2012年05月28日
文明の危機!?
1、2、3・・・あっ 4、5、6・・・
ここ何年になるのだとう・・・。
思い出したところで何になるわけでもないのですが、
道行く人が通話なりメールなりアプリなり、携帯電話を手にしている姿を
数えていることがあります。
個人的には、携帯電話やPCといったものに興味はなく、
壊れるまで使ってしまいます。
そんな私は店で「軽くて薄くてカメラレス!」我が道を行きます(笑)
電話と言えば先日、ゆめ工房の利用者さんに若干のトラブルが
起こってしまいました。ゆめ工房に通ってきているYさん、同じく仲間のHさん。
Yさんが、Hさんの住んでいるグループホーム(集団生活住居)へ1本の電話をかけました。
近年は色々な意味で芳しくないことが多い世の中、
予防として“利用者さんへの電話は家族のみ取り次ぎます”といったホームもあるようで、
結局YさんはHさんと会話することができず、伝言で終わってしまったそうです。
決まりやルールと言われてもYさんには納得ができず、
(もしかして行方不明になっているのかも?)などと頭の中が一杯になってしまったようです。
後日話を聞いて、分かりやすく説明されると納得されたようで、
今後は顔を合わせて要件を伝えるとしたそうです。
私たちでさえ、顔の見えない電話口では「言葉遣いは・・・」「声のトーンは・・・」
「いまの所はていねいに言い過ぎたかな?」などと四苦八苦することがありますよね。
そんな中、利用者さんにとっては必ずしも文明の利器なんてものになり得ないのかもしれません。
毎日使用し、そんな観点では考えなかった電話。
使い方次第なのかなと考えさせられた一見でした。
ここ何年になるのだとう・・・。
思い出したところで何になるわけでもないのですが、
道行く人が通話なりメールなりアプリなり、携帯電話を手にしている姿を
数えていることがあります。
個人的には、携帯電話やPCといったものに興味はなく、
壊れるまで使ってしまいます。
そんな私は店で「軽くて薄くてカメラレス!」我が道を行きます(笑)
電話と言えば先日、ゆめ工房の利用者さんに若干のトラブルが
起こってしまいました。ゆめ工房に通ってきているYさん、同じく仲間のHさん。
Yさんが、Hさんの住んでいるグループホーム(集団生活住居)へ1本の電話をかけました。
近年は色々な意味で芳しくないことが多い世の中、
予防として“利用者さんへの電話は家族のみ取り次ぎます”といったホームもあるようで、
結局YさんはHさんと会話することができず、伝言で終わってしまったそうです。
決まりやルールと言われてもYさんには納得ができず、
(もしかして行方不明になっているのかも?)などと頭の中が一杯になってしまったようです。
後日話を聞いて、分かりやすく説明されると納得されたようで、
今後は顔を合わせて要件を伝えるとしたそうです。
私たちでさえ、顔の見えない電話口では「言葉遣いは・・・」「声のトーンは・・・」
「いまの所はていねいに言い過ぎたかな?」などと四苦八苦することがありますよね。
そんな中、利用者さんにとっては必ずしも文明の利器なんてものになり得ないのかもしれません。
毎日使用し、そんな観点では考えなかった電話。
使い方次第なのかなと考えさせられた一見でした。
感謝は心から
陽気よく、だいぶ暖かく感じられる日が多くなりましたね。
暖かいにかけてと言っては何ですが、温かい話を載せることにしましょう。
ゆめ工房には毎日のように、ボランティアの方々が来てくれています。総勢20名程でしょうか、
曜日を決めて来ていただけるのも助かります。布ぞうり編み、木工製品カット、製菓作業を手伝って
くれる方、また、施設の敷地内に花壇や野菜を植え、手入れをしてくださる方と様々です。
私が以前に勤めていた施設では見られなかった光景に、感動を覚えます。
職員ではなく、地域の方々と作業を行うことにより、利用者さんの笑顔も多く見られます。
また、感受性も良い方に向かうのではないでしょうか。
ゆめ工房は20周年を迎えましたが、「20年も地域に愛されているのか」と嬉しくなります。
もちろん、入職して間もない私には驚くような苦労話も少なくないことでしょう。
しかし、日々感謝です!!!
先日、作業の予定を組んでいる私に、先輩職員からこんな言葉がかけられました。
「ボランティアさんにも生活があるのだから、必ずしも毎回来ていただけるものではないんだよ。」
感謝しながらも、ボランティアさんが手伝ってくれることを前提に作業を組んでしまっていたのです。
ハッと思い、自分を少し恥ずかしく思いました。しかし、この言葉を聞いたおかげで、
ボランティアさんへの「ありがとうございました」が以前と少し変わったと思います。
注釈)私が人として成長したなどとの驕りではありません(笑)
各々の生活やリズムがあってのボランティア活動。
いまの自分には真似ができるものではない・・・そんな精神だけでも持って入れたらと苦笑いです。
暖かいにかけてと言っては何ですが、温かい話を載せることにしましょう。
ゆめ工房には毎日のように、ボランティアの方々が来てくれています。総勢20名程でしょうか、
曜日を決めて来ていただけるのも助かります。布ぞうり編み、木工製品カット、製菓作業を手伝って
くれる方、また、施設の敷地内に花壇や野菜を植え、手入れをしてくださる方と様々です。
私が以前に勤めていた施設では見られなかった光景に、感動を覚えます。
職員ではなく、地域の方々と作業を行うことにより、利用者さんの笑顔も多く見られます。
また、感受性も良い方に向かうのではないでしょうか。
ゆめ工房は20周年を迎えましたが、「20年も地域に愛されているのか」と嬉しくなります。
もちろん、入職して間もない私には驚くような苦労話も少なくないことでしょう。
しかし、日々感謝です!!!
