2010年03月10日

3/10嗚呼!東京古書会館潜入!


tokyo_koshokaikan.jpg三月某日、「とんぼ書林」さんよりコンタクトがあり、ある事を依頼される。断る理由はゼロなので快諾すると、「一度お会いして…」ということになり、その会合場所として「東京古書会館」を指定される。これは行かねばなるまい!私ごときが古本屋の総本山に大手を振って入れるなんて、即売会以外にめったにあることではない!ちなみに…私は「東京古書会館」に入ったことが…ない。そして当日、神田や神保町を巡っている間に、約束の時間が迫って来た。ではそろそろと、うろ覚えの場所に向かうが、中々見つけることが出来ず、次第に焦りが募ってくる。…いかん!このままでは遅刻してしまう!さらに焦り、携帯で検索してようやくたどり着いた場所には(何度も前を通過してました…)、想像とは違う現代的なビルが建っていた。私の古書会館の脳内イメージは、1967年「古書店地図帖」に載っていた『新装成った東京古書会館』のキャプション付き口絵写真…古過ぎました。たどり着ける訳が無い。ギリギリ中に駆け込み受付に向かうと、ロビーで既に待機していたとんぼ書林さんを教えていただく。挨拶を交わしエレベーターで六階へ。会議室のような場所に通される…完全なるオフィス空間である。古本屋の匂いはまったく感知出来ない。壁に『古書の日』榊莫山・書が掛けられている。職員の方を紹介され、40分ほど歓談。古書会館や“日本の古本屋”・古本屋業界について、興味深い話を色々。しかし、この私が古本屋の本拠地に招待され、会議室に座っている状況に非現実的な可笑しみを感じ、気が緩めばニヤニヤしそうになる始末。いや、実際にしたのだろう。まったくもって阿呆である。阿呆ついでに今日の出来事をブログに書く許可を求める。阿呆に付き合い快諾してくれた、職員さんととんぼさんに感謝!帰り際、エレベーターが来てるところに、とんぼさんが荻窪の「岩森書店」さんに「岩森さん、古本屋ツアーさん」と勢いで紹介。それを見た職員さんの「とんぼさん、ほら〜もういいから〜」がツボにはまる。一階出入口まで見送られ外に出ると、トレーラーから降ろされる大量の古書に出会う。あぁ、ここはやっぱり古本に関わっているのだなと実感。そのまま『明大通り』に抜けると、対岸の「文庫川村」さんが営業再開しているのを確認!よかったぁ〜とここでも私はニヤつきながら、再び神保町方面へと足を向けた。


rojyo_kanda.jpg●おまけ「神田・路上古本販売」
神田駅直下の通路で見つけた路上販売。結構大きなお店で、常連さんが店主に声を掛けたりしている。しかしどうやら店仕舞いの真っ最中。ならば片付けた後、何処に向かうか見届けてみよう!と柱の陰に身を潜める…ドキドキしながら私は何をやっているのか…。20分ほどですべての荷物を一台の台車にまとめ上げると、ゆっくりと移動開始。よし、とこちらも動き始めると、10mほど先のよりうらぶれたガード下路地に入り込み、変圧器の前に荷物をガッチリ据えた。何と、こんな所が倉庫になっているのか。そしてカバンだけを携え、駅の方へ小銭をチャラチャラ鳴らしながら歩いて行く。さらに尾行を続けると、神田駅の地下鉄改札へと消えて行った…出勤して来てるのか…。ある意味驚きである。路上販売シンジケートの姿は、ますます混迷の彼方に逃げて行く…。

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