2005年12月06日

これはこれは立派な


051206_104742_M.jpg今日は久々にマムシ粉砕。
朝鮮人参も一緒に粉砕します。
先日発注した人参のご立派なこと!
感激して撮影しちゃいました。
なんだか見ただけで精の付きそうな写真。
師走の疲れを癒してしてくださいね。


って写真を入れたかったのに、写真が入んない。
いろいろやったけど、もうお手上げ。すまない…。
ラブログ、殴っていいかなあ?グーパンチでいきますよ!?

人参。
朝鮮人参や高麗人参という名前の方が一般的ですが、これはおそらく正式名称ではなく、生薬名は「人参」、植物名は「オタネニンジン」。ラテン名はもう書けないけど、確か「こぷてぃすやぽにか、まきの」だったような気がする(19歳の時の知識、もう忘れた)。
人参って、成長するのにすごく時間がかかる植物で、6年育てた「6年根」というのが高級品なのだそうです。
しかも土の養分を根こそぎ吸い取って大きくなるので、人参を育てた後の土には何年間も雑草一本生えないとか。連作できないんですね。

この話を聞くと、人参が高い理由にも納得。

最近、コメントの書込みの動作が変な気がします。
みなさまご迷惑おかけしてます。ディオンが…(笑)
 
Posted by やすみん 23:57  |Comments(6)TrackBack(0) | 漢方・しごと(1)

2005年11月29日

餅は餅屋じゃねぇのか

最近、「薬局ホームページ作成」という悩ましい仕事を抱えています。
会社の基本姿勢としては「素人でも立派なHPを作れる」と考えているようですが、普通にネット見ててもプロが作ったページと素人が作ったページ、一目瞭然なわけです。しかし会社にはどうやらそれが分からないらしい。腹が立つのです。

誰でも綺麗なHP作れるんなら、プロなんかいらねぇんだよ!誰でも漢方薬が作れたら漢方メーカーがいりますか?誰でも車の修理が出来たら車工場がいりますか?誰でもマジックができたらプロマジシャンがいりますか?なんしぃ分からんのんじゃぁ、ちばけなこのアホ玉がぁ!!

というのが正直なところです。ブログで愚痴ってすみませんね。
気をとりなおしてイライラに関連した漢方小咄をひとつ。

こういう腹の立った時に飲むと良いのが、抑肝散陳皮半夏や柴胡加竜骨牡蠣湯なんかの精神安定作用のある処方です。柴胡加竜骨牡蠣湯は、カルシウムを含んだ竜骨(化石らしい)と牡蠣(貝殻です)の精神安定作用で効果を発揮する処方です。
先日、数字処方のコメント欄で話題になった「朱砂(しゅしゃ)」という生薬も安定作用のある鉱物性の生薬のようです。調べてみて驚いたのは、朱砂の成分は水銀、セレンなどの有毒な金属なのだそうです。「水銀なんか薬に使えるわけないじゃん!」とお思いの方のほうが多いでしょう。

しかし、実はこの水銀、江戸時代には梅毒の治療薬として用いられていました。「全ての病気は体内の毒により起こる」という「万病一毒説」を説いた江戸時代の医師、吉益東洞が行っていた治法です。中毒ぎりぎりのレベルまで水銀を投与して梅毒の毒を抜いた後、以前紹介した亀ゼリーにも含まれていた山帰来(さんきらい)などで水銀を解毒する方法のようです。これで命を救われた梅毒患者も大勢いたらしく、それだけでも十分に驚くのですが、梅毒と区別がつかなかった他の病気の患者は水銀を与えられた途端に即死だったというのにはもっと驚きます。現代社会ではまず考えられないことですね。
この辺の話は「山本巌の漢方療法」という本におもしろく出ていますよ。

続きは「訂正とおわび」。自己満足です。続きを読む
 
Posted by やすみん 20:43  |Comments(6)TrackBack(0) | 漢方・しごと(1)

