October 05, 2010

キャスリーン・E・ウッディウィス「シャナ」

過去にサンリオのクラシックロマンスより翻訳されたものを、再編集した作品になるようです。

キャスリーン・E・ウッディウィスHP : http://www.kathleenewoodiwiss.com/

シャナ(上)シャナ(下)
ソフトバンク文庫
「シャナ(上)(下)」
キャスリーン・E・ウッディウィス

18世紀半ばのロンドン。裕福な商人の娘であるシャナ・トラハーンは父親の財産だけでなくその美しさで多くの男たちを虜にしながらも、言い寄って来る男たちを辛らつな言葉で次々と追い払っていたが、何としても跡継ぎがほしい彼女の父親に、21歳の誕生日までに立派な名前を持つ結婚相手を見つけることが出来なければ、彼が決めた男性と結婚をさせると最後通告を受けてしまった。猶予期間が終わりに近づいても結婚したいような男性が見つからないシャナは、死刑囚であるルアーク・ビーチャムに自分と結婚をしてくれれば人生最後の日々を快適なものにするという取引を持ちかけた。自分が有利な立場だということがわかったルアークは、シャナと一夜を共にすることを条件に承諾するが、彼女が条件を果たすことなく、彼は挙式直後に牢屋に連れ戻されてしまったのだった。未亡人となったシャナは故郷であるカリブ海の小島ロス・カメロス島に戻るが、父親の奴隷となったルアークに再会することになる。

シャナは我侭で自己中心的な女性で、物語の中で起こる全てのトラブルがシャナの衝動的な言動から来ていたため、そんなシャナの態度に本当に苛々させられました。ルアークは過去に読んだウッディウィス作品のヒーローに比べてとても我慢強く、シャナの我侭な態度を許してしまうところが不思議で、ある意味哀れでした。両方あわせて1000ページもある作品でしたが、この内容でしたらもう少しページ数が少なくてもいいかなと思いましたね。

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