2005年06月19日
■ Super Tangent 1GBを試してみる
LuxProからSuperTangentが発売された。かなり興味があったので、1GBモデル(MX-1075D)を予約購入する、約1万4千円で。で、私の方の都合もあって6月18日に入手する。
というわけで、軽く使ってみてから第一印象という感じの事でも書いてみようかと。
まず、PCとの接続に関してなんだけども、問題となる部分は全くなかった。接続に使用したのはMicrosoftのWindowsXPSP2セキュリティ強化機能搭載をインストールしたノートPCなんだけども、付属のCD-ROMにあるドライバをインストールする前に繋いだ時には、単にリムーバブルのストレージとして認識したと。まぁ、ドライバをインストールしても変化は無かったのですが。
ドライバをインストールした際にファームウェアアップデータも一緒にインストールされる。今後ヴァージョンアップとかがあって、それを実施する際にはアップデータは必須なのでドライバのインストールはしておく方がいいだろう。ドライバをインストールしてもPCの安定性に変化は無いのは当然か。
SuperTangentは基本的に音楽データを特殊なソフトウェアを使って移動させるというスタイルのものではない。なので、FAT32のファイルシステムを扱えて、USBメモリが認識する環境であれば、OSの種類は問わない。ただ、これは説明書にも書いてあることだけども、WindowsMediaAudio(WMA)のDRMを使ったファイルに関しては、同期用のソフト、たとえばWindowsMediaPlayer(WMP)などを用意する必要がある。DRMファイルを持っているわけではないので確認はしていないのだけど、一応著作権に配慮した制御は出来るようだ。
届いた時点では当然充電されていないので、USBポートにつないで充電を行うことになる。説明書によれば2時間で80%、4時間でほぼ100%の充電が完了するとある。個人的な事情から一番最初は1時間充電して音楽再生とか行っていたのだけど、2時間経過した時点でも切れる様子はない。説明書では100%の充電で12時間の連続再生が可能という事なので、2時間ぐらい問題ないのかも知れない。
音楽再生の機能を試すために、古代祐三さん作曲のCDとしては、これを入力している時点で最新となる湾岸MIDNIGHT MAXIMUM TUNE2に収録されている全34曲をWMP10でMP3 192kbpsに変換して、エクスプローラ上からコピーする。トランス系のダイナミックな曲が揃っている。
SuperTangentはUSB2.0のHighSpeedに対応しているからか、よくあるメモリカードよりちょっと遅いかなというくらいの速度でコピーが進む。後でベンチマークをとってみると、約2.2〜3MB/秒の速度でシーケンシャルの読み書きが出来ていることがわかった。「高速」と銘打たれていない通常のメモリカードよりちょっと遅い程度という体感速度は間違いなかったようだ。
私は、耳と体質に合うものが少ないという理由から、製品に付属するイヤホンを使わないという方針をとっているので、長年使っているソニー製のイヤホンを今回も使用している。多分、イヤホンの性能が平均以上だからなのか知らないのだけど、再生される楽曲については違和感というものは感じられなかった。勿論、192kbpsという比較的高いビットレートで再生させているからというのもあるけれども、無音再生時に目立つようなノイズも感じられなかった。説明書には理論値90dB以上のS/N比と書かれているので、ある程度理論値に近い能力を出せているのかもしれない。
音楽再生の操作としては特に戸惑う部分は無い。裏側にある2つのスライドバーの左側を音楽再生モードに合わせ、5秒ほど待っていると自動的に再生が始まる。デフォルトは「フォルダ」-「ファイル名」ソートの順次再生だけども、表側の再生ボタンを押すことでランダム再生に切り替わる。この再生モードは電源の入り切りでも保存されるので、直近の再生モードがランダム再生であれば次に再生を開始したときはランダム再生という事になる。