2005年11月25日

ひのめを見た数字処方

このブログを始めてすぐの時、数字を含む処方名について書いた事がありました。

実はあの後、処方集や古典を見ては数字処方を探し集めていて、処方名と出典、生薬構成を記録してまして、結構集まってきてます。
仕事中、こっそり数字処方を見つけてはウヒョウヒョ言っていた日々が報われることになりました。
課長に
「専門家向けで、漢方のちょっと面白い話を書いてくれないか」
と依頼されたのです。

これはチャンスだと思い、ウヒョウヒョ言いながら集めた数字処方の数々を見せたらゴーサインが出ました。うれしいです。

9月の段階では数字の「十」以上は難しいなと思っていたのですが、探してみると「十六味流気飲(じゅうろくみりゅうきいん)」というできものの薬や、絶対に無いと諦めていた「万」がつく処方「万億丸」などもあり、けっこう興奮します。

以前「二十四味なんとか」という処方も発見したのですが、うっかり記録を付け忘れた上に何で見たのかも思い出せず悔しい思いをしています。
出版物からの情報しか信用してないので、どなたかご存知の方は出典をお知らせください。
 
Posted by やすみん 23:45  |Comments(8)TrackBack(0) | 漢方・しごと(1)

2005年11月24日

半夏厚朴湯

半夏厚朴湯

会社での私の仕事のひとつに「漢方電話相談」という業務があります。
体の悩みを聞くというのは時間もかかるし、結構大変です。喋りだしたら止まらない方もおられますので難儀します。
今日受けた電話の主(中年女性)は自分の咳・痰の症状、今まで麦門冬湯を飲んでいたが今度は清肺湯にしようと思うがどうだろうか、自分は漢方が好きなのだ、よく勉強して知ってるのだ、ということを私に一言も挟ませず7分間一気にまくしたてておられました。

「メモの証」です。

「証」というのは漢方用語で、その人の体質などを表す時に使う言葉です。

花輪壽彦先生の有名な本「漢方診療のレッスン」に「メモの証」に関する記載があります。
以下抜粋です。

半夏厚朴湯は「用意周到」とか「メモの証」と言われるぐらい、几帳面な性格のものに現れやすい。「メモの証」とは診察の際、メモを手元に持って、自身のつらい症状を余すところなく述べようとする。「別紙の証」とは「ここに症状を書いてきました」といって詳細な経過を書いてくるものである。
(中略)
半夏厚朴湯の特徴は、このように心理的危機が身体化するものと思われる。
(花輪壽彦著「漢方診療のレッスン」金原書店)

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)は神経症、神経性胃炎、しわがれ声など様々な症状に使用される処方ですが、咳や痰にもよく用いられます。半夏や厚朴には鎮咳作用が、半夏にはまた去痰作用もありますから。

今日は迷うことなく半夏厚朴湯をお勧めさせていただきました。
が、なにぶん電話だけのやりとりなのでそれを本当に服用されるかなど、後の事はわからないのです。


…今日は早く寝ます。おやすみなさい。

 
Posted by やすみん 18:06  |Comments(2)TrackBack(0) | 漢方・しごと(1)

2005年11月11日

老いても健やかに

薬局店頭に立っていますとたまに、「あのぉ、元気になる薬ないですか?」とぼそぼそ話すおじさまがご来店されたりします。
はっきり言ってくれないので肉体疲労なのか性の悩みなのか分からず困りますが、大体は後者です。
恥ずかしいくらいハッキリ言う方もいますよ。
「最近セックスがちょっとね!」とか(笑)

以前、ここで「性機能の低下とは腎の力の低下(腎虚)と考える」と書きました。

漢方における腎の機能のまとめ
・尿を作る、尿を出す
・足腰をしっかりささえる
・生殖機能
・耳の聞こえを維持する   など
つまり、これが低下している(腎虚の)お年寄りは排尿障害、腰痛、陰萎、難聴などが起こります。

