2006年12月24日

ノロウィルス対策

 この記事が「医療」のカテゴリーに入っていないことをまずご注目下さい。タイトルからは真面目な記事と思われるでしょうが、完全な与太記事です。「医者のくせにいい加減なこと書きやがって、訴えてやる!」とか言い出しそうな方は、この先読むのをご遠慮下さい。


 先日3人で飲んだ時の話です。一人は体調不良ということで(だったら参加しなきゃいいのですが、まあ来たのです)お酒は飲まずにウーロン茶でした。体調不良の彼は、その晩から激しい下痢・嘔吐に襲われました。つまり3人でいたときには既にノロウィルス感染者で発症していたのです。塩辛だのもずくなど、他のつまみもそうですが、3人で一つの容器に箸を突っ込んで食べていましたから、私ら二人が憂鬱な気分になったのは申すまでもありません。

 ノロウィルスは小腸で繁殖すると言われているので、嘔吐のない時期には感染力は低いのかも知れません。でも不顕性感染者が調理人であった場合でも集団感染の原因となるようですし、感染者の使用した食器はすぐに次亜塩素酸ナトリウムで消毒するのが基本マニュアルですから、我々二人が感染した可能性は高いのです。しかし・・・

 その後、二人とも快調そのものです。そこで話に出たのは、「お酒をたっぷり飲んでいれば消毒されるんじゃない?」でした。

 ノロウィルスの消毒にアルコールは無効ということになっています。次亜塩素酸ナトリウムを使用するのが基本です。しかしこれは一瞬拭く場合ですよね。お腹の中に大量?のアルコールを入れた場合、低濃度でもウィルスの繁殖にどの様に影響するのかは誰も知らないと思います。

 周囲を見回してみても、毎晩酒を飲むような人間は何故かノロにやられていません。「低濃度アルコール長時間消毒法」はもしかしたら有効かも知れません。これが事実なら、「冬場は毎日お酒」が正当化されるのですが・・・

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ノロウイルスと風評被害防止【反省から飛躍へ】 at 2006年12月27日 05:06
この記事へのコメント
牡蠣を食べるときの白ワインも消毒を兼ねているのではなかったでしょうか?
Posted by nakacorn at 2006年12月24日 12:59
うーん、ノロ問題は既に医療関係者の身近な問題になのですねぇ
我家では猫のゴマが下痢状態ですがもしかしてぇ〜
ところでお酒と殺菌
愛飲者ではよく言われています
うちの隣B副係長、かって夏風邪が何時までも治らず
ゲホゲホいいながら喫煙していましたぁ
「アルコールで毎晩消毒しているのになぁ」と
私はアカの他人ですが
人にうつす前にお陀仏しろよ!と正直に思いました
これが
愛妻ですと反応がまた違うと想像しますが
ガンとかなら、感染しませんが
感染するようなものはやはり気になりますね〜
Posted by プリュム at 2006年12月24日 14:21
>ノロウィルスの消毒にアルコールは無効ということになっています。次亜塩素酸ナトリウムを使用するのが基本です。
なるほど、Clの殺菌効果があるんですね。というと毎日「水道水」をがぶ飲みすれば耐性が出来る・・てわけないか。

で、じつは、仙台にいたとき他の部署で忘年会をやったら「生牡蠣を食べた人間-1人」が食中毒になりまして、早速翌日料理屋が「御内密に」と手土産を置いていったのです。
ところで生牡蠣を食べて中毒にならなかった人物は宴席で他人の蛎まで6人分食べていたらしいのですが、翌日もぴんぴんしている。思い当たるのは1つ。毎晩ブルガリアヨーグルトを500g食べていたこと。(男です)関係ないですかね?
Posted by デハボ1000 at 2006年12月24日 16:01
>周囲を見回してみても、毎晩酒を飲むような人間は何故かノロにやられていません。「低濃度アルコール長時間消毒法」はもしかしたら有効かも知れません。
 はーい。私もサンプルになりますね。
 先週は、低濃度アルコール長時間消毒をきちんと守っていたのですが、水曜日が高濃度になりました。木が休肝日で金は早めの引き上げでしたが、昨日からのどが痛いです。ノロではないようですが、この週末は部屋で静養しています。
Posted by xsion at 2006年12月24日 16:39
そういう考えもありますね。