SuperTangent内に記録されている音楽ファイルはすべて対象に含まれ、指定の曲のみ再生という操作はできない。ただ、液晶部が無いのだから、特定曲のみ指定といった制御をやりようがないということは解りきっていると思うし、512MBや1GBの容量しかないのだから、中のファイルの総取っ替えで対処するのが自然。
ハードウェア上、ボタンロックの制御が見あたらないのだけど、説明書によれば30秒ほど表側の操作が無ければ自動的にボタンロックが働くという。表側の再生ボタンを長押しすることでロックは解除される。再生ボタンは周囲のリング状からややへこんだ位置にあるので、ロックの機能が意味しないという感じにはなっていない。ロックがかかっていることは再生中に表側のボタンの上部の透かしとなっている所が赤くゆっくり点滅していることでわかり、解除したときは点灯状態になる。長押しの時間もその赤色LEDの光を見て操作するうちに慣れてくると思う。
WMAの再生も確認するため、同じく古代祐三さんの作曲によるザ・スキーム サウンドトラックの全34曲をWMA CBR192kbpsに変換し、エクスプローラを使って先に入っているファイルと総取っ替えする。サウンドボードII(SB2)での初期の傑作として知られ、FM音源とADPCMの融合で作られたSB2ヴァージョンの楽曲が鋭く、FM音源+SSG(PSG)音源の組み合わせによるノーマルヴァージョンの楽曲も凄い。
WMAの再生に関してもほとんど問題はない。このサウンドトラックには超高調のADPCM再生ノイズが含まれるのだけど、WMAでは、原音そのままに再現できているし、SuperTangent側からの再生も完璧に出来ている。MP3再生の時と同じように無音再生時のノイズは全くといっていいほど感じられない。ただ、トラックの先頭が僅かにフェードインするように聞こえるので、その部分は今後のヴァージョンアップ待ちか。
音楽再生について申し分ないことを確認してから、次にFM受信機能を。
液晶部が無いので、FM受信モードでは音声ガイドによって周波数を知らせる。デフォルトでは英語のガイドが入っているのだけど、LuxProのページの"Download"にあるChinese VPS、German VPSをダウンロードし、解凍してできるluxpro.vpsというファイルをSuperTangent内の同名ファイルに上書きすることで中国語、ドイツ語でのガイドに切り替わる。vpsのファイル構造が解析できれば、オリジナルのガイドを作ることができるんだろうな、と。
ガイドといっても、0〜9と小数点の単語発音を細切れにしているだけだから意外と単純な構成かも知れない。ただ、このガイドは今回試していない録音再生モードでも使用されている。また、ファームウェアに依存する処理みたいなので再生時間も影響があるのかもしれない。
FM受信モードはプリセットが10用意されていて、デフォルトはすべて90.5MHzに合わせられている。表側の左右を押すことで周波数の検索を行い非ノイズ部分を検知して検索が終了し、その周波数をガイドする。ただ、FM放送波の届かない場所で行うと何をしているか解らない状態になるので、一定の範囲の検索で見つからない場合もその時点でストップし、ストップした位置の周波数をガイドする。
液晶部がないので、この方式にするしかないのだと思う。検索は自動で行われているみたいなので、FM放送波の届く場所であらかじめプリセット登録をしておく方がいいだろう。プリセットの切り替えは表側の再生ボタンで切り替える。勿論、プリセットの内容は保存される。
FM受信のモードは音楽再生モードよりもS/N比が悪いためか、私のいる場所がFM放送波の届きにくいところなのか、普通のFMラジオと大して変わらない。アンテナ側になるイヤホンの長さは普通なので、電波の届きにくいところなのかなぁ。
と、ほどほどに使ってみたのだけど、なかなかいい感じなものだな、と。確かに、基本機能が欠落しているヘボヘボな機器と見てくれが似ているので必死にあら探しをしている記事をよく見かけるけど、私がチェックしていった分では、そんなに悪い代物ではないと断言できる。ただ、「普通」という領域から一歩抜け出すような感じでも無いのも事実で、全体的には「多才な機能がうまくまとめられている一品」という印象。
他人にも薦められる品質は保っているので、「あの製品と違って、ちゃんとした曲順で確かな音質で聴きたい」という欲求には十分に応えられるのではないかと思いますけれども。