先日、作業の予定を組んでいる私に、先輩職員からこんな言葉がかけられました。
「ボランティアさんにも生活があるのだから、必ずしも毎回来ていただけるものではないんだよ。」
感謝しながらも、ボランティアさんが手伝ってくれることを前提に作業を組んでしまっていたのです。
ハッと思い、自分を少し恥ずかしく思いました。しかし、この言葉を聞いたおかげで、
ボランティアさんへの「ありがとうございました」が以前と少し変わったと思います。
注釈)私が人として成長したなどとの驕りではありません(笑)
各々の生活やリズムがあってのボランティア活動。
いまの自分には真似ができるものではない・・・そんな精神だけでも持って入れたらと苦笑いです。
2012年04月29日
塵も積もれば
ゆめ工房では、職員の業務に「利用者さんの作業日誌を書く」というものがあります。
ゆめ工房のみならず、他の福祉施設でも同様だと思いますが、正直なところ容易ではありません。
利用者さんによっては、今日は特に書くことがないなぁ・・・とペンが止まってしまいます。
そんなことを言いながらも、入職して日の浅い私は以前の記録を見て、利用者さんに話題を
ふったり、こんなこともできる方なのか・・・と作業のハードルを上げたりと自分なりに
活用しています。
日誌を読み返すことで、見えてくることは少なくないと改めて感じました。
大変ですが、大切なことだと思い、日々ペンを走らせています。
ゆめ工房のみならず、他の福祉施設でも同様だと思いますが、正直なところ容易ではありません。
利用者さんによっては、今日は特に書くことがないなぁ・・・とペンが止まってしまいます。
そんなことを言いながらも、入職して日の浅い私は以前の記録を見て、利用者さんに話題を
ふったり、こんなこともできる方なのか・・・と作業のハードルを上げたりと自分なりに
活用しています。
日誌を読み返すことで、見えてくることは少なくないと改めて感じました。
大変ですが、大切なことだと思い、日々ペンを走らせています。
人のふり見て・・・
新年度が始まり、様々なことが新たに動き出す春。
桜は咲くのを期待され、各職場でも学校を卒業したての新社会人達が、
叱咤激励されながら?!これからを期待されていることでしょう。
こんな時期に気になって仕方がないことが、皆さんもひんぱんに利用する
コンビニにあります。
「いらっしゃいませ〜」「ありがとうございました〜」聞き慣れている馴染みの台詞。
言われている客側もですが、きっと店員さんも自然に出ている人がほとんどだと思います。
しかし、アルバイト初めてという この時期には、
「・・・っしゃいませ〜」 独り言?
背中を向けて「ありがとうございま〜す」 本当に思ってます?
レジが混んでいてもマイペース・・・おつりの“お札”の向き・・・。
細かいことが気になりませんか?
対面販売は人と人とで成り立つものだと思うのですが・・・。
以前、ゆめ工房の利用者Kさんは、こんなことを言っていました。
「接客って難しいですよね。本当にありがとうって言われているのかどうか、
分からないですよね。」
本当に難しいですよね。
ゆめ工房でも、市役所や病院で対面販売をさせていただいております。
気持ちを込めて臨めば、自然とコミュニケーションがとれます。
何より快いですよね。接客が良いと、その店に自然と足が向かいます。
自分も気をつけねばと、他人事ではないですよね。
桜は咲くのを期待され、各職場でも学校を卒業したての新社会人達が、
叱咤激励されながら?!これからを期待されていることでしょう。
こんな時期に気になって仕方がないことが、皆さんもひんぱんに利用する
コンビニにあります。
「いらっしゃいませ〜」「ありがとうございました〜」聞き慣れている馴染みの台詞。
言われている客側もですが、きっと店員さんも自然に出ている人がほとんどだと思います。
しかし、アルバイト初めてという この時期には、
「・・・っしゃいませ〜」 独り言?
背中を向けて「ありがとうございま〜す」 本当に思ってます?
レジが混んでいてもマイペース・・・おつりの“お札”の向き・・・。
細かいことが気になりませんか?
対面販売は人と人とで成り立つものだと思うのですが・・・。
以前、ゆめ工房の利用者Kさんは、こんなことを言っていました。
「接客って難しいですよね。本当にありがとうって言われているのかどうか、
分からないですよね。」
本当に難しいですよね。
ゆめ工房でも、市役所や病院で対面販売をさせていただいております。
気持ちを込めて臨めば、自然とコミュニケーションがとれます。
何より快いですよね。接客が良いと、その店に自然と足が向かいます。
自分も気をつけねばと、他人事ではないですよね。
2012年04月26日
違和感
昨日から、通所を前提にОさんが実習に入っています。
コットン地のブルーのシャツに緑色のバンダナを巻いた姿が新鮮です。
みんなと共に「木のおもちゃ」のやすりがけを行っていると、遅れて高野さんが
通所してきました。彼女に「実習の方です」と紹介すると丁寧に自己紹介をした後、
高野さんが「学生さんですか?」。すかさずОさんが「いえ、障害者です」と
答えていました。
「ショウーガイシャ」という響きにチクッとした違和感を覚えました。
「ショーガイシャ」と自分を表現するようになるまでの道のりはどんなものだったのでしょう?
そして、その言葉を聞いていたヒデさんやアラキさんは何を感じていたのでしょうか?
呼称というのは難しいです。
昨年の総会では、来賓の議員さんが「障害者のみなさん!!」と、呼びかけていました。
「ハンディをお持ちの皆さん」と表現された方もいました。
内々では名前で呼び合っているので特に不自由はしませんが、
いったん外に向けて発する際には非常に頭を悩ませます。
「メンバー、仲間、当事者、通所者、利用者、ユーザー・・・」
かつてのゆめ工房では、「通所者」という表記をし、今は「利用者さん」と呼んでいます。
ただ、聞く方は「リヨウシャサンって何?」となるようで、
舌足らずの職員の早口に「???」な表情を浮かべています。
あぁそうか、この呼称も福祉用語の一つなのね、と心の中でいつも苦笑しています。
コットン地のブルーのシャツに緑色のバンダナを巻いた姿が新鮮です。
みんなと共に「木のおもちゃ」のやすりがけを行っていると、遅れて高野さんが
通所してきました。彼女に「実習の方です」と紹介すると丁寧に自己紹介をした後、
高野さんが「学生さんですか?」。すかさずОさんが「いえ、障害者です」と
答えていました。
「ショウーガイシャ」という響きにチクッとした違和感を覚えました。
「ショーガイシャ」と自分を表現するようになるまでの道のりはどんなものだったのでしょう?
そして、その言葉を聞いていたヒデさんやアラキさんは何を感じていたのでしょうか?
