センセイが言った
ボクの手には クレパスと一枚の画用紙
これからはじまる おえかきの時間
白い画用紙に なにを描こうか
きのうみた 夢の話を描こうか
大好きなカイジュウの絵を描こうか
それとも ボクの未来を描こうか
するするする
まずはボクの好きな青で描いた
するするする
赤い色のクレパスも好き
するするする するするする
世界がどんどん色づいてくる
画用紙の中の ボクの世界
するするする するするする
そうして ステキな一枚の絵が完成
ボクの考える すばらしい世界
第3回目にして遅れてしまって・・・いやはや全く。
でも、遅れた間に、この『ボクの世界』以外にも三編作っておりました。どれにしようか考えたあげく、この『ボクの世界』を今回のあいうえお作文として採用しました。
ほかの三編も、今までにない違った感じのものができたので『追記』としてアップします。どうか おヒマがあれば読んでみてください。
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『5月 とある日』
さわやかな五月晴れの中、電車に乗っていた
青い空 気持ちのよい暖かな空気
何日ぶりの青空だろうか
知らないうちに空ばかり見上げていた
電車の中だと言うのに 思わず
MDの曲に合わせて鼻歌を歌いそうになった
スガシカオの曲 少しハスキーな細い声
多少ひねくれたような やや危ないような
でも確実に胸にひっかかる その lyrics
いつの頃からだろうか その魅力にハマってしまった
世田谷区 とある駅ではじめて降りた
はじめての駅は好きだ
はじめて感じる その雰囲気
知らない店 知らない街並 知らない香り
見るもの 感じるもの 全てが新鮮だ
そんな はじめての街を歩く
MDから聴こえてくる シカオちゃんの曲
このはじめての街に この今日の五月晴れに
シカオちゃんの曲が ぴったりはまった
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『素通り』
さわやかな青空に
白い雲が ふわふわ流れる
鈴の音が聴こえた
せかせか歩く 大人たち
その音には気付かない
当たり前のようにある 美しい景色も目に入らない
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『5月』
桜の花が散って一ヶ月
空気が暖かくなった
朝起きて 裸足のままぺたぺた歩けるようになった
花がそこらじゅうで咲くようになった
知らないうちに季節は巡る
ボクの知らない間に 月日は流れる
少し戸惑う
自分だけが 取り残されてしまっているような気がして
自分だけが まだ桜の花の中にいるような気がして
世間は既に 初夏の様子
素足にミュール 半袖のTシャツ
コンビニに 冷たい麺類が登場し
カフェでは断然 冷たい飲み物
アイスを片手に ショッピング
そんな景色を見ながら
ボクはどこか遠くで動けないまま
できれば早く追いつきたいのに
ボクはその場に立ち止まったまま
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