今日、以前から知っているお得意様(おじさま)にそんな悩みを打ち明けられちゃいました。
腎虚の話をさせてもらった後、至宝三鞭丸(しほうさんべんがん)をご紹介。
するとおじさまから「女性の場合はどうなるんですか?」と質問を受けました。

もちろん女性の場合も腎虚はありますので、同じ事が言えます。目に見える肉体的変化はありませんが、性欲の減少や不感症などが発生してきます。

おじさまは「なるほど、うちの家内もそんな感じです。でも大切なことですからね」と熱く語られてました。こんな話ですが、全然やらしさを感じさせないおじさまの上品さに好感を持ちました。

年齢が上がっても、健やかに性生活を楽しみたいものですね。

そういえば前の調剤薬局に就職して間もない頃、見知らぬおじさま(この人は上品じゃなかった)がやって来て、
「衛生サックは置いとらんのかぁ!」
と言いました。
若かりし頃の私は衛生サックを知らず
「???指サックならありますが???」
と言ったら「違う」と激怒してました。
お父さんにその事を話したら
「そんなにちいそぉねぇ言うて怒られるでぇ!」
と大爆笑しておりました。
 
Posted by やすみん 18:01  |Comments(2)TrackBack(0) | 漢方・しごと(1)

2005年11月09日

薬剤師が漢方嫌いになる理由


051008_164652_M.jpg薬剤師ならみんな見た事ある、この手帳。
白衣のポッケにいつも入れてる人もいる、この手帳。
昔イリュージョンやってた、あの会社の手帳。
科学しちゃってる、あの会社の手帳。

これのせいだと思うわけです。

大抵の薬剤師は、みんな漢方薬が嫌いです。
1. 服薬指導しようと思って処方箋見て、漢方薬が入ってたら「げぇ〜」
2. なんて言ったらいいか分かんないから適当に「毎食前でーす、飲み忘れたら食後でもいいでーす」などと言って、あやふやに指導終了。
3. たまに気合い入れようと思って「あの手帳」を見る。やっぱり分からんから2.に戻る。
かつて調剤薬局で働いていた時の私もそうでした。「あの手帳」を見てもさっぱり分からないので、「漢方ってほんま難しくて分からんよね」と納得していました。

転職して2年、来る日も来る日もがむしゃらに漢方を勉強し、少しばかりの知識が身に付き、「あの手帳」を見る事をすっかり忘れていました。
ある日、転がっていた「あの手帳」を何気なく開いて読んでみたらびっくりしました。
「何書いてあるのか全然わかんねぇ!!」

「体力があって云々…」「時に口が渇き云々…」
どの処方を取って見てもやたらとまわりくどくて分かりにくい表現で書いてあって、何が言いたいのかチンプンカンプン!
「いらない水を尿で出します」とか「のぼせの原因になる熱を冷まします」とか、平易な言葉で書けないものなのか!?こんな書き方じゃ、どんな人に使う処方なのかも全然ピンと来ないよ!

この時、私はつくづく思いました。
「漢方薬を理解するのが難しかったんじゃなくて、この手帳の表現を理解するのが難しかったんだな」と。
とは言ってもシェアNo1一人勝ちの「あの会社」が配布している「あの手帳」を、薬剤師に「見るな!」というのは不可能だよなあ。
あの会社の学術の方、法律上ああいう書き方しかできないのは百も承知なんですけど、あなた方の会社がもうちょっといい手帳を配ってくれたら薬剤師の漢方嫌いはだいぶ改善されると思うんですよ。

漢方を科学する前になんとかしてもらえませんか、ひとつよろしく頼みますよ。


手えー、さて「漢方の素晴らしさを伝える連載」

本日21:11の手。
ここまで来たら9割5分治癒でしょう!

漢方ってすばらすぃ〜〜!!
 