呼称というのは難しいです。
昨年の総会では、来賓の議員さんが「障害者のみなさん!!」と、呼びかけていました。
「ハンディをお持ちの皆さん」と表現された方もいました。
内々では名前で呼び合っているので特に不自由はしませんが、
いったん外に向けて発する際には非常に頭を悩ませます。
「メンバー、仲間、当事者、通所者、利用者、ユーザー・・・」
かつてのゆめ工房では、「通所者」という表記をし、今は「利用者さん」と呼んでいます。
ただ、聞く方は「リヨウシャサンって何?」となるようで、
舌足らずの職員の早口に「???」な表情を浮かべています。
あぁそうか、この呼称も福祉用語の一つなのね、と心の中でいつも苦笑しています。
2012年04月20日
今日のおかずは何だろうな?
新年度が始まりました。
ゆめ工房も新しい仲間を2名迎えにぎやかな毎日を送っています。
さて、毎日おにぎりを持参していたタカシさんの昼食が大きく変わりました。
なんと、自分で作ってくるようになったのです!!
これまで約5年にわたり、毎日ケアホームの職員さんに作ってもらっていた「おにぎり」を
食べていたタカシさん。このおにぎりにも「こだわり」があって、
いつも中身は「鮭」でした。
ソフトボール大のおにぎりに無心にかぶりつく姿に圧倒されながら、
いつまで鮭を食べるのかが密かな関心事でした。
来る日も来る日もおにぎりを食べていたタカシさんは、この間どれだけの鮭を
消費したのでしょうか?人の嗜好の奥深さを垣間見る思いでした。
そんなタカシさんが年明けになって突然お弁当箱を持参してきた時にはみんなでビックリ。
聞けば自分でお弁当箱も購入したとか。
黒いプラスティック製のお弁当箱の中に入った真っ白いご飯とチキンナゲットと焼売を見たときの
印象は忘れられません。
おお、まさに男の弁当だ!なんて潔い組み合わせ!!・・・???
聞けば自分で冷凍食品を購入し、朝詰めてくるとのこと。
かなりの「進歩」です。
数か月が経過した今も弁当作りは続いていて、おかずもカラ揚げやコロッケとバリエーションが
ついてきました。
他の人たちに交じって、弁当箱をレンジでチンするタカシさん。
湯気の上がったご飯の上に鮭はなく、その後も白いご飯の上に何か載っていることは一度もなく、
ひたすら 白飯+肉系 のベージュな日々が続いているのでした。
ゆめ工房も新しい仲間を2名迎えにぎやかな毎日を送っています。
さて、毎日おにぎりを持参していたタカシさんの昼食が大きく変わりました。
なんと、自分で作ってくるようになったのです!!
これまで約5年にわたり、毎日ケアホームの職員さんに作ってもらっていた「おにぎり」を
食べていたタカシさん。このおにぎりにも「こだわり」があって、
いつも中身は「鮭」でした。
ソフトボール大のおにぎりに無心にかぶりつく姿に圧倒されながら、
いつまで鮭を食べるのかが密かな関心事でした。
来る日も来る日もおにぎりを食べていたタカシさんは、この間どれだけの鮭を
消費したのでしょうか?人の嗜好の奥深さを垣間見る思いでした。
そんなタカシさんが年明けになって突然お弁当箱を持参してきた時にはみんなでビックリ。
聞けば自分でお弁当箱も購入したとか。
黒いプラスティック製のお弁当箱の中に入った真っ白いご飯とチキンナゲットと焼売を見たときの
印象は忘れられません。
おお、まさに男の弁当だ!なんて潔い組み合わせ!!・・・???
聞けば自分で冷凍食品を購入し、朝詰めてくるとのこと。
かなりの「進歩」です。
数か月が経過した今も弁当作りは続いていて、おかずもカラ揚げやコロッケとバリエーションが
ついてきました。
他の人たちに交じって、弁当箱をレンジでチンするタカシさん。
湯気の上がったご飯の上に鮭はなく、その後も白いご飯の上に何か載っていることは一度もなく、
ひたすら 白飯+肉系 のベージュな日々が続いているのでした。
2012年03月31日
どんな色?
今朝も厨房で作業の準備をしていると、ヨー君がやってきた。
そしていつものように同じ話題が繰り返される。
「高幡不動、多摩動物園行くんだよ!」「そうなんだ、お土産よろしくね」
「ほらっ!!とぉ〜っ!!」となんの脈絡からか、
大技を決めて手を振りかざしたまま制止しているヨー君。
そんなヨー君の姿に職員Kが一言、「ヨー君、必死だね」。
そこでハッとする。
そうか、今日のヨー君は必死なのか。毎度同じやり取りに慣れきっていたため、
思わぬKの指摘に、うなる・・・。
4月から入所するエミさんが挨拶にやってきた日のこと。
開口一番「Yさんは?」。
実習中にファンになった職員Yを探している。
普段から必要以上に喋らず淡々とした印象のYだが、利用者さんからの人気は高い。
出張販売先で知り合った別の施設の利用者さんから電話がかかってきたこともある。
自己アピール控えめのアツオさんと会話を膨らませているのが職員T。
時々ボソっと面白いことを口にするアツオさんの軽口を逃さずキャッチして、
見事会話を成立させている。アツオさんの緩んだ口元は「信頼」の証だ。
去年入所したヒロ君に、あいさつを覚えさせているのが看護師のS。
「ヒロ君、はい、は?」「・・ハイ・・」。
いつも甲高い笑い声を立てるヒロ君だが、「ハイ」の声は小さい。
それでも、しゃべれないと思い込んでいたヒロ君が、促せば「ハイ」と言えることに驚きを覚える。
先入観を持たず、今日もSはヒロ君に話しかける。
「ヒロ君、はい、は?」「・・ハイ・・」「もっと大きく」「ハイ!」「そう!上手!!」
「あなたはあなたのやり方で、利用者さんに接すればいいのよ」
入職して早々に施設長から言われた言葉だ。
先輩の真似をするのではなく、自分の持ち味で利用者さんと接していいのだと、
少しほっとした記憶がある。ゆめ工房の職員は個性的だ。
似た者同士ではまったく、ない。
共通点もおそらく、ない。
ただ、ゆめ工房の「職場の風土」というものがあるとするならば、
それは「利用者さんに誠実に向き合っている」ということだ。
きっと、地域の中で常に地域の方々の目にとまりながら活動を続けてきたからこそ
培われた誠意なのだと思う。
さて、私自身は、どんな色に見られているのだろうか?
