2010年05月30日
仏画修復「切継ぎ」
「切継ぎ」 をご紹介します。表装で使われる生地を「裂地」と言います。裂地は主に京都の織機屋さんや問屋さんから仕入れます。作品によって素材・柄を変えていきます。例えば「仏画」の場合は金糸で織った緞子を使い柄は牡丹・蜀江・鶏頭・雲等まだまだ沢山あり部位(総縁・中縁・一文字)でも異なります。また、宗派でも異なってきます。それぞれの正しい素材・柄を考え且つ色彩を合わせ裂地を選びます。表具屋さんの知識とセンスが問われますね。 作業の紹介に戻ります。選んだ裂地を裁断して水を含ませます。乾燥後 美濃紙で肌裏打ちを施し仮張りに貼り付け乾燥します。その後、上画像の「切継ぎ」作業に入ります。様式は「裱褙表具の真」になります。