というわけで、軽く使ってみてから第一印象という感じの事でも書いてみようかと。
まず、PCとの接続に関してなんだけども、問題となる部分は全くなかった。接続に使用したのはMicrosoftのWindowsXPSP2セキュリティ強化機能搭載をインストールしたノートPCなんだけども、付属のCD-ROMにあるドライバをインストールする前に繋いだ時には、単にリムーバブルのストレージとして認識したと。まぁ、ドライバをインストールしても変化は無かったのですが。
ドライバをインストールした際にファームウェアアップデータも一緒にインストールされる。今後ヴァージョンアップとかがあって、それを実施する際にはアップデータは必須なのでドライバのインストールはしておく方がいいだろう。ドライバをインストールしてもPCの安定性に変化は無いのは当然か。
SuperTangentは基本的に音楽データを特殊なソフトウェアを使って移動させるというスタイルのものではない。なので、FAT32のファイルシステムを扱えて、USBメモリが認識する環境であれば、OSの種類は問わない。ただ、これは説明書にも書いてあることだけども、WindowsMediaAudio(WMA)のDRMを使ったファイルに関しては、同期用のソフト、たとえばWindowsMediaPlayer(WMP)などを用意する必要がある。DRMファイルを持っているわけではないので確認はしていないのだけど、一応著作権に配慮した制御は出来るようだ。
届いた時点では当然充電されていないので、USBポートにつないで充電を行うことになる。説明書によれば2時間で80%、4時間でほぼ100%の充電が完了するとある。個人的な事情から一番最初は1時間充電して音楽再生とか行っていたのだけど、2時間経過した時点でも切れる様子はない。説明書では100%の充電で12時間の連続再生が可能という事なので、2時間ぐらい問題ないのかも知れない。
音楽再生の機能を試すために、古代祐三さん作曲のCDとしては、これを入力している時点で最新となる湾岸MIDNIGHT MAXIMUM TUNE2に収録されている全34曲をWMP10でMP3 192kbpsに変換して、エクスプローラ上からコピーする。トランス系のダイナミックな曲が揃っている。
SuperTangentはUSB2.0のHighSpeedに対応しているからか、よくあるメモリカードよりちょっと遅いかなというくらいの速度でコピーが進む。後でベンチマークをとってみると、約2.2〜3MB/秒の速度でシーケンシャルの読み書きが出来ていることがわかった。「高速」と銘打たれていない通常のメモリカードよりちょっと遅い程度という体感速度は間違いなかったようだ。
私は、耳と体質に合うものが少ないという理由から、製品に付属するイヤホンを使わないという方針をとっているので、長年使っているソニー製のイヤホンを今回も使用している。多分、イヤホンの性能が平均以上だからなのか知らないのだけど、再生される楽曲については違和感というものは感じられなかった。勿論、192kbpsという比較的高いビットレートで再生させているからというのもあるけれども、無音再生時に目立つようなノイズも感じられなかった。説明書には理論値90dB以上のS/N比と書かれているので、ある程度理論値に近い能力を出せているのかもしれない。
音楽再生の操作としては特に戸惑う部分は無い。裏側にある2つのスライドバーの左側を音楽再生モードに合わせ、5秒ほど待っていると自動的に再生が始まる。デフォルトは「フォルダ」-「ファイル名」ソートの順次再生だけども、表側の再生ボタンを押すことでランダム再生に切り替わる。この再生モードは電源の入り切りでも保存されるので、直近の再生モードがランダム再生であれば次に再生を開始したときはランダム再生という事になる。
SuperTangent内に記録されている音楽ファイルはすべて対象に含まれ、指定の曲のみ再生という操作はできない。ただ、液晶部が無いのだから、特定曲のみ指定といった制御をやりようがないということは解りきっていると思うし、512MBや1GBの容量しかないのだから、中のファイルの総取っ替えで対処するのが自然。