そしていつものように同じ話題が繰り返される。
「高幡不動、多摩動物園行くんだよ!」「そうなんだ、お土産よろしくね」
「ほらっ!!とぉ〜っ!!」となんの脈絡からか、
大技を決めて手を振りかざしたまま制止しているヨー君。
そんなヨー君の姿に職員Kが一言、「ヨー君、必死だね」。
そこでハッとする。
そうか、今日のヨー君は必死なのか。毎度同じやり取りに慣れきっていたため、
思わぬKの指摘に、うなる・・・。
4月から入所するエミさんが挨拶にやってきた日のこと。
開口一番「Yさんは?」。
実習中にファンになった職員Yを探している。
普段から必要以上に喋らず淡々とした印象のYだが、利用者さんからの人気は高い。
出張販売先で知り合った別の施設の利用者さんから電話がかかってきたこともある。
自己アピール控えめのアツオさんと会話を膨らませているのが職員T。
時々ボソっと面白いことを口にするアツオさんの軽口を逃さずキャッチして、
見事会話を成立させている。アツオさんの緩んだ口元は「信頼」の証だ。
去年入所したヒロ君に、あいさつを覚えさせているのが看護師のS。
「ヒロ君、はい、は?」「・・ハイ・・」。
いつも甲高い笑い声を立てるヒロ君だが、「ハイ」の声は小さい。
それでも、しゃべれないと思い込んでいたヒロ君が、促せば「ハイ」と言えることに驚きを覚える。
先入観を持たず、今日もSはヒロ君に話しかける。
「ヒロ君、はい、は?」「・・ハイ・・」「もっと大きく」「ハイ!」「そう!上手!!」
「あなたはあなたのやり方で、利用者さんに接すればいいのよ」
入職して早々に施設長から言われた言葉だ。
先輩の真似をするのではなく、自分の持ち味で利用者さんと接していいのだと、
少しほっとした記憶がある。ゆめ工房の職員は個性的だ。
似た者同士ではまったく、ない。
共通点もおそらく、ない。
ただ、ゆめ工房の「職場の風土」というものがあるとするならば、
それは「利用者さんに誠実に向き合っている」ということだ。
きっと、地域の中で常に地域の方々の目にとまりながら活動を続けてきたからこそ
培われた誠意なのだと思う。
さて、私自身は、どんな色に見られているのだろうか?
ゆめ工房まつり
先日、「ゆめ工房まつり」が無事終了しました。
設立20年という節目の年だったため、前半は記念式典を行いました。
式典という枠組みの中で、自分達らしさを出すために企画したのが、
これまでお世話になった方への「感謝状の贈呈」と「利用者紹介」でした。
特に「利用者紹介」という名目で行った、一人一人への賞状進呈は予想以上の反響でした。
“利用者さん一人一人の良さが紹介されていて、個性が伝わってきた”
“ふだんの様子が分かってよかった”など、好意的なお言葉を多方面からいただきました。
また、みち子さんのように、賞状を読み上げられながら涙ぐんでいる利用者さんや、
本当に誇らしげに賞状を受け取っていたヨー君の姿から、あることに気がつきました。
(そうか、地域の方々は知らなかったのだ。いつも応援しているゆめ工房の利用者さんが、
どういう人たちなのかということを!)
知っているのは“ハンディがある”ということだけで、
(一体、ゆめ工房に来て毎日何をしているのか?)
と不思議に思っていたのかもしれません。
あの日、雨の中200名を超える方々がお祝いにかけつけてくださったのは、
自分たちの活動を20年間発信し続けてきた結果だと思います。
「ゆめ工房だより」を相原全域に町内回覧していただいていること、
地域のイベントに毎年誘っていただき参加をしていること、
学童の子供たちとの夏の交流、中学生の職場体験受け入れなど、
そういった地道な活動を通して、ゆめ工房は地域に受け入れられてきたのだと思います。
かつて相原の連合町会長のYさんが
「子どもたちにとって、ゆめ工房の人たちとのふれあいは、むしろ幼少時代に必要な、貴重な体験
」だとおっしゃっていました。
そして、今年の町会長Kさんも式典の中で
「ゆめ工房は、相原になくてはならない存在」だとおっしゃってくださいました。
本当にありがたく嬉しいお言葉でした。
「活動を続けていく」ということは、周囲を変えていく力になるのかもしれません。
これからも私たちは相原の地で、道端で立ち話ができるような、
そんな顔の見えるお付き合いができるように、活動を続けていきたいと思います。
設立20年という節目の年だったため、前半は記念式典を行いました。
式典という枠組みの中で、自分達らしさを出すために企画したのが、
これまでお世話になった方への「感謝状の贈呈」と「利用者紹介」でした。
特に「利用者紹介」という名目で行った、一人一人への賞状進呈は予想以上の反響でした。
“利用者さん一人一人の良さが紹介されていて、個性が伝わってきた”
“ふだんの様子が分かってよかった”など、好意的なお言葉を多方面からいただきました。
また、みち子さんのように、賞状を読み上げられながら涙ぐんでいる利用者さんや、
本当に誇らしげに賞状を受け取っていたヨー君の姿から、あることに気がつきました。
(そうか、地域の方々は知らなかったのだ。いつも応援しているゆめ工房の利用者さんが、
どういう人たちなのかということを!)
知っているのは“ハンディがある”ということだけで、
(一体、ゆめ工房に来て毎日何をしているのか?)
