2010年08月28日

8/28東京・月島 あいおい文庫 古本市


aioibunko.jpgネットにて特養ホームで開かれる、一日だけの古本市情報を発見。しかも住所は“佃”!これは行ってみたい!ここは元は島だった、下町の象徴のような所。そこで古本を買えるなんて!とシチュエーションにドボンと溺れ込み、地下鉄・有楽町線に乗って東へ。とにかく“佃”は日頃から、『古本屋があったら素敵だろうな』と夢想して楽しい土地のひとつである。出久根達郎「佃島ふたり書房」の影響も多分に大!それが例え市であれ、とにかくあの土地で古本に関わってみたい…。駅に着いて『出口2』から地上へ。カッと照りつける容赦ない太陽の下、目の前の『清澄通り』を北東へヒタヒタ。連続する横道を覗き込むと、緑の多い下町的路地風景。流行のレバーフライ屋さんも道沿いにある。やがて行く先には、水色のトラス橋『相生橋』。そのたもとに巨大な『相生の里』が建っていた。壁の掲示板に『古本市』の札を発見。川沿いの遊歩道入口に出ると、市への誘導立札が建物の裏手へと誘い込む。ふぉ〜、目の前の晴海運河が爽やかで美しい。吹き付ける涼しい風が、開けた景色の美しさに拍車を掛けている。それにしても、この辺りには何でこんなに高層マンションが建ってしまったのか…全棟が埋まっているとはとても思えないのだが…。運河沿い、土手上の遊歩道を奥に進むと、右手にシダに囲まれたウッドデッキが出現。ほぉ、古本ダンボールが多数並んでいるぞ!中に入ると46箱のダンボール。文庫(絶版あり、創元推理多し)・コミック・コミック文庫・新書・実用・ノベルス・歴史・民俗学・日本文学・全集などが詰まっている。この本たちは、ホームの文庫や寄贈されたモノが中心となっているようだ。ただの寄せ集めではなく、しっかり楽しむことが出来る箱の中。値段はすべて二冊100円均一と格安。必死に箱から箱へ飛び移っていると、すぐ隣で学生プロレス(UWF関東学生プロレス連盟)が始まってしまった。今初めて気付いた、リングの存在感にギョッとする。これが非常にけたたましいのだが、場内アナウンスの半プロ的うまさに、ついつい耳を傾けてしまい、集中力を欠いてしまう。学生の歓声、老人たちの笑顔、箱を覗き込む人々、。へぇ〜イベントとしてしっかり成立してるなぁ、と感心しながら精算。応対するのはボランティアの方たちである。また開催されるのを期待しつつ、運河の側を後にする。帰りに『初見橋交差点』脇の「文雅堂」(2008/07/14参照)に立ち寄る。しかしカーテンが閉ざされており、再びの入店は叶わず。残念!白泉社文庫「三原順'80s」講談社+α文庫「京都影の権力者たち/読売新聞京都総局」光文社文庫「半七捕物帳(一)/岡本綺堂」を購入。

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