだが、東山では目の前でバスに逃げられ、次のバスで高野に着いたら(もう真っ暗ということもあって)ここドコ? 状態。
ネット接続したノートで地図を見ながら交差点で自分の位置を確認し店まで歩いたが、思ったより距離があったなぁ。 そして道中点在するラーメン店‥‥このあたりは京都でもラーメン店の多い激戦区とは聞いていたが、そこで安定した人気を持っている店とのこと。
だから昼に続いて待ちを覚悟していたのだが、店に着いたタイミングが良かったのか待つことなく店内に通される。 店の内装はカフェっぽい雰囲気でまるでラーメン屋らしくないが、店員の応対は元気があり景気の良い店だなという印象。
650円のラーメンに+300円でご飯と唐揚げのつく定食を注文しました。

ラーメンは一見普通の豚骨ベースに見えるし味も無難なんですが、その無難さが「中庸」ではなく「上質」のレベル。
京都のラーメンというと全国区にもなった「天下一品」を思い浮かべる人も多いと思いますが、それとは対極の落ち着いた味わい(あ、天下一品が不味いというわけではないので誤解なきように)。
ラーメンはB級グルメというのを忘れそうな味といえばわかりやすいかな。
テーブルに置いてあるニラを入れると辛すぎるので、僕はニラは入れない方が好み。
唐揚げもほのかにカレー粉がまぶしてあったり芸が細かく美味しいのですが、問題はその量。 普通ラーメン店や中華料理店の定食でオマケ程度につく唐揚げを想像していたら、ケン○ッキーと張り合えるくらいの大きさの唐揚げが三本出てきて食べ切るのに苦労しました。
もちろん「食べ残しの唐揚げ持ち帰り歓迎」の文字も見ましたが、甘く見てました。
食の細い人なら確実に残しますね。
僕も食後満腹過ぎてしばし動けず、やっと動ける状態になったところで勘定を済ませて店を出たら、金曜日とはいえ平日なのに行列ができていました。
店を出てから高野のバス停まで歩く気になれず、近くのバス停から1時間に1,2本しかない31系統の市バスを待ってそれに乗り、四条河原町から家路につきましたが早くても乗り換え回数の多い方より、遅くても乗り換えの手間が少ない方を選択しました。
楽しい一日でしたが「高安」の店長氏にまで「中国から来られた方ですか?」と聞かれたのは謎。
そんなにアタち中国人に見えるアルか?(ぉぃ