と不思議に思っていたのかもしれません。
あの日、雨の中200名を超える方々がお祝いにかけつけてくださったのは、
自分たちの活動を20年間発信し続けてきた結果だと思います。
「ゆめ工房だより」を相原全域に町内回覧していただいていること、
地域のイベントに毎年誘っていただき参加をしていること、
学童の子供たちとの夏の交流、中学生の職場体験受け入れなど、
そういった地道な活動を通して、ゆめ工房は地域に受け入れられてきたのだと思います。
かつて相原の連合町会長のYさんが
「子どもたちにとって、ゆめ工房の人たちとのふれあいは、むしろ幼少時代に必要な、貴重な体験
」だとおっしゃっていました。
そして、今年の町会長Kさんも式典の中で
「ゆめ工房は、相原になくてはならない存在」だとおっしゃってくださいました。
本当にありがたく嬉しいお言葉でした。
「活動を続けていく」ということは、周囲を変えていく力になるのかもしれません。
これからも私たちは相原の地で、道端で立ち話ができるような、
そんな顔の見えるお付き合いができるように、活動を続けていきたいと思います。
2012年03月01日
ユキオ君の笑顔
最近、ユキオ君の笑顔をよくみます。
あぁ、ユキオ君はこんな風に笑っていたんだよなぁ・・と
しみじみするぐらい、久しぶりです。
先日は、カメラに向かって「ィエーイ!」と親指を突き立てていました。
ユキオ君の笑顔のわけは2月に入った職員Kの存在です。
ユキオ君はおそらく、誰が自分を見ていてくれて、自分を気にかけていてくれるのかを
感じ取っているのでしょう。
他の職員には見せない男前な笑顔をKに向けています。
「男同士」が意外と好きなユキオ君。
まさに男友達のような表情でKを見ているように思います。
新しい職員が入ったことで、ゆめ工房の中に新しい関係が生まれました。
ゆめ工房のメンバーはみんな個性的です。一人一人が仲間やボランティアさんや職員と
それぞれの関係性を築いています。
ユキオ君にとって、Kとの出会いが新しい自分を発見するきっかけになればいいなと
思います。
あぁ、ユキオ君はこんな風に笑っていたんだよなぁ・・と
しみじみするぐらい、久しぶりです。
先日は、カメラに向かって「ィエーイ!」と親指を突き立てていました。
ユキオ君の笑顔のわけは2月に入った職員Kの存在です。
ユキオ君はおそらく、誰が自分を見ていてくれて、自分を気にかけていてくれるのかを
感じ取っているのでしょう。
他の職員には見せない男前な笑顔をKに向けています。
「男同士」が意外と好きなユキオ君。
まさに男友達のような表情でKを見ているように思います。
新しい職員が入ったことで、ゆめ工房の中に新しい関係が生まれました。
ゆめ工房のメンバーはみんな個性的です。一人一人が仲間やボランティアさんや職員と
それぞれの関係性を築いています。
ユキオ君にとって、Kとの出会いが新しい自分を発見するきっかけになればいいなと
思います。
積雪30センチ!!
昨日の雪は積もりました。
ゆめ工房のある相原では30センチは積もったでしょうか?
未明から降り出した雪が朝になってもやまず、出勤した頃には一面銀世界でした。
施設の前の道路も真っ白で、ズボッ、ズボッ、と脚が沈みます。
案の定、送迎の車は出せず、自力でやってこられる利用者さんのみの受け入れとなりました。
さて、こんな日にかぎって(?)律儀に出勤してくるヨシコさん。
普段は、ちょっと風邪気味だと言っては長期休みになりがちな彼女ですが、
根が真面目な方ゆえに、この日は「ふーふー」言いながら、坂を上がってきました。
「父親の田舎の雪とそっくりだ!」と興奮気味に語り、心なしか嬉しそうです・・・。
そうこうしているうちに、ヨー君やユーイチ君、木場君もやってきました。
木場君は前日から「雪かきします、ハイ!!」とはりきっていましたが、
雪がやみそうもないため2階で、パウンドケーキの仕込みです。
ヨシコさんはといえば、定規を持ち出してウキウキと積雪を測っています。
結局、利用者さんのいた3時までは雪がやまず、4時過ぎから職員で雪かきを始めました。
さらさらした雪だったため、なんとか歩く幅は確保しましたが、駐車場を埋めた積雪には
手をつけられずじまいでした。
2月に入った職員が「ここは長靴も必要なんですね」と神妙な顔をしていたのが印象的でした。
ゆめ工房のある相原では30センチは積もったでしょうか?
未明から降り出した雪が朝になってもやまず、出勤した頃には一面銀世界でした。
施設の前の道路も真っ白で、ズボッ、ズボッ、と脚が沈みます。
案の定、送迎の車は出せず、自力でやってこられる利用者さんのみの受け入れとなりました。
さて、こんな日にかぎって(?)律儀に出勤してくるヨシコさん。
普段は、ちょっと風邪気味だと言っては長期休みになりがちな彼女ですが、
根が真面目な方ゆえに、この日は「ふーふー」言いながら、坂を上がってきました。
「父親の田舎の雪とそっくりだ!」と興奮気味に語り、心なしか嬉しそうです・・・。
そうこうしているうちに、ヨー君やユーイチ君、木場君もやってきました。
木場君は前日から「雪かきします、ハイ!!」とはりきっていましたが、
雪がやみそうもないため2階で、パウンドケーキの仕込みです。
ヨシコさんはといえば、定規を持ち出してウキウキと積雪を測っています。
結局、利用者さんのいた3時までは雪がやまず、4時過ぎから職員で雪かきを始めました。
さらさらした雪だったため、なんとか歩く幅は確保しましたが、駐車場を埋めた積雪には
手をつけられずじまいでした。
2月に入った職員が「ここは長靴も必要なんですね」と神妙な顔をしていたのが印象的でした。
2012年02月06日
やすりかけ
やすりかけは一見すると楽な作業にみえますが、
実は大変な作業なんです。
ひたすら木をヤスリで削っていくという単純な作業なのですが、
とても根気のいる作業です。慣れていない人がやると
1時間もしないうちに集中力が切れてしまうことがほとんどです。
毎日毎日ヤスリの作業をしている皆には本当に感謝しています。
おかげで今回も木のおもちゃの注文が納期までに間に合いました。
これからもレベルの高い製品を皆で作っていきましょう!!
実は大変な作業なんです。
ひたすら木をヤスリで削っていくという単純な作業なのですが、
とても根気のいる作業です。慣れていない人がやると
1時間もしないうちに集中力が切れてしまうことがほとんどです。
毎日毎日ヤスリの作業をしている皆には本当に感謝しています。
おかげで今回も木のおもちゃの注文が納期までに間に合いました。
これからもレベルの高い製品を皆で作っていきましょう!!
