2005年09月07日

黄金を奏でる朝に〜セレナーデ〜



ミレイラはオルガンを弾きたいがために故郷を飛び出して、港町へとやってきた。この町にある教会の司祭を頼って。教会でオルガンを弾く彼女は、その港町で懐かしい人に出会う。クリスティアン、彼は故郷で幼い時を共に過ごした人だった。だが、彼は思わぬ変貌を遂げており………。


ちょっと難しかった………かも。これまでの作品のような淡い感じはあまりなく、淡々と進みながらもかなりの衝撃的な展開だと思います。相手役がそうであることが、これから先をどうするつもりなのか、どういう結末へと導いていくつもりなのか、先が見えないまま読み進めていくことになります。だって少女小説的な幸せを望めそうにないんですから。まぁ、何にせよ、これからを一緒に過ごしていけるのならそれはそれでハッピーエンドでしょうが。

結局のところ………クリスティアンがミレイラに見せた体はどうなってたんだろ? 去勢までしていたのかしら? 読解力が足りないのかな………。どっちかわからなかった。でも、そうかなと思うけど………。


■沖原朋美/コバルト文庫
 




この記事へのトラックバックURL

http://blogs.dion.ne.jp/vbjblog2004/tb.cgi/1831494


この記事へのコメント
 はじめまして。
 この作品,続きが出ると思われますか?
 私は出版される事を希望します!
 だって気になりませんか。
 おっしゃるとおり,けっして普通の恋人同士の関係なんて望めないでしょう。
 そりゃあ,性的行為だけが,愛の概念という訳ではないですけど。
 でもねぇ…。
 そこを乗り越えてどう精神的結びつきを見せてくれるのか,大変気になるところです。
Posted by アリス at 2005年10月09日 21:31

アリスさん、初めまして。
多分、続編は出ないのではないかと思いますが、私も続編が出て欲しいですね。
この二人がどこへ行くのか、それを見てみたいと思います。
アリスさんのお言葉通り、二人が特別な関係を築いていくのなら、精神的な強い繋がりが必要ですものね。その辺りも見てみたい。

コバルト的にはかなり異色と言える作品でしょうが、期待大な作品、そして作家さんです。
続編があることを期待しましょうね♪

※余談ですが、この作品は日曜日に朝日新聞で取り上げられていました。それだけでも何だかすごい作品なんだと思えませんか?
Posted by アヤ at 2005年10月10日 23:56