Posted by やすみん 21:40  |Comments(5)TrackBack(0) | 漢方・しごと(1)

2005年11月05日

薬剤師、蜂と戦う


はえたたき開店時間より早めに薬局に着いたので、のんびりパンを食べてたら目の前にハチが!!
ハチは調剤室の中を飛び回っている、そして処方箋のFAXが3枚も入ってくる。パートさんが出勤してきて二人でハチにおびえる。



「ああ、早く調剤しないと患者さんが来てしまう…でも調剤室に入ったらハチに刺される…」
院生時代ハチに刺されたトラウマが蘇る。

「ハチの恐怖 < 処方箋 …!!」  
患者さんの健康のためにピーチやすみんは立ち上がった!

昔懐かしい「はえたたき」を装備してハチにおどりかかった!
対するハチは蛍光灯に止まって休んでいる!
「ぐぶぅ〜!そんなとこに止まっとったら危のぉて叩けんじゃろぉがぁ〜〜!!」
ハチが飛び回ったり叩けない所に止まったりするので、空中で叩いて気絶させておいて床で仕留める作戦を立てる。

遂にはえたたきがハチにヒット!床に転がったハチの息の根を止める。パートさんから温かい拍手。

こうして患者さんの健康は守られた。

でも調剤終わらない間に来ちゃったんだよね。
「ハチと戦ってて遅くなりました」なんて言えないし…ダメじゃん。
 
Posted by やすみん 14:43  |Comments(6)TrackBack(0) | 漢方・しごと(1)

2005年11月04日

STOP!医療事故!

医療事故に関する学会が組織されたそうです。

一言で医療事故と言っても、病院で起こるものから薬局での薬の取り違えまでいろいろあると思います。

最近、身近に「漢方薬だから少々取り違えても平気だろう」と思っているらしい人がいました。以前からミスが多いなと思っていた人なんですが。
間違えてはいけないと思っていても間違えてしまうのが人間なのに、深層心理であってもそう思っていれば、自然とミスも増えるはずです。
腹が立って小言を言う気にもなりませんでした。

しかし、命に関わらないからと言って間違えて良い訳ではありません。
処方箋調剤業務にしろ一般小売業務にしろ、大切なのは信頼関係です。絶対に間違いのない人間はいないけれども、ミスの多い、またはミスの後の対応が悪い薬剤師の言うことを誰が信用するでしょうか。

いかにしてミスをなくすか、という事を命題に今後とも業務に細心の注意を払おうとつくづく思う熱血薬剤師なのでした。

「続きを読む」は漢方的「ヒヤリ・ハット事例」 →続きを読む
 
Posted by やすみん 18:54  |Comments(2)TrackBack(0) | 漢方・しごと(1)

2005年10月26日

やすみんからのお願い

今日はやすみんから真剣なお願いがあります。
時間のある方は読んで下さい。続きを読む
 

2005年10月17日

風邪の季節を前に薬剤師から一言

日曜日の朝日新聞は薬ネタが豊富だったので一言。

まず1面、「医療はいま第4部」から。
「ウイルス性の風邪に抗生剤は効かない。でも薬を望む患者には言いづらい」

そうなんです。
風邪は「ウイルス」で起こります。そして風邪の皆さんが飲みたがる「抗生剤」は「菌」を殺す薬です。
混同されやすいですが、「菌」と「ウイルス」は全く違うものです。風邪患者のみなさんが「飲めば風邪が治る」と思い込んでいる「抗生剤」では風邪の原因の「ウイルス」を殺す事はできません。つまり「飲んでも風邪は治らない」のです。そして「風邪のウイルスに効く薬」は残念ながらありません。風邪で体が弱る事によって菌の上気道感染(口からばい菌が入ってノドが痛くなったりする)などがあった時のみ、「抗生剤」は有効です。

でも患者さんが欲しがるから、薬を出さないと満足しないから、という理由で抗生剤はいつも最初から処方されているようです。

風邪の一番の治療法は「寝とく」。それだけです。
いるかいないかも分からない菌を殺す抗生剤を飲みながら忙しく働いても、風邪は絶対に治りませんよ。
ちなみに発熱は、ある程度まではウイルスとの戦いに必要なものなので、解熱剤でむやみに体温を下げても風邪が長引くだけです。