ハードウェア上、ボタンロックの制御が見あたらないのだけど、説明書によれば30秒ほど表側の操作が無ければ自動的にボタンロックが働くという。表側の再生ボタンを長押しすることでロックは解除される。再生ボタンは周囲のリング状からややへこんだ位置にあるので、ロックの機能が意味しないという感じにはなっていない。ロックがかかっていることは再生中に表側のボタンの上部の透かしとなっている所が赤くゆっくり点滅していることでわかり、解除したときは点灯状態になる。長押しの時間もその赤色LEDの光を見て操作するうちに慣れてくると思う。
WMAの再生も確認するため、同じく古代祐三さんの作曲によるザ・スキーム サウンドトラックの全34曲をWMA CBR192kbpsに変換し、エクスプローラを使って先に入っているファイルと総取っ替えする。サウンドボードII(SB2)での初期の傑作として知られ、FM音源とADPCMの融合で作られたSB2ヴァージョンの楽曲が鋭く、FM音源+SSG(PSG)音源の組み合わせによるノーマルヴァージョンの楽曲も凄い。
WMAの再生に関してもほとんど問題はない。このサウンドトラックには超高調のADPCM再生ノイズが含まれるのだけど、WMAでは、原音そのままに再現できているし、SuperTangent側からの再生も完璧に出来ている。MP3再生の時と同じように無音再生時のノイズは全くといっていいほど感じられない。ただ、トラックの先頭が僅かにフェードインするように聞こえるので、その部分は今後のヴァージョンアップ待ちか。
音楽再生について申し分ないことを確認してから、次にFM受信機能を。
液晶部が無いので、FM受信モードでは音声ガイドによって周波数を知らせる。デフォルトでは英語のガイドが入っているのだけど、LuxProのページの"Download"にあるChinese VPS、German VPSをダウンロードし、解凍してできるluxpro.vpsというファイルをSuperTangent内の同名ファイルに上書きすることで中国語、ドイツ語でのガイドに切り替わる。vpsのファイル構造が解析できれば、オリジナルのガイドを作ることができるんだろうな、と。
ガイドといっても、0〜9と小数点の単語発音を細切れにしているだけだから意外と単純な構成かも知れない。ただ、このガイドは今回試していない録音再生モードでも使用されている。また、ファームウェアに依存する処理みたいなので再生時間も影響があるのかもしれない。
FM受信モードはプリセットが10用意されていて、デフォルトはすべて90.5MHzに合わせられている。表側の左右を押すことで周波数の検索を行い非ノイズ部分を検知して検索が終了し、その周波数をガイドする。ただ、FM放送波の届かない場所で行うと何をしているか解らない状態になるので、一定の範囲の検索で見つからない場合もその時点でストップし、ストップした位置の周波数をガイドする。
液晶部がないので、この方式にするしかないのだと思う。検索は自動で行われているみたいなので、FM放送波の届く場所であらかじめプリセット登録をしておく方がいいだろう。プリセットの切り替えは表側の再生ボタンで切り替える。勿論、プリセットの内容は保存される。
FM受信のモードは音楽再生モードよりもS/N比が悪いためか、私のいる場所がFM放送波の届きにくいところなのか、普通のFMラジオと大して変わらない。アンテナ側になるイヤホンの長さは普通なので、電波の届きにくいところなのかなぁ。
と、ほどほどに使ってみたのだけど、なかなかいい感じなものだな、と。確かに、基本機能が欠落しているヘボヘボな機器と見てくれが似ているので必死にあら探しをしている記事をよく見かけるけど、私がチェックしていった分では、そんなに悪い代物ではないと断言できる。ただ、「普通」という領域から一歩抜け出すような感じでも無いのも事実で、全体的には「多才な機能がうまくまとめられている一品」という印象。
他人にも薦められる品質は保っているので、「あの製品と違って、ちゃんとした曲順で確かな音質で聴きたい」という欲求には十分に応えられるのではないかと思いますけれども。
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Super Tangent (スーパー・タンジェント)【ブログで情報収集!Blog-Headline/life】 at 2005年06月22日 20:40
