今日は、ホントは余裕で感想が書けるはずだったんだけど、相変わらず寝てしまうので、まったく時間がありません。書店の話も感想も超特急で終わらせようと思います。
最近出た小説で、僕が非常に気に入っているタイトルがあります。官能小説なんですけど、「義姉は人妻」っていうタイトルです。
何でこれが気に入ってるかって、普通「義姉」は「人妻」じゃないですか?もちろん、そうじゃないケースも考えられるかもしれないけど、そんなあったり前のことをタイトルにしちゃえるっていうのが面白くて最近気に行っています。
そろそろ内容に入ろうと思います。
古書業を営むミランダは30代の独身女性。ビジネスは順調、デートの相手にも事欠かない彼女の人生は順調に思えますが、同窓会である事実を知ったり、あるいは友人との会話だったりによって、自分がもう若くないこと、いろんなことはどんどんと変わって行ってしまうことを実感します。
そんな彼女はある日、既婚者の美術品バイヤーに心惹かれます。相手もミランダを気に入り、妻と子供を捨ててまでミランダの元へとやってくるのだけど…。
美術品バイヤーとの恋をきっかけに、ミランダの周りで不可解なことが起こり始めます。死んだ恋人が幽霊になって現れたり、生まれていないはずの子供の姿を見たり…。私は一体何者なの?
というような作品です。
ジョナサン・キャロルが評判の高い作家だっていうことは知ってたし、この作品も何となく評価が高いことは知っていたんで読んでみることにしました。
しかし僕にはちょっとダメでした。最初から最後まで、どこが面白いのかよくわかりませんでした。普段は読み終わるまでamazonの評価を見ないようにしているんだけど、今回はちょっと面白くなかったので途中で見てしまいました。すると、やっぱりamazonの評価はものすごく高いんですね。なので、作品の質が悪いとかそういう話ではなくて、僕に合わなかったというだけだと思います。
ジョナサン・キャロルという作家がどんな感じの作品を書くのかもしらずに読み始めましたけど、ダークファンタジーと呼ばれるタイプの作品を書くようです。確かに本作もそんな感じの作品でしたが、冒頭が割と普通の小説みたいな感じだったので、後半いきなりファンタジックな展開になってびっくりしました。しかも後半は、いろんな話がごちゃごちゃと連続していて、しかも何が起きているのか分からない状態でそれを読むことになるので、全然理解することが出来ませんでした。大分読みすすめてからようやくどういうことなのか分かるようになってきたんだけど、僕にはさほど大した話には感じられませんでした。恩田陸のある作品と同じ感じなのかもしれないと思ったけど(作品名を書くとネタばれになるかもしれないから書かないけど)、そっちの作品も僕にはダメだったから、そういう話がダメなのかもしれないですね。
一般的にもamazonでも非常に評価の高い作品です。僕はダメでしたが、amazonのコメントによれば、何度も読み返したい、感動した、人生に対する教訓が盛り込まれていると絶賛です。興味がある方は読んでみるといいかもしれません。
ジョナサン・キャロル「薪の結婚」