子供が風邪をひいて、何度も受診するお母さん。この中にも考えが間違った人が多い。
どんだけ薬飲ませても治らないんですよ、どうなってるんですか?」と言いながら、当の本人は待ち時間中薬局内を走り回り、しまいには椅子の上を飛び回る。病院の帰りには母に買い物につれ回される。

「薬飲んだら風邪が治る?」それは完全に間違っています。
今病院で処方される風邪の薬は「風邪の症状を抑える薬」であって、断じて「風邪を治す薬」ではありません。風邪を治せるのは本人の体だけ!さんざん走り回って人ごみの中をつれ回されて、風邪が治るわけないでしょうが。家でじっと寝させときなさい。薬飲まなくても治りますから。あと、腹風邪で受診してる子のお母さん、子供の食欲がないからって言って下痢してる子供にアイス食べさせるのやめなさい。
こっちが「どうなってるんですか?」と問いたいです。

これから冬の季節、病院で薬を貰って家に帰ったら思い出して下さい。「これは風邪を治す薬」じゃないんだということを。そして布団に入ってすぐに寝てください。

風邪薬を非難するわけでも漢方を擁護するわけでもないですが、前々から思っていたことなので書いてみました。続きを読む
 
Posted by やすみん 02:23  |Comments(6)TrackBack(0) | 漢方・しごと(1)

2005年10月12日

ふざけてるわけじゃないのだが

大建中湯という漢方薬があります。
建:建てなおす、中:おなか で
「お腹建てなおしまっせ」という意味の名前。
腹痛や便秘、お腹にガスがたまった時、さらには開腹手術後の腸の癒着防止なんかにも使われます。

漢方薬の処方箋で、大建中湯が追加になった患者さんの薬歴(薬の記録簿みたいなもん)をつけていました。

「ガスがたまる。苦しさや痛みはないが、
 歩行中の放屁を妻に指摘されたためDr.に相談。」


真面目に書いてたのに、なんだか間抜けな文章になってしまってがっくり。

…ちばけよーるわけじゃねーんじゃって。
(訳:ふざけているわけではないのです)
 
Posted by やすみん 12:48  |Comments(4)TrackBack(0) | 漢方・しごと(1)

2005年10月08日

しりにおでき


しりにおできお恥ずかしい話ですが、しばらく前に
尻に!
おできが!
できまして、放置していました。


ちょいと痛くなってきたので、昨日からせっせと十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)を飲んでいます。勝手に治る時期だったのか、薬が効いたのか、痛みも腫れも和らいで来ました。
漢方ってすばらしい!

十味敗毒湯には、桜皮(おうひ)という生薬が入っています。読んで字の如く、桜の木の皮です。
炎症を取る作用や、抗菌作用があります。

淋病、今で言うところの性行為感染症、古い言葉で言うと花柳病(かりゅうびょう)と言います。
江戸時代の川柳で、はっきりとは覚えてないのですが、「淋病になりて 桜の皮を舐め」的なものがありました。

桜の皮の抗菌作用を経験的に知っていた昔の人は、花柳病になって、桜の皮を剥いで舐めていた、という川柳です。剥がされすぎて手の届く範囲の皮が無くなった桜もあった、とのことですよ。
 
Posted by やすみん 15:01  |Comments(4)TrackBack(0) | 漢方・しごと(1)

2005年10月07日

医療費に物申す

「診療報酬『治療』も下げ」
今日の朝日新聞の1面トップ見出し。
国会議員がいないせいで政治力のない薬剤師会ですが、ここで私が小さく物申す。

医療費削減、医療費削減ってアホの一つ覚えみたいに言ってるけど、私から言わせてもらえば、診療報酬や調剤報酬を下げなくても、収入がある高齢者の負担割合を3割にしなくても、ちゃんと医療費を削減できる策はあると思う。

