2005年10月26日

やすみんからのお願い

今日はやすみんから真剣なお願いがあります。
時間のある方は読んで下さい。課長に頼まれて「漢方でよくあるQ&A」を書いています。
よくあるような質問は課長の手によってすでに出され尽くしていたのですが、なんとかかんとか9個までは書きました。
もうどうやって絞り出してもネタが出なかったので、課長に「ブログで呼びかけてもいいですか?」と聞いたら「それは名案だ!早く書け!」と言われました。

もし「自分が漢方薬を飲むとしたら、こういう事がよく分からないなあ」という事がありましたら、コメント欄に書いていただけないでしょうか?
もちろんお寄せいただいた質問には、答えられる範囲で、この場でお答え致します。
素朴な疑問が一番助かります。もちろんひねった質問でも構いません。どうぞご協力よろしくお願いいたします。

やすみんより
 

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この記事へのコメント
やすみんさん こんばんは。
質問。
(其の一)
漢方って例えば何かの症状の改善の為に飲みます。
暫く飲み続けます。
体調改善してきました。
そこで、安心して飲むのやめます。
すると、効き目が切れてしまい、永久に飲み続けなければいけないなんてことはありますか?
(其の二)
例えば何かの漢方を一日一粒飲みます。暫くそれでオッケーです。
しかしそのうち一粒では足りなくなります。
一日二粒飲みます。また暫くそれでオッケーです。
しかしそのうち二粒では足りなくなり・・・・
なんてことはありますか?
(其の三)
漢方にはたくさん種類があると思いますが、ウナギと梅干、お酒とカラシ、茄子の漬物と冷たい蕎麦、のように飲み合わせの悪い種類同士ってありますか?

出尽くしちゃった質問だったかな?でもちょっと気になります。宜しくお願いします。

Posted by かねごん at 2005年10月26日 22:01
かねごんさま

早速のご質問ありがとうございます。
其の一はよく聞かれますが、其の二、其の三はまだでした。
さっそくお答えします。

其の一
体調が改善して来て、すぐに服用を中止すると元のもくあみになる事が多いので、しばらくは継続していただく必要があります。
残念ながら、服用中止によりまた症状が出てしまい、ずっと飲み続ける場合もあるというのは事実ですが、必ずしも継続の必要があるという訳ではなく、廃薬(中止すること)できるケースも多くあります。そこで治って症状がでなくなることもありますので心配しなくてもよいですよ(^-^)V

文字オーバーだったようなので次に続く。
Posted by やすみん at 2005年10月26日 22:35
其の二
私の勉強と経験の不足かもしれませんが、だんだんたくさんの薬が必要になるという症例は目にしたことがありません(実務でも論文上でも)。むしろ、特に具合が悪い時に多く飲んでも、だんだんと量を減らしていけるというのが一般的です。漢方薬の狙いは出ている症状を取る対症療法だけではなく、症状の原因を取り去ることです。原因がだんだん減っていると考えると増量の必要はまずないですよね(^-^)V
其の三
処方同士の飲み合わせが悪い、というのは一般的にはありませんので安心してください(^-^)V生薬単位の細かい話では配合禁忌(混ぜてはいけない生薬)がある事も事実ですが、体質と配合生薬を考慮した上で処方した場合はあまりない事だと思っています。素人判断で個人服用した場合は保証の限りではありませんが。

回答の意味がよく分からなかった時はまたなんでも聞いて下さいね!
ほかの方もご質問どしどしお寄せ下さい!
Posted by やすみん at 2005年10月26日 22:35
やすみんさん ありがとうございます。
なるほど、なるほど。お勉強になります、流石。
そして其の四。
漢方の原料(生薬?)って全部天然ですか?
栽培(養殖?)してるものあるんですか?
基礎知識無さすぎですみません
Posted by かねごん at 2005年10月26日 23:11
かねごんさま

残念ながら、天然のものはあまりありません。
栽培しているものがほとんどです。
野菜のようなものですよ。生薬の畑というものもあります。
とれたものを乾かしたり、茹でて干したり、いろいろです。
Posted by やすみん at 2005年10月26日 23:55
普通の医薬品は医師の処方箋がないと処方してもらえないものが多いのですが、漢方薬で医師の処方箋がないと処方できないものってあるのですか?

症状を言えば、薬剤師さんが症状にあわせたものを色々な割合で調合してくれるのですか?

変な質問ですみません(^_^;)

☆あ・・・ようやくバナー貼り付け成功です(∩.∩)
Posted by たぼちん at 2005年10月27日 21:46
たぼちんさま

うぅっ!グレーゾーンを突いてくれましたね!
薬事法その他において、医療用漢方薬は処方箋なしの販売と処方箋調剤限定のちょうど中間のグレーゾーンに位置しています。なので、医療用漢方薬が普通に買える薬局がないわけではありません。
ただし、漢方薬は正露丸や太田胃散並みに普通に販売できるものもありますので、薬局に行けば、症状に合った漢方薬を調合してくれる所もありますよ。
この時に注意すべき点としては、漢方薬の知識を持っている人がいる薬局の方が少ない、という点です。おそらく店の看板に「漢方薬」と標榜している店舗は漢方薬で生活している店と思われますので、そういう店を選ぶと、漢方に詳しい薬剤師に出会う事ができます。街のドラッグストアなどでは、残念ながら漢方知識のない方の店のほうが多いようです。

バナーの件、ありがとうございます!
Posted by やすみん at 2005年10月27日 23:12
はるほど・・ありがとうございました(∩.∩)
Posted by たぼちん at 2005年10月29日 09:40
たぼちんさま

グレーな回答で申し訳ありませんでした。
またなにか素朴な疑問がありましたら聞いて下さい。
Posted by やすみん at 2005年10月30日 19:29
お久しぶりでーす。

今更ですが(-"-;)、漢方薬の空腹時投与は食前・食後では吸収に差がでるからと聞いたことがありますが、どれほど効果がちがうんですか?
吸収の差以外にも空腹時に飲んだほうがいいという理由はあるんですか?(私にはもっと別の理由があるような気がしてなりません。)

温服すると胃酸でアルカロイドを除けるからいいって社内勉強会で聞いたけどそれも関係あるんかな??
Posted by yong at 2005年10月31日 00:33
yongちゃん

久しぶり!風邪で伏していたので返事がおそくなってすまん。
空腹時投与での吸収率の差については、具体的なデータの数値とかは見た事ないんだけど、自分が飲んだ感じによると、やはり空腹時の方がよく効く感じがする(鼻炎とか急性症状の時)。
あと、漢方薬の原典の中には「空腹の時に服しなさい」と指定されているものもあるので、空腹時投与はそれの流れも汲んでいるらしいよ。
「温服」や「冷服」は、処方の使用目的により指示が違うみたい。たとえば温める処方は温服、吐き気とかに使うのは冷服とか。五苓散や当帰芍薬散とかの「散」っていうのは、生薬を煎じて作る葛根湯とかの「湯」とは違って、生薬を粉にして混ぜてそのまま飲むという意味なんだよ。煎じ薬は温かいし匂うから余計にうっときてしまうから、吐き気やつわりに使う処方は、粉を水で飲んだほうが飲みやすいんだよね。だから「散」になっていたり、「湯」の場合でも冷服したりするんだよ。
「胃酸でアルカロイドが」っていうのは初めて聞いた。アルカロイドが有効成分の場合もあるからむやみに「除けるからいい」と言うのは必ずしも正しくない気はするけど…。
Posted by やすみん at 2005年11月01日 13:33