腰痛ですか?またですかあ?
今日は何ですか?
腰痛はほとんど落ち着きました。手技療法家見習いと
して、あれこれ考えて実験したことを書きます。
「自分を生かす古武術の心得」(多田容子著 集英社新書)に、作者がいかにして自分の腰痛を改善できるようになったか紹介しています。
「上体が腰の上に「乗っている」以上、どうしても自然と腰に負担がかかるのだと、私も以前は思っていた。しかし、肉と骨を別々にするという意識を目覚めさせると、感じる重みがまるで違う。上半身の重みが、肩の肉も体側の肉も、すべて腰の骨にのしかかっているというイメージを、まず取り除こう。座っている場合ならば、上半身の右側半分の肉の重みは、真下の右の尻へ落ちていると思えばいい。左側も同じだ」(99ページ引用)
「立っている場合ならば、左右の軸は、腰から足へと抜けている。だから、腰で重さを受け止めず、足まで流せばよい。〜立った姿勢では、骨組みだけでみると、背骨は宙に浮いている。左右の軸のように足を通って、地まで重みを流す道筋がない。〜このときだけは、骨だけに頼らず、逆に「肉を利用」する。肉を骨にくっついた思いに持つとして抱え込むのではなく、もっと張りをもたせて、骨と骨を都合よく結んでくれる「つなぎ役」ととらえる」(101ページ引用)
毎朝の自主稽古のときに、立ち方について自主規定を設けています。その中のうちの一つに「上半身と下半身を必要なだけ脱力させる」がありますが、脱力すると、かえって腰に負担がかかって腰に違和感が出てきたのです。その理由は、私が骨盤内も脱力させた結果(どこまで脱力できているかわかりませんけど)、
上半身の重みがそのまま腰にかかってしまったのではないか、と考えました。
そこで「骨盤内を脱力させすぎると、腰に負担がかかる。だから、骨盤や腰の部分は脱力しないで、ホールドしたほうがいいのではないか」と思ったのです。そこで、上半身と両足を、木の股のようにイメージしてみました。上半身を1本の棒にして、両足をその下に二股に分かれる枝としてイメージしました。この部分はガチガチに固める必要もありませんが、ゆるゆる過ぎると上半身の重みをささえることも、下半身に流すことも出来ません。
私は多田女史の文章を忘れていましたが、どうやらほぼ同じことを実践していたようです。ま、からだの大筋は私も多田女史も同じですからねえ。
さらに私の試行錯誤は続きます。上記に加えて「腰の部分だけでなく、からだ全体で上半身をささえる必要がある」とも感じました。私が「腰」と言って触る部分は、お尻の上の部分表面を指します。みなさんもそうではないですか?そんな表面だけで上半身を支えるのも無理があります。ですから、上半身を少し前屈させて、体の前面で上半身を支えるようにしてみました。
ですが、この方法だと、からだの表面を中心に上半身を支えることになってしまいます。腹筋や胸の筋肉、腰周りの筋肉を中心として。からだの内面がおろそかになっていますね。これはもったいない。
そこまで考えて「クロニックスチューデンツ」の幸田良隆氏の文章を思い出したのです・・・。
それって、地球に住んでいるなら、誰でもクリアしなければならないことなんですよ。
それではまた。