それは「自己管理不足で疾病にかかり、高額な医療費がかかってる奴を自費負担にする」こと。

続きを読む
 
Posted by やすみん 23:33  |Comments(2)TrackBack(0) | 漢方・しごと(1)

2005年10月05日

本当にマズい漢方薬

昨日の牛黄のせいで右肩からアゴ、耳の後ろが痛い。
かなり痛い。しかも時々ピリッと痛い。
雨に濡れて冷えたからか余計に痛い(ババくせえなあ…)。

そこで疎経活血湯(そけいかっけつとう)という腰痛、神経痛、筋肉痛、肩こりなどに使う漢方薬を飲みました。
これが、マズいんだ!本当に!
他の漢方薬のマズさなんか屁のつっぱりにもならん程に!
前に腰痛で飲んだ時、確かに効いたけれどもあまりのマズさにひっくり返りそうになりました。

マズいと評判の漢方薬の中でも特にマズいと言われるのが「黄連解毒湯(おうれんげどくとう)」「呉茱萸湯(ごしゅゆとう)」などです(実は呉茱萸湯は美味と思ってるんですが…)。
そして煎じ薬で救いようがなくマズいのが、この「疎経活血湯」と「きゅう帰調血飲第一加減(きゅうきちょうけついんだいいちかげん)」だそうです。

どんなにマズいと言われている処方でも全然平気なんですが、疎経活血湯だけはどうしても我慢できない…とか言いながら実は最近、疎経活血湯の苦さにも慣れてきたなと密かに思っています。へへへ…漢方ヲタクだぜ…。続きを読む
 
Posted by やすみん 21:23  |Comments(2)TrackBack(0) | 漢方・しごと(1)

雨はやだねー


051005_151610_M.jpg今日はレセプト提出などなどで月に一回の外回り。

駅の売店で傘買おうと思ったのに売り切れ。
もー!!雨に打たれつつ小走り。半泣き。

国保連合まで来てやっと傘が買えた。やれやれ…。
びしゃびしゃじゃないの〜。


傘の事ばかり考えていたら薬剤師会館に行くのを忘れるとこだった。地下鉄に乗る前に気付いてよかった。
備蓄センター(調剤用の薬を小分けしてくれるところ)の薬剤師さんはいつも機嫌が悪そうだけど、そんなに忙しいのかなあ…?
 
Posted by やすみん 15:46  |Comments(0)TrackBack(0) | 漢方・しごと(1)

2005年10月04日

牛黄さま登場

牛黄(ゴオウ)という生薬があります。
牛の胆石を乾燥したもので、普通は粉末にして服用します。
解熱・強壮などの効果があり、発熱性疾患の後期とか肝硬変、また二日酔い予防などいろいろな病気に使用することができます。
市販の栄養ドリンクなんかにも入ってることありますよね。かなり高価な生薬なのですが。


この牛黄!!粉末にするのがどれだけ大変か…!!
もー、ホント嫌!!と思いながら、本日牛黄粉砕決行。


牛黄1つぶす前の牛黄です。
ころころした感じが胆石っぽいでしょ。
乳鉢と乳棒ですりつぶします。
ミルサーやすり鉢は禁止!





牛黄2乳棒で叩いて少し砕いたところ。
ここからが本番です。
乳鉢と乳棒でゴーリゴーリゴーリ…
これが2時間も!!(怒)!!!





牛黄3途中で患者さんが来てしまい手間取りましたが粉砕完了。
これで2.0gです。
15750円もするの、高価よね。
ケチれば30回くらいは飲める…かも?
今日はこれを30g分作りました。



もーこれをやると、手も顔も机上も全部黄色くなるからホントやだ!
やった後で鼻かんだらまっ黄色の鼻が出ます。
♪チャラリー鼻から牛乳〜 ではなく
♪チャラリー鼻からビリルビン !!