料理教室
昨年12月の料理教室のメニューは、ビーフシチュー・から揚げ・サラダ・フルーツでした。
年末ということもあり、全員参加で行いました。
利用者さんによっては、家でも料理を作ることのない方々が多く参加することになり、
皆でワイワイガヤガヤ作業に入り「キューリはどうしますか?」「サラダの材料なので・・・」
「じゃがいもは?」「ビーフシチューに入れるので・・・」
けっこう楽しそうに頑張って参加されていました。
女性は家でも食事を作ったりしているので、作るより作ってくれたものを
食べる方が何よりもうれしいことだと思っていましたが、
利用者さんとおしゃべりをしながら普段の作業風景とも違い、
利用者さんの別の一面もみられて、私自身も楽しかったなぁと思いました。
年末ということもあり、全員参加で行いました。
利用者さんによっては、家でも料理を作ることのない方々が多く参加することになり、
皆でワイワイガヤガヤ作業に入り「キューリはどうしますか?」「サラダの材料なので・・・」
「じゃがいもは?」「ビーフシチューに入れるので・・・」
けっこう楽しそうに頑張って参加されていました。
女性は家でも食事を作ったりしているので、作るより作ってくれたものを
食べる方が何よりもうれしいことだと思っていましたが、
利用者さんとおしゃべりをしながら普段の作業風景とも違い、
利用者さんの別の一面もみられて、私自身も楽しかったなぁと思いました。
2012年02月04日
フラット
今年度もそろそろ最終コーナーをまわったところでしょうか?
新年会から早や1か月近くが経ちました。
先月の半ばに降った雪がまだ工房の周りには残っていますが、
昨日は立春でしたね。
2月から新しい男性職員も入り、ゆめ工房まつりに向けた準備も
進んでします。
さて、先月は実習生を同時に4名迎えにぎやかな工房でしたが、
その余韻がまだ続いているようです。
大学生(男女各1名)と中学生(男子2名)(職場体験)を同時に迎えるのは
初めての試みでしたが、双方にとっていい刺激になったようです。
当初、リハビリテーションの世界で活躍する作業療法士を目指す大学生は
予備知識がある分、気負いが感じられました。
一方、本人の希望ではなく学校によって体験所を振り分けられた中学生は
無為防備で、ゆめ工房の利用者さんにもそれほど関心がないといった印象でした。
利用者さんとどうやってコミュニケーションをとろうかと悪戦苦闘する大学生たちと、
利用者さんにも職員にも同じように接してくる中学生たち。
ところで大学生のえらいところは、中学生の態度からも何かを学ぼうとする
謙虚な姿勢です。大人な大学生がフランクに中学生と接してくれたおかげで、
自由気ままな中学生にも変化があらわれました。
悩みながら真剣に学ぼうとする大学生に感じるものがあったのでしょうか。
中学生の1人は最終日、利用者さんと職員、ボランティアさんの名前を全員覚え、
皆の前で披露してくれました。
また、自らすすんでKさんの車いすを押すなど、状況から察して動けるように
なりました。
大学生の方も、最終日に「手話の歌」をユキオ君と一緒に歌い感極まるなど、
ユキオ君の変化からコミュニケーションの本質を感じ取ったようでした。
5日間という短い期間でしたが、顔つきや行いにも変化がみてとれました。
最終日に中学生がこんな感想を寄せてくれました。
「・・・はじめ福祉に行くのはサイテーと思いました。・・・最後にみんなの名前を言えたら
みんなが嬉しそうな顔をしていて、僕も嬉しかったです。」
相手から受け入れられる体験を通して自信をつけていった学生たち。
相手の喜びを自分の喜びとして共有できた学生たち。
大変でも、実習生を受け入れる醍醐味はこんなところにあるのかもしれません。
新年会から早や1か月近くが経ちました。
先月の半ばに降った雪がまだ工房の周りには残っていますが、
昨日は立春でしたね。
2月から新しい男性職員も入り、ゆめ工房まつりに向けた準備も
進んでします。
さて、先月は実習生を同時に4名迎えにぎやかな工房でしたが、
その余韻がまだ続いているようです。
大学生(男女各1名)と中学生(男子2名)(職場体験)を同時に迎えるのは
初めての試みでしたが、双方にとっていい刺激になったようです。
当初、リハビリテーションの世界で活躍する作業療法士を目指す大学生は
予備知識がある分、気負いが感じられました。
一方、本人の希望ではなく学校によって体験所を振り分けられた中学生は
無為防備で、ゆめ工房の利用者さんにもそれほど関心がないといった印象でした。
利用者さんとどうやってコミュニケーションをとろうかと悪戦苦闘する大学生たちと、
利用者さんにも職員にも同じように接してくる中学生たち。
ところで大学生のえらいところは、中学生の態度からも何かを学ぼうとする
謙虚な姿勢です。大人な大学生がフランクに中学生と接してくれたおかげで、
自由気ままな中学生にも変化があらわれました。
悩みながら真剣に学ぼうとする大学生に感じるものがあったのでしょうか。
中学生の1人は最終日、利用者さんと職員、ボランティアさんの名前を全員覚え、
皆の前で披露してくれました。
また、自らすすんでKさんの車いすを押すなど、状況から察して動けるように
なりました。
大学生の方も、最終日に「手話の歌」をユキオ君と一緒に歌い感極まるなど、
ユキオ君の変化からコミュニケーションの本質を感じ取ったようでした。
5日間という短い期間でしたが、顔つきや行いにも変化がみてとれました。
最終日に中学生がこんな感想を寄せてくれました。
「・・・はじめ福祉に行くのはサイテーと思いました。・・・最後にみんなの名前を言えたら
みんなが嬉しそうな顔をしていて、僕も嬉しかったです。」
相手から受け入れられる体験を通して自信をつけていった学生たち。
相手の喜びを自分の喜びとして共有できた学生たち。
大変でも、実習生を受け入れる醍醐味はこんなところにあるのかもしれません。
2012年01月31日
ゆめ工房の理念
ゆめ工房に通ってきている方たちは作業所(仕事をするところ)として
どんな作業でも仕事ととらえて働いています。
ゆめ工房にきたら仕事だと意識してもらえるように声かけをしていることもあって、
普段自宅ではやらないようなことでも、“ゆめ工房では仕事だからやる”と
いうような方はたくさんいます。自分たちで働いて作ったものを販売して
毎月お給料をもらう、稼いだお給料で好きなものを買ったり、好きなことに使う、