学会発表はここいらあたりで。
http://www.kt.rim.or.jp/~sokohaka/chin-man/

その昔、下田の西武系ホテルで医局の忘年会がありました。

牡蠣尽くしの料理で一人は入院でした。
ワタシは念のため(何の?)に抗菌剤を前日から飲んで血中濃度を上げていたのですが、全員やられました。
宴会担当者が手土産に高級ウイスキー持って謝罪に来ました。(流石王子様のホテルですから、30人下痢しても認めませんでしたけど)

確かに抗菌剤でもウィルスには効かないと身を持って学習しました。

街から離れていて、本来の目的も達成出来ませんでした(^_^;;
Posted by B級歯科医 at 2006年12月24日 21:44
はじめてコメントさせていただきます。
いつも難し〜いテーマだと口出しできない…(..;と思うのですが、
たまに、かくっと話がオチると爆笑してます。

「低濃度アルコール長時間消毒法」、それじゃもしかしたら発症していたご友人にも無理矢理お酒を飲ませていたら治っていたのでしょうか。お気の毒なことをしたのかもしれませんね。(笑)
もしかして新歓期の学生も、急性アルコール中毒で運ばれることはあっても食中毒で運ばれることはないとか?学生、危険なものでも食べていそうだけど。(^m^;
Posted by coco at 2006年12月24日 23:53
こんばんは。

同居人は風邪で仕事を休むと(「よほど」の重症以外)、「消毒だから♪」とビールを飲んでソファでTVを見ています。
どことなく釈然としません。

毎晩「晩酌」が基本の二人ですが...。
「シーズン」中1回は「胃腸風邪」を引いていました。
要するに「ノロウィルス」ですね。
たいてい1日「ダウン」し、翌日には仕事復帰です。
「引く」のが「体力低下」の証か。
「1日で全快」が「体力」の証か...。

「免疫力」で「個人差」が出るようです。

牡蠣の場合は「プランクトン」「ノロウィルス等、病原性ウィルスや細菌」「傷んでいた」「食べすぎ」と、原因がいくつかあるようですね。
牡蠣の「食中毒」で一番多いのは「プランクトン」と聞いた覚えがあります。

海外で。「怪しい」水に白ワインを混ぜると。
たいていの細菌は死滅するとか。
次亜塩素酸よりも「効く」というレポートも...。
Posted by 女王様 at 2006年12月25日 02:16
ここんとこ、水下痢だったのですが。
テキーラ、あおったほーが、よかった、
ちゅーことでしょーか!??(−ω☆b

いいんですね!??( ̄m ̄*)

ちょうど、我が家に、スエーデン土産の。
アルコール度数96%だかの酒が!!!

……い、行くか!??(`・ω・´)ノ
Posted by ポゥ at 2006年12月25日 12:46
はじめまして。突然ですが、↓これどう思いますか
アルコール関連でhttp://blog.goo.ne.jp/lin444/e/45e715df60da6f0f42eaec3990064a7a
近頃こういうの多いのでお医者様の目から見てどうか教えてください。
Posted by よっくん at 2006年12月25日 20:49
建設現場で働いていた時、左官屋のオヤジが体調が悪くなった人に

そりゃあ、アルコール消毒が足りねぇんだ

と言って酒を飲ませてました。また、肝臓を壊した人には

俺はウイスキーに変えたら治ったぞ

と言ってウイスキーを飲ませてました。きっとヤツは何人か殺していると思われます。。。
Posted by はねもね at 2006年12月26日 00:24
手洗いうがいに無精で、下戸な私ですが。全くノロ兆候はございません。
牡蛎が大嫌いだからかしら?
むしろ、しつこい便秘で、下剤飲まないと一週間も詰まったままなので(食べたものは一体いずこへ?)、この上はいっそ「ノロにかかったほうが…」とさえ考えています。
あらゆる繊維質や牛乳を試し、ツボや運動をしてるんですけどねー。
なので。
ノロのニュースより、「便秘と大腸癌は関係ない」という調査結果記事に、目が釘付けでした。
結構気にしてたので(^^;)