牛黄のとれる牛ってジャージーとかホルスタインとかあるのかなー…とか思いながら乳棒ゴーリゴーリしていたら、知らない間に巨乳まんだら王国の「ホルスタイン」を歌っていた。パートさんに突っ込まれたので、ホルスタインが試聴できるところで聞かせてあげました。
 
Posted by やすみん 15:19  |Comments(4)TrackBack(0) | 漢方・しごと(1)

2005年10月02日

医療薬学会に行きました


051002_154122_M.jpg医療薬学会で講演を聞いたりポスターを見たり
有意義な時間を過ごしました。

久々に触れる現代医学は新鮮だわー。

学会の締めに博士さまとケーキを食べました。


大きな学会で、相当な数の人が来ていました。
みんな同じ袋(ママカリ袋と命名)持ってるからすぐ分かる。
朝、博士と駅地下のスタバで待ち合わせしながら外を見てたら、通る人の8割はままかり袋を提げている。その数は中国の人が自転車に乗っている様子に共通するものがありました。
そして夕方、岡山駅のお土産売り場にあふれかえったママカリ袋集団の8割はきび団子を買い求めておおりました。
学会参加者の法則=ママカリ袋+きび団子

ポスター見て回ったけど、やっぱ癌が多いねえ。
いつか癌が治る時代が来たらいいのに。

博士、頼むよ。
 
Posted by やすみん 17:15  |Comments(0)TrackBack(0) | 漢方・しごと(1)

2005年09月28日

オーダーメード便秘薬

昨日トイレに行ってみたら、思えばコロコロうんち。ああーそうだ、便秘だなあ。

一言で便秘と言ってもいろんなタイプがあり、コロコロうんちが出るのは「痙攣性便秘」。適した処方は桂枝加芍薬湯です。でも桂枝加芍薬湯だけではうんちは出ない…。

「トイレの時と寝る前にアイデアが浮かぶからメモ帳を用意しとけ」という山ちゃん課長の言いつけ通り、トイレの出しなに「桂枝加芍薬湯に大黄(下痢させる生薬)を混ぜよう!」とひらめきました。
自分の体での人体実験はカリスマ薬剤師への道だと思って、昨日の夕方、寝る前、今朝と3回飲んだら……出た♪腹痛ゼロ♪

大黄の量が足りなかったようで便の出がいまひとつだったので、次回は大黄を増やす、という次回への課題を残しました。
 
Posted by やすみん 23:50  |Comments(0)TrackBack(0) | 漢方・しごと(1)

2005年09月26日

腹診の新たな世界

ここでも散々に愚痴をこぼした昨日の勉強会出張で、自分の出番が終わった後、特別講演の先生の話を聞きました。(私は前座だったわけですよ。)


ふつうのおなか 漢方の本を読んでると、左のようなお腹の絵がよく出てきます。
 痛い場所や症状のある場所を書き込んだりしてあります。
 ちなみに「×」はおへそ。




なまめかしいおなか  特別講演を聞きながら、ふっと斜め前に座っていた人の
  ノートを見たらこんななまめかしいお腹の絵が書いてありました。

  こんなお腹の絵を書く人は初めて見たので、
  思わず吹き出しそうになってしまいました。プププ。
 
Posted by やすみん 18:30  |Comments(2)TrackBack(0) | 漢方・しごと(1)

2005年09月25日

終わったぶー

課長〜〜〜!!!
勉強会無事終わったよ〜〜〜!!!
…って言っても課長は見てないと思うけど。

さっき家に帰って来ました。
勉強会の後は講師としてお招きした先生とそのお弟子さんたちと食事(接待というのか?)。破天荒な私でも一応社会人なので気を遣いながらビールを飲みました。「中生!」
連休最終日で下り新幹線は空き、上り新幹線は混んでました。
ああ疲れた。さっさと寝る。
 
Posted by やすみん 23:16  |Comments(7)TrackBack(0) | 漢方・しごと(1)