この様な当たり前のことを当たり前に続けていける環境をこれからも
作っていきたいと思います。
どんな作業でも仕事ととらえて働いています。
ゆめ工房にきたら仕事だと意識してもらえるように声かけをしていることもあって、
普段自宅ではやらないようなことでも、“ゆめ工房では仕事だからやる”と
いうような方はたくさんいます。自分たちで働いて作ったものを販売して
毎月お給料をもらう、稼いだお給料で好きなものを買ったり、好きなことに使う、
この様な当たり前のことを当たり前に続けていける環境をこれからも
作っていきたいと思います。
地域で活動するということ
ゆめ工房は相原で誕生したこともあり、地域の方々に助けられて今があると思います。
ゆめ工房の日常でも地域のボランティアさんによって製菓・布製品・木工製品の全てで
助けていただいています。
また、相原フェスタ・堺市民センターまつり、家政大学文化祭などにも参加させていただき、
地域の方々と楽しくお話をしながら商品を販売させてもらっています。
お客様に「ここのクッキーは美味しいよね」の一言で私たちも嬉しくなりました。
町田相原郵便局内では、常時、ゆめ工房製品を置かせていただいています。
ゆめ工房は、相原という地域で生まれ、育ててもらっています。
これからも、ご支援とご協力をお願いいたします。
ゆめ工房の日常でも地域のボランティアさんによって製菓・布製品・木工製品の全てで
助けていただいています。
また、相原フェスタ・堺市民センターまつり、家政大学文化祭などにも参加させていただき、
地域の方々と楽しくお話をしながら商品を販売させてもらっています。
お客様に「ここのクッキーは美味しいよね」の一言で私たちも嬉しくなりました。
町田相原郵便局内では、常時、ゆめ工房製品を置かせていただいています。
ゆめ工房は、相原という地域で生まれ、育ててもらっています。
これからも、ご支援とご協力をお願いいたします。
2012年01月13日
ストライクゾーン
来週から実習生が来る。今回は北里大学の学生さんだ。
さて、学生さんには毎回実習の終盤でこんな話をしている。
「対人援助を仕事にするなら、自分のストライクゾーンを広く持ってね」と。
今年の新年会に、ある都議の秘書Tさんが出席された。
たまたま同じテーブルで話題に迷ったが、東日本大震災を話の糸口に
会話はふくらんでいった。一方、つくづく秘書という仕事のご苦労をおもった。
面識のない人たちに囲まれて会食するというのはどういう気分なのだろう?
あの日、職員の制止を振りきり(?)唐揚げを何個も頬張るヨーコさんや、
おもむろにTさんの襟足のにおいをかぐ木庭くんの横で、何事もないそぶりで
会話をつなぎ、最後の「手話の歌」まで一緒に歌って帰られたTさん。
例年、途中退席する議員さんや秘書の方が多い中、Tさんの仕事ぶりに
(議員活動も人間相手なんだよなぁ)とあらためて思った。
さて、実習生には「色々な人生を歩んでこられた利用者さんから
学ぶことは多いよ、多様な価値観に触れて許容範囲を広げていってね」
と語りかけているのだが、正月に会った弟に言われてしまった。
「俺の偏った音楽の趣味は、ぜったいに姉ちゃんの影響だ」。
マイナー意識はあったけれど、偏向とまで言うか、弟よ。
苦笑しながら「だけど近年は矢沢永吉やスマップ、福山雅治の仕事ぶりにも
リスペクトしているよ。」と答えておいた。
音楽性は別として、人間性に惹かれるのかもしれない。
利用者さんの中にどれだけリスペクト部分を発見できるか?
私たち自身の許容力が問われている。
さて、学生さんには毎回実習の終盤でこんな話をしている。
「対人援助を仕事にするなら、自分のストライクゾーンを広く持ってね」と。
今年の新年会に、ある都議の秘書Tさんが出席された。
たまたま同じテーブルで話題に迷ったが、東日本大震災を話の糸口に
会話はふくらんでいった。一方、つくづく秘書という仕事のご苦労をおもった。
面識のない人たちに囲まれて会食するというのはどういう気分なのだろう?
あの日、職員の制止を振りきり(?)唐揚げを何個も頬張るヨーコさんや、
おもむろにTさんの襟足のにおいをかぐ木庭くんの横で、何事もないそぶりで
会話をつなぎ、最後の「手話の歌」まで一緒に歌って帰られたTさん。
例年、途中退席する議員さんや秘書の方が多い中、Tさんの仕事ぶりに
(議員活動も人間相手なんだよなぁ)とあらためて思った。
さて、実習生には「色々な人生を歩んでこられた利用者さんから
学ぶことは多いよ、多様な価値観に触れて許容範囲を広げていってね」
と語りかけているのだが、正月に会った弟に言われてしまった。
「俺の偏った音楽の趣味は、ぜったいに姉ちゃんの影響だ」。
マイナー意識はあったけれど、偏向とまで言うか、弟よ。
苦笑しながら「だけど近年は矢沢永吉やスマップ、福山雅治の仕事ぶりにも
リスペクトしているよ。」と答えておいた。
音楽性は別として、人間性に惹かれるのかもしれない。
利用者さんの中にどれだけリスペクト部分を発見できるか?
私たち自身の許容力が問われている。
何するところ?
毎月1回、商品アドバイザー(コミュニケーション デザイナー)の加藤さんに来所してもらい、
ゆめ工房の新しいパンフレットを制作している。
夏から始まったこの企画、ようやく初稿を終え校正に入っている。
思えば「相原ってどんなところ?」というリサーチから出発したこの企画、
「ゆめ工房はどうして生まれたの?」「今後どんなことを目指していくの?」
「その想いを伝えたい相手は?」「想いを形に表すと?」「パンフレットに載せる内容は?」
と長い道のりだった。
さて、職員全員で読み合わせをしながら、頭を抱えたのが「ゆめ工房の紹介」だった。
これは、普段でも迷う。
「施設」「作業所」「事業所」などに「福祉」をくっつけたりしながら、
いろいろな呼び名で語ってきた。「ゆめ工房は、働く場です!!」そう言い切っていた頃もあったが、障害者自立支援法が施行されてからは、言葉が揺れる。
さて、毎日ツヨシさんたちと行なうもろもろのことは彼らにとって
「仕事なのか活動なのか?それとも・・・?」
一方職員にとっては、送迎車を運転しているし、クッキーも焼いているし、
トイレや食事のケアもしているし、相談にものっているし、一緒に歌も歌っているし、
みんなが帰れば個人記録もつけているし…。売上計算から洗濯、草取り、おたよりの発行まで
あらゆることが業務となっている。
ゆめ工房って何するところ?そこに従事する職員の立ち位置は?
