*政治ネタにつき、不快感を感じる人は廻れ右をお願いします(笑)。
大阪の民主主義は、あの日のあの時をもって死亡宣告が出されました。
選挙という合法的な手段で、市長選・知事選とも維新の会の圧勝。
「自由はこうして死ぬのね。万雷の拍手を浴びながら」
(「スターウォーズ エピソード3」 パドメの台詞)
以前Twitterのつぶやきで見て印象に残っていた言葉が、ネットの開票速報を見ている僕の脳裏に何度も走りました。
府民として傍目で見ているだけでも、橋下氏は罵詈雑言をマスコミを利用して批判対象に浴びせながら、次々と文化施設を壊していっただけ(知事選で「子供を笑顔にする」を公約しながら「国際児童文学館」を閉鎖・統合する矛盾)の破壊者にしかみえず、平松氏の地味だけど着実に効果をあげている市政と比較して、評価以前の問題だと思っていたのですが「肉屋を支持する豚」あるいは「上が変われば何かが変わるだろう」的な思考停止した人の目には、着実な改革よりも拙速な破壊の方が魅力的に見えたわけですね。
既存体制を壊す(としか言わない)維新の会が圧勝したことで、支持者や彼らに投票した有権者は溜飲を下げていることでしょう。
おめでとうございます。
‥‥そのうち「大阪都」が出来る頃に笑顔でいられるのは、さて何人いるのかな?(笑)
橋下氏と同じく既存体制をぶっ壊すことにしか力を入れなかった(そして批判を「抵抗勢力」と言った)、あのボサボサ頭の総理大臣の時代を考えると、その数は投票数を遙かに下回ることだけは断言できます。
これから大阪は「退化の改新」の時代に入ることでしょう。
府議会でも大阪市議会でも第一党の維新の会は、郵政民営選挙の「小泉チルドレン」ならぬ「橋下チルドレン」に過ぎず、橋下氏のアレを言えばコレに噛み付く独断的な「ハシズム」に対してチェック機能が働くとは到底思えないです。
彼がナントカの一つ覚えのように言う「民意」も、要は「俺は選ばれたんだから、俺の言うことをきけ」という恫喝に過ぎません。
根底で民主主義を、そして大衆を屁とも思わない首長と政党の下で競争原理と破壊だけが進めば、小泉似非改革時代の再来、というより今でも疲弊している大阪の街はさらに不況のスパイラルに陥り、特に低所得層にしわ寄せが来ますが、それも「グローバル」な「競争」に負けたんだからしゃあない、で切り捨てられるのも目にみえてきます。
改めて彼らに投票した人に問いましょう。
その時、あなたは笑ってられるかな?