2010年08月10日
社会正義

一度だけNHKの教育テレビで見たことがある。米・ハーバード大のサンデル教授の講義だ。授業のテーマは「JUSTICE・正義」について・・・余りの知的レベルの高さに、日本のお笑いやクイズ番組に毒された頭にはとてもついて行けない。8月25日に日本での講義がある。多分テレビ放送するだろうから楽しみにしたい。
サンデル教授の言葉:
「私は、学生にGDPを超えたところにある『価値』について考えてほしい。日本でも、米国でも、欧州でも政治家や政党に対する欲求不満が募っているのは、私たちが真に大切だと思っている社会的な正義について話し合っていないからだ。」
国政でも、まして地方議会でも或るテーマを「社会正義」の観点から議論することはない。普天間問題にしても、子ども手当、消費税等々を語る時、どの政治家も「社会正義」の観点から議論することはない。
政治概念が「GDP」と「日米同盟」しかないこの国は、この戦後65年の記念すべき年に、この国の世界の中での存在意義・価値、そしてこれから向かうべき道をもう一度考え直したらいい。65年と言えば、人間なら高齢者の仲間入りだ、人として分別できる年齢である。終戦記念日に向けて重大な政治発表もあるようだ。
ハーバード大の講義は、長い歴史の中で今まで門外不出だったそうだ。優れた講義なら世界のどこででも開講すればいい。この国にとって今からでも、又今だからこそ政治決断しなくてはならないことは、多くある。
今までの講義内容は・・・こちらから

