2011年02月09日
2/9東京・金町 文福
昨日に引き続き金町へ。かと言って『幻の古本屋』さんが見つかったわけではない。ネットで“幻”の尻尾でも掴もうと色々検索しているうちに、違う未踏のお店を見つけてしまったのだ!おぉ、歓迎すべきイレギュラー!これは行かねばならん。そして“幻”の継続捜査もしておこうと、今日も中川を越えて東へ。あれから24時間経過していない北口ロータリー。昨日とは違い、明るい陽光がキラキラと降り注いでいる。右側に回り込んで北へ。「五一書房」(2010/04/06参照)のある商店街には踏み込まず、そのまま北進。そして二本目の喫茶店横の脇道を東に入り込む。道がレンガ敷きへと変化するのは、この区画共通。自転車置場や駐車場の間を東に進み、二つの十字路を通過すると、右手に『古本』の文字がっ!…んん?でも開いてないのか?とがっくりきたところへ、店主らしき男性が登場。ドアに取り付きお店を開け始めた。よしっ!ではこの隙に、懸案の“幻”を偵察に行ってみよう…ところが今日は明るくても、昨日と同様手掛かりすら掴めぬ状況に変化ナシ…本当に存在するのだろうか?幻影に翻弄されながらお店の前に戻って来ると、すでに開店準備は終了していた。軒にはキチッとしたベージュの日除けがあり、シンプルなレイアウトで『文福 BUN BOOK』と書かれている…まぁ簡単に言ってしまえばダジャレである。ガラスウィンドウの前には鉄板スロープが並び、店頭に立看板と衣装ケースを利用した安売り箱が置かれている。中に入ると少し乱雑な典型的古本屋さん店内。壁はぐるっと本棚で、真ん中に背中合わせの棚が三本置かれている。帳場は入口左横に大きく採られ、先ほど見かけた、半白の長髪を結わえた常田富士男風店主が本のクリーニングの真っ最中。入口付近にはまずはコミックが集まっている。その奥右壁はカオスな並びの日本文学文庫、下にノベルス。並びはバラバラだが、本はしっかりしている。通路には何故か単行本が何冊か落下したまま放置されている。向かいには時代劇&歴史文庫。奥壁には海外文学文庫・SF&紀行&エッセイ文庫・宗教と収まり、棚が一旦途切れる。右から二番目の通路は、右に日本純文学文庫・ノンフィクション文庫・雑学文庫・中公文庫と並び、左に岩波文庫・音楽CD(少量で800均)・新書・官能文庫・ちくま文庫。棚脇に絵本と児童文学あり。第三通路には、右にオカルト・精神世界・海外文学・音楽(クラシック系)・食、左に女性文学・&エッセイ・戦争・実用・動植物。左端の通路は、帳場横のギターに注意しながら壁際から全集類・映画・タレント・落語・音楽(ロック・ジャズ)・植草甚一・歴史・最近刊文学・日本文学・アダルトと並び、奥壁の写真集・囲碁・将棋・古本&本関連・写真・詩集・旅・紀行・スポーツ・サブカル・自然と続いて行く。右の通路棚には、経済・ビジネス・ノンフィクション・世相・犯罪・美術・社会が並ぶ。面白い本が良く目に付き、ついついじっくり見てしまうお店である。何となく放り投げているような印象もあるのだが、細かく行き届いた感じもあり、不思議なバランスを見せている。値段は普通で、いい本や面白そうな本には先回りされ、しっかりした値段が付けられている。時には脇のギターを爪弾くであろう店主に、優しい声音と笑顔で精算していただく。おぉ、それにしてもこんな所に古本屋さんがあったとは。これで金町には純然たる古本屋さんが四軒。“幻”については、これからも捜査を継続して行きます!ちくま学芸文庫「魔術的リアリズム/種村季弘」を購入。この記事へのトラックバックURL
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この記事へのコメント
ここはたしかちょっと前まで「金町書房」という店だったと思います。看板も新しくなってますよね。
わりと文庫本は豊富にあるので楽しめます。店主の方は自分のイメージではやや大柄な佐藤蛾二郎さんというイメージでした。
あと「幻の古本屋」自分も探したものの場所も確認できませんでした。もう今は営業してるかどうかも不明な気がします。
ちなみに大谷田にも古本屋が何軒かあるようです。最近不調でわりと近くても行くエネルギーがありません。そちらのほう未開拓でしたら調査をお願いします^^;
わりと文庫本は豊富にあるので楽しめます。店主の方は自分のイメージではやや大柄な佐藤蛾二郎さんというイメージでした。
あと「幻の古本屋」自分も探したものの場所も確認できませんでした。もう今は営業してるかどうかも不明な気がします。
ちなみに大谷田にも古本屋が何軒かあるようです。最近不調でわりと近くても行くエネルギーがありません。そちらのほう未開拓でしたら調査をお願いします^^;
Posted by デカダン文庫下得意 at 2011年02月10日 01:15
常田富士男に佐藤蛾次郎…我々は大変なことを言っておりますね。文福のオヤジさん、すみません!『幻のお店』はやぱり無くなってしまったんですかねぇ。ホントの幻を追い掛けているようで…。しかし、また機会あるごとに見に行ってみようとは思います。そして大谷田に古本屋さん!ぜひとも調査してみたいのですが、もう少し何かヒントを!…って一体これは何のやり取りなんですかね。まったくもって面白いことです。御身体、あまり無理せずお大事にしてください。
Posted by tokusan at 2011年02月10日 18:59
もしかして大変なことに、、、よかった更地になっていなくて。
店は健在です。看板がありませんのでシャッターが閉まっているとわかりません。
「不定期なんですよ、時々開けていますよ。まだ店をやめるとは聞いていませんよ。」(隣の和菓子屋さん)
以前、シャッターが開いていた時ガラス戸には「午後三時から六時営業」だったとおもいます。(留守ではいれませんでした)
不正確な情報を書いて申し訳ありませんでした。
デカダン文庫店主さんが店の電話番号を知っています。
店は健在です。看板がありませんのでシャッターが閉まっているとわかりません。
「不定期なんですよ、時々開けていますよ。まだ店をやめるとは聞いていませんよ。」(隣の和菓子屋さん)
以前、シャッターが開いていた時ガラス戸には「午後三時から六時営業」だったとおもいます。(留守ではいれませんでした)
不正確な情報を書いて申し訳ありませんでした。
デカダン文庫店主さんが店の電話番号を知っています。
Posted by 久遠 at 2011年02月10日 19:45
久遠様。おぉ、再びの貴重な情報ありがとうございます。さらには聞き込みまで!なるほど、場所はあそこなのですね。午後三時〜六時を焦点に、これからも捜査を継続して行きたいと思います。ふぅー、危うく幻にだまされるところでした。
Posted by tokusan at 2011年02月11日 18:29