パンフレットを作る意義は、作成過程の中で“自分たちを客観視できること”なのかもしれない。
ゆめ工房の新しいパンフレットを制作している。
夏から始まったこの企画、ようやく初稿を終え校正に入っている。
思えば「相原ってどんなところ?」というリサーチから出発したこの企画、
「ゆめ工房はどうして生まれたの?」「今後どんなことを目指していくの?」
「その想いを伝えたい相手は?」「想いを形に表すと?」「パンフレットに載せる内容は?」
と長い道のりだった。
さて、職員全員で読み合わせをしながら、頭を抱えたのが「ゆめ工房の紹介」だった。
これは、普段でも迷う。
「施設」「作業所」「事業所」などに「福祉」をくっつけたりしながら、
いろいろな呼び名で語ってきた。「ゆめ工房は、働く場です!!」そう言い切っていた頃もあったが、障害者自立支援法が施行されてからは、言葉が揺れる。
さて、毎日ツヨシさんたちと行なうもろもろのことは彼らにとって
「仕事なのか活動なのか?それとも・・・?」
一方職員にとっては、送迎車を運転しているし、クッキーも焼いているし、
トイレや食事のケアもしているし、相談にものっているし、一緒に歌も歌っているし、
みんなが帰れば個人記録もつけているし…。売上計算から洗濯、草取り、おたよりの発行まで
あらゆることが業務となっている。
ゆめ工房って何するところ?そこに従事する職員の立ち位置は?
パンフレットを作る意義は、作成過程の中で“自分たちを客観視できること”なのかもしれない。
2011年12月28日
クッキー焼き
この前久しぶりにクッキー焼きの作業に入りました。
普段からクッキー焼きの作業に入っているHさん、彼の作業を久しぶりに
見ました。Hさんは生地を天板に並べるスピードが速く、
しかも並べられたクッキーはとてもきれいです。
沢山クッキーの注文がある時などには、いつもHさんに助けられています。
ただ、Hさんもだんだんと年齢を重ね高齢になってきているので、
あまり頼ってしまうのも悪いと思っています。
これからHさんには後輩を育てていってもらいたいです。
普段からクッキー焼きの作業に入っているHさん、彼の作業を久しぶりに
見ました。Hさんは生地を天板に並べるスピードが速く、
しかも並べられたクッキーはとてもきれいです。
沢山クッキーの注文がある時などには、いつもHさんに助けられています。
ただ、Hさんもだんだんと年齢を重ね高齢になってきているので、
あまり頼ってしまうのも悪いと思っています。
これからHさんには後輩を育てていってもらいたいです。
最近私が感じたこと・・・
最近私が感じていることは、利用者さんの今後の生活についてどうしていくか、です。
親御さんやご家族がいなくなった後の生活、住む場所などをどうするか?などについて
考えていかなければと思っています。
現在はグループホームやケアホームの数が少ないため、希望をしてもすぐに入居できず、
待機期間が長いのが現状です。
今のままでは希望者が増えてどんどん待機期間は延びてしまいます。
この問題を解決するために、入居施設(グループホームやケアホーム)を多く作る、
しかしそれだけで良いのかと考えてしまいます。
慣れていないところに急に入ることになって本人は大丈夫か?
など、新たな問題も出てきてしまいます。
そのためにも、普段から時々入所施設を利用して本人に慣れてもらうことも必要なのかも
しれません。
「利用者さんの今後の生活」と一言でいっても、
さまざまな問題が絡み合っているのだと思いました。
親御さんやご家族がいなくなった後の生活、住む場所などをどうするか?などについて
考えていかなければと思っています。
現在はグループホームやケアホームの数が少ないため、希望をしてもすぐに入居できず、
待機期間が長いのが現状です。
今のままでは希望者が増えてどんどん待機期間は延びてしまいます。
この問題を解決するために、入居施設(グループホームやケアホーム)を多く作る、
しかしそれだけで良いのかと考えてしまいます。
慣れていないところに急に入ることになって本人は大丈夫か?
など、新たな問題も出てきてしまいます。
そのためにも、普段から時々入所施設を利用して本人に慣れてもらうことも必要なのかも
しれません。
「利用者さんの今後の生活」と一言でいっても、
さまざまな問題が絡み合っているのだと思いました。
2011年12月21日
理事会
今年度も6月、10月に理事会が行われました。
私たちは理事の方々をお迎えする立場ですから正装(スーツ)着用です。
私たち職員は1年に何度かスーツを着ますが、着慣れないので肩がこります。
理事会が行われている間、職員は議事録を作るため、話の内容を書きとめていきます。
(私はパソコンがダメなので手書きで頑張っていますが、他の職員はパソコンで
サラサラとやっているんですよね・・・)
話の頃合いをみて、皆様にお茶を入れるのですが、それもタイミングがあるので、
オドオドしています。時間にして2時間ぐらいですが、とても長く感じるくらいに
緊張しています!!
よって、理事会が終わるとホッ!とする私です。
皆様、ゆめ工房のために本当にありがとうございます。
私たちは理事の方々をお迎えする立場ですから正装(スーツ)着用です。
私たち職員は1年に何度かスーツを着ますが、着慣れないので肩がこります。
理事会が行われている間、職員は議事録を作るため、話の内容を書きとめていきます。
(私はパソコンがダメなので手書きで頑張っていますが、他の職員はパソコンで
サラサラとやっているんですよね・・・)
話の頃合いをみて、皆様にお茶を入れるのですが、それもタイミングがあるので、
オドオドしています。時間にして2時間ぐらいですが、とても長く感じるくらいに
緊張しています!!
よって、理事会が終わるとホッ!とする私です。
皆様、ゆめ工房のために本当にありがとうございます。