やたらバイキンを気にかけて、つり革も掴まない異常な神経質サンが多い割に、車内でムシャムシャ何か食べる人が少なくない。
コンビニの前でおもむろに、とか。
よっぽど不衛生だと思うんですけどねぇ?
Posted by まめっち at 2006年12月26日 01:52
# nakacornさん
>牡蠣を食べるときの白ワインも消毒を兼ねている
そういう意味合いもある様ですね。女王様のコメントからは、かなり有力な方法の様です。

# プリュムさん
>ノロ問題は既に医療関係者の身近な問題になのですねぇ
毎日沢山の急性胃腸炎の患者さんが来ます。気をつけていても感染する場合があります。
>「アルコールで毎晩消毒しているのになぁ」
気管支の消毒は無理かと思います。
Posted by ヤブ医者 at 2006年12月26日 01:56
# デハボ1000さん
>早速翌日料理屋が「御内密に」と手土産を置いていったのです。
保健所に届けられたら営業停止です。書かれたコメント内容からは当日発症ですよからノロにしては早すぎます。他の細菌(腸炎ビブリオなど)や貝毒の可能性が高いですね。
>毎晩ブルガリアヨーグルトを500g食べていたこと。
これは大いに関係があると思います。納豆やヨーグルトはなかなか悪くなりません。納豆菌や乳酸菌が他の最近に対して殺菌作用を持つからだと思います。

# B級歯科医さん
デハボ1000さんのコメント返しにも書きましたが、ノロウィルスは牡蠣には繁殖せず、汚染されているだけです。これが人の体内に入って繁殖し症状を出すまでには1〜2日かかります。もし速攻で発症したのなら、ノロではない可能性が大です。
Posted by ヤブ医者 at 2006年12月26日 02:11
# xsionさん
xsionさんと私がノロにやられずにこの冬を乗り切れば、B級歯科医さんご紹介のサイトに「ノロウィルス感染予防における低濃度アルコール長時間消毒法の有用性」というタイトルで投稿します。でも、なんだか方向性が異なるサイトの様でrejectされそうです。

# cocoさん
>たまに、かくっと話がオチると爆笑してます。
落ちすぎて「ひんしゅくモノ」の場合もありますが、平にご容赦を。
>発症していたご友人にも無理矢理お酒を飲ませていたら治っていたのでしょうか。
その時点で既に発症していた様ですから、「手遅れ」かと・・・予防と早期治療が大事です。
>食中毒で運ばれることはないとか?
既に毒素を含む食品は、熱してもアルコール入れてもダメです。
Posted by ヤブ医者 at 2006年12月26日 02:19
# 女王様さん
>牡蠣の「食中毒」で一番多いのは「プランクトン」と聞いた覚えがあります。
たぶん生食用の牡蠣が養殖されていない時期の話かと思います。今は危ないブランクトンなどは常に監視されていて、危険な場合は出荷しないみたいです。
>次亜塩素酸よりも「効く」というレポートも...。
次亜塩素酸ナトリウムはウィルスの消毒に主として使用します。細菌は、確かにアルコールが有効です。

# ポゥさん
>アルコール度数96%だかの酒が!!!
食道粘膜がアルコール固定されそうです。将来食道癌になりたくなければ、その酒は何かで割って飲むことをお勧めいたします。
Posted by ヤブ医者 at 2006年12月26日 02:25
# よっくんさん
面白い記事をご紹介有り難うございます。コメント欄で書くには長くなりすぎるので、記事で書きますね。


# はねもねさん
>きっとヤツは何人か殺していると思われます。。。
本気なら宗教に近いものがあります。ジョーク、でしょうか?


# まめっちさん
>手洗いうがいに無精で、
あんまりなめない方が宜しいかと・・・
>「便秘と大腸癌は関係ない」という調査結果記事
この手の疫学調査はひっくり返ることも多いので・・・
>つり革も掴まない異常な神経質サンが多い
そうなんですか。手、洗えばいいと思います。洗う前に服とかバッグとか触るのが嫌なんですかね?
Posted by ヤブ医者 at 2006年12月26日 02:32
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お世話になります。とても良い記事ですね。
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