2012年01月05日

新春たをるじロードショー2012 しょの2。

●クリムゾンリバー
大事な部分は想像してね、ってこと?

これもいつか観ようと思っているうちに10年経っちゃった、
っていう作品(^^;)

フランスの山岳地帯にある古い大学で起こった猟奇殺人と近隣の村で起こった墓荒らし事件。
一見無関係に思えた二つの事件がある人物を捜査したことによって結びつく。
それぞれの事件を追っていた二人の刑事は事件解決のために協力体制を取るが、
やがて事件は不可解な様相を見せ始める。

そして「クリムゾン・リバー(血脈)」にまつわるおぞましい真相が明かされたとき、
悲劇は起こった……

てなことを書いてみましたが、
実際のところそんなに謎が謎を呼ぶミステリー展開はありません(^^;)
原作はフランスでベストセラーになった小説で、
脚本は原作者が監修しているということですが、
正直そんなにあっと驚く感じは無かったです。

ネタバレになりますが、
犯人はある事実を告発するために事件を起こしたのですが、
その手段としては被害者の殺害方法が残虐すぎます。
もちろん、そういった行為をもって犯人が既に異常者となっていたという解釈もできますが、
さすがに描写不足かと思います。
実際に犯人の行動を描かなくても、
クライムサスペンスでは最低限観る側に「こいつは裁かれて当然なヤツだ」と思わせておかないと、
結末におけるカタルシスが不足して「なんで?」という疑問が残ってしまいます。

他にもつっこみどころは多々あるのですが、
唯一と言っていい救いは若手刑事役のヴァンサン・カッセルです。
全く知らない役者さんですが、
厭世感を漂わせながらも実は正義漢で、
切れやすい自分をどこかで恥じているような刑事を上手く演じていました。

映画自体は平均よりやや下という感じでしたが、
ジャン・レノとカッセルのコンビがまた観られるなら続編も借りてみようかなと思っていたら、
何とそっちにはカッセルは出ていないことが判明(^^;)
うーーん、何かすごくもったいない……
まぁ、乗りかかった船(?)なのでそのうち観てみようかと (´